衛生的!まな板シート
まな板で食材を切るときに、色・におい移りが気になることはありませんか?
我が家では、色・におい移りがしたまな板は漂白剤につけて消毒します。しかし、筆者はものぐさな性格のため、その作業が非常に面倒だと感じています。つけ置きをする時間が必要ですし、塩素系の漂白剤はツンとしたにおいを我慢しなければなりません。
できるだけまな板を汚さずに使いたいと思っていたところ、セリアで「まな板シート」を見つけました。説明書きを見ると、まな板汚れの悩みを解決してくれそうです。
そこで今回はセリアのまな板シートについてレビューしていきます。まな板の汚れを少しでも防ぎたい!とお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
まな板シートとは
まな板シートについて紹介します。
まな板シートの材質はポリエチレンとポリプロピレンです。厚さは0.38mmあり、透かすと向こう側がぼんやりと見えます。エンボス加工が施されているので、手触りはザラザラとしています。
食品用のポリエチレンラップのように、ロール状で巻かれていますが、カッターはついていません。
まな板シートの使い方
まな板シートは幅24cm×長さ120cmです。ミシン目はついていないので、まな板の大きさや食材のサイズに合わせて、ハサミ等でカットしましょう。
カットしたシートをまな板の上に乗せたら、凹凸のある面を上にして、食材を乗せて包丁を使って切ります。
まな板シートの特長
まな板シートには、次のような特長があります。
1.まな板を衛生的に使える
まな板シートは、まな板を衛生的に使えます。食材とまな板の間にまな板シートが入ることで、汚れやにおい移りを防げるからです。
食材とまな板が直接触れないため、まな板を衛生的に使えます。
まな板で肉類や魚類を切ると、気になるのがにおい移りです。そこで、豚肉を直接まな板に乗せて切ったときと、まな板シートを乗せて切ったあとのにおいをチェックしてみました。
個人的な感想ですが、においのつき方が違うと感じました。まな板シートを使って切った場合は、まな板に臭みがほとんどついていません。まな板に直接乗せて切った場合は、生臭いにおいが感じられました。
肉の汚れはまな板シートにつくので、まな板はキレイなままです。
ただし、切りにくい包丁で食材を切ると、包丁を持つ手に力が入りやすくなります。食材を強く切りつけると、シートも一緒に破れてしまうので、注意が必要です。
切るときは強く抑えすぎず、包丁を滑らせるようにして食材をカットしてください。
2.食材を簡単に移動させられる
まな板シートの上で切った食材は、移動が簡単にできます。
特に便利だと感じたのは、みじん切りをしたときです。一つひとつが細かいみじん切りは、ポロポロするので全てを集めるのが大変。
まな板シートの上でみじん切りをすれば、写真のように流し入れるだけです。取り残しも少なくなりますし、シートは柔軟に曲げられるため、食材が集めやすくなります。
3.使い捨てができる
まな板シートは使い捨てできるので、洗う必要がありません。シートの下にあるまな板を、食器用洗剤で洗えばOKです。
説明書には「軽い汚れなら、食器用洗剤などで洗って再利用もできる」と書かれています。無駄なく使うコツは、野菜類を切ってから、肉類などの汚れがつきやすい食材を切ることです。野菜→肉・魚類の順で切れば、まな板シートが無駄なく使えますよ。
4.火の近くに置かないよう注意
まな板シートの耐熱温度は80度Cです。火気の側に置くとシートが溶ける恐れがあるので、注意しましょう。また、まな板シートの上に、熱したフライパンや鍋などを乗せるのもNGです。
キャンプや日常生活の料理に!
セリアのまな板シートについて紹介しました。100均やホームセンターから、さまざまな「まな板シート」が販売されています。セリアのまな板シートは、自分で使う大きさを決められるのが大きな特長です。
小さな食材をカットするときや、まな板が小さい場合は、今回紹介したセリアのまな板シートが重宝します。キャンプに持っていく場合は、キッチンバサミを一緒に持っていくと便利です。
まな板シートはキャンプだけでなく、日常生活や災害時にも活躍してくれます。100均へ行った際には、ぜひチェックしてみてくださいね。