こんにちは、子連れライター渡部郁子です。
4歳の息子を連れて、普段は山やフェスや温泉を巡っています。たまには遠くの温泉にも行ってみよう、と計画して、アメリカまで行ってきました。山と温泉をめぐるオレゴン州の旅、9日間。最後に、この旅の道中を記録し続けてくれた旅のお供をご紹介します!
■耐水性能で選びました
長めの海外旅行、しかもアウトドアの様子を撮影するとなると、多少濡れても壊れないカメラがどうしても必要だと思ったのです。なので、耐水性を一番に考えて選んだのが、こちらのカメラ。オリンパスの「TG-4 Tough」。
購入時は、強い雨に濡れることを想定していたのですが、実際にオレゴンに行ってみたら、ほとんど雨が降らないアメリカ中西部。耐水性は必要なかったかな、と思ったのもつかの間。温泉を巡るという今回の旅の目的もあり、アメリカでは温泉入浴に水着を着用するので日本と違って写真が撮りやすく、温泉やプールで大活躍しました。
ちなみに水深15mまでの防水性能だから、スキューバやカヤック、ラフティングなど、水を使ったどんなアウトドアアクティビティでも安心できる頼もしさです。
■衝撃にも強い
アウトドアでの撮影だから、丈夫なものがいいと思って耐衝撃も重視しました。無理な体勢でカメラを落とすこともあるだろうと想像していたのですが、案の定、旅の途中に何度か落としてヒヤッとする場面がありました。外側は多少傷つきましたが、カメラ自体は壊れることなく、本当にたすかりました。
■LAW画像が撮れるのです
私はあまりカメラに詳しくないので、LAWデータはそれほど普段使う機会がありませんが、せっかく風景の美しいところに行くのであればLAWで撮影しておくといいよ、とプロのカメラマンにアドバイスをいただいたので、LAWで撮影してきました。これでもしかしたら、星空もキレイに撮影できているのかもしれません。が、LAWの編集ソフトを持っていないので、どうやってLAWデータを確認するのか、これから考えます。
■実は、ほとんど自撮りです
今回の旅行の様子を写真に残すため、どうしても自撮りできるカメラが必要で、ウェアラブルカメラなどいろいろと見て回ったのですが、上記の特徴を超えるウェアラブルカメラはなかなか見当たりませんでした。スマホで自撮りも考えて、一応「自撮り棒」も用意したのですが、スマホこそ雨が心配だし、落としたら心配。万が一落として壊れたりして通信手段として使えなくなったら、それこそ帰国できる自信がありません。となると、自撮りできるカメラの準備が必須でした。
その点でも、「TG-4」は大活躍。アプリのインストールでスマホと連動して、スマホをリモコンがわりに使うことができるので、セルフタイマーよりも確実に、撮りたい場面を撮りたいタイミングで撮影することができます。このために、しっかり丈夫な三脚も購入。
さすがに乗馬のときは、三脚は危ないから置いて行け、と言われたのですが、どこかで使うタイミングがあるかもしれないと思って、担いだまま乗馬トレッキングへ。結局三脚を降ろすタイミングはなかったものの、代わりにカウボーイのRoanieくんが、いい写真を撮ってくれました。
いや、本当にすごく頼りになるカメラでした。たまに思い通りにピントが合わなくて困ることがありますが、水にも衝撃にもほこりにも低温にも強いという頼もしさは、アウトドアをフィールドにする私にとって、貴重な相棒です。
最近のカメラは、またどんどん進化してますね。一眼も、デジコンも、ウェアラブルも、動画用も、使用する目的に応じて、カメラを選ぶ楽しみが広がっています。ひとつカメラが増えると、表現できる可能性が広がって、旅がますます楽しくなりますよ。
渡部郁子(わたなべいくこ)
フリーアナウンサー/ライター
JFNラジオ「JOYFUL LIFE」(http://www.jfn.jp/RadioShows/joyful)パーソナリティほか、アウトドア、温泉、音楽をテーマに様々なメディアで情報を発信中。ライフワークのフジロック参加のため、子どもと楽しむアウトドアスタイルを模索中。www.watanabeikuko.jimdo.com/