りんごを使ったアウトドアでおすすめの簡単デザート
「キャラメリゼ」というとバターとグラニュー糖を使って作るレシピが一般的ですが、ここではココナッツオイルとメープルシロップを使ったヘルシーなキャラメリゼの作り方を紹介します。いろいろな食べ方で楽しめる「りんごと金柑のキャラメリゼ」、おすすめの食べ方も一緒に紹介します。
【金柑とりんごのキャラメリゼのレシピ】
【材料】スキレット8インチで作りやすい分量
- りんご 小1個
- 金柑 りんごの1~2割程度
- レモン 1/2個分
- メープルシロップ 大さじ1~
- 塩 少々
- ココナッツオイル 大さじ1
- ナッツ類(ここでは、アーモンド、くるみ、カシューナッツ、ココナッツファインを使用)適量
- シナモン(好みで)
- レーズン(好みで)
- ブラックペッパー(好みで)
<下準備>
・トッピングするナッツは事前に乾煎りします。
・金柑はきれいに洗い、半分または1/4にカットし種を取り除いておきます。
・レモンを絞り果汁にします。
・りんごをきれいに洗い、皮は剥かずにくし形に16等分にカットし、レモン果汁をまんべんなくかけ混ぜ合わせておきます。
<作り方>
(1)スキレットにココナッツオイル大さじ1を入れ火をつけます。
(2)ココナッツオイルがとけてスキレットが温まったら、くし形にカットしてレモン果汁でマリネしておいたりんごを並べて両面焼いていきます。
(3)ある程度、りんごに火が通ったら、種を取り除いた金柑を入れ焼いていきます。
金柑が温まってきたら残りのりんごも入れ、ざっと混ぜ合わせさらに焼いていきます。
(4)りんご、金柑にまんべんなく火が通ったら、塩とメープルシロップを入れ、りんごが崩れないようにやさしく混ぜ合わせ、りんごと金柑に焼き色がつくまで焼いていきます。
(5)好みの焼き色になったら火を止めて、乾煎りしておいたナッツ類、好みでレーズンやシナモンをトッピングすればできあがりです。
食べ方いろいろ「りんごと金柑のキャラメリゼ」
おすすめの食べ方
- クラッカーにのせて
- パンケーキのソースとして
- こんがり焼いたパンのジャム代わりに
- ヨーグルトやグラノーラにトッピングして
- ポリッジ(オートミール粥)に入れて
このほか、アップルパイのフィリングとして使うのもおすすめです。アウトドアなら、春巻きの皮に「りんごと金柑のキャラメリゼ」を適量のせ巻きます。巻いたものをスキレットやフライパンで揚げ焼きにすれば即席のアップルパイができちゃいます。
この時季のキャンプなどアウトドアなら、温かい飲み物と一緒に。室内で食べるなら、白ワインやアイスクリームなどにもよく合う大人も子供も楽しめる一品です。
りんごは「サン」がおすすめ!
りんごは、全体に色がまわっているものがよいとされていますが、近年、「葉つきりんご」や「サン〇〇」というりんごを見かけます。これは袋をかけずに栽培されたもので「サン」=太陽(sun)を浴びたりんごという意味。太陽をサンサンと浴びたりんごは鮮やかさはないものの、りんご本来のコクやおいしさがあります。有袋のりんごと比べて貯蔵性が低いため出回るのは3月頃までです。
「金柑」はいいアクセント
今、金柑がとてもおいしい時期を迎えています。風邪予防や咳、花粉症対策にも効果があるといわれている金柑。露地物が食べられるのも3月頃まで。キャラメリゼは、金柑のシロップ漬けなどでも作ることはできますが、今しか味わえないフレッシュな金柑、りんごで「りんごと金柑のキャラメリゼ」ぜひ、作ってみてください。