一見、普通のキャンピングカーにしか見えないこちらのクルマ。実は“かまくら”をテーマにしたコンセプトカーで、日本デザインセンターが手掛けた内装とトヨタ自動車が持つ「2.5Dプリント」の技術によって、かまくらが自由に動き出す面白さを表現している。動くかまくらということで「かまくるま」と名付けられており、今後「星野リゾート アルツ磐梯」にて、レンタルでの利用が可能となる。
トヨタ自動車の技術「2.5Dプリント」により、“かまくら”の表現が可能に!
「ジャパンキャンピングカーレンタルセンター」と星野リゾートアルツ磐梯では、昨シーズンより共同で「キャンピングカー×ゲレンデ車中泊プラン」を開発・販売。こちらで今冬に登場したのが、乗車しているだけで雪山で過ごしているような楽しさを味わうことができる「かまくるま」だ。
かまくるまは雪の再現にこだわった内装デザインとなっているのが特徴だが、それを可能にしたのが、トヨタ自動車による「2.5Dプリント」だ。さまざまなデザインや素材感、触感を繊細な凹凸で表現することができ、熱で膨張するシートに対して表面に温度勾配を与えることで、凹凸や高さを自在にコントロールする。
ソファはフルフラットで、ふかふかの雪の上にいるような感覚を再現。1953年創業の老舗寝具メーカー「エスカルゴマット」の技術により、体が沈み込みにくい高い反発力とソフトな寝心地が、体を癒してくれる。
親しみやすいロゴデザインは、内装デザインも担当している日本デザインセンターのデザイナー・池田寛美さんによるもの。池田さんはかまくるまについて「北海道で過ごした子供の頃、かまくらの中で感じた雪に包まれた温かく楽しい原体験が、今回デザインする上で重要な要素になりました」と語る。
「かまくるま」は「ジャパンキャンピングカーレンタルセンター」より、近日中にレンタルプランの予約スタートする予定だ。
レンタルキャンピングカープランの詳細(近日中公開)
https://www.alts.co.jp/features/campingcar/