気象状況は曇天で肌寒く、時折風で炎が流されました。高山の山頂に似ているなと思います。
使用設定状況は、チタン製シェラカップに200㏄の水を入れた状態で比較しました。
左はビール缶、高さ 4 ㎝、重さ23g、燃焼穴23 個、内壁穴3個、最大燃料量80 ㏄、
沸騰時間5分40秒、使用燃料量35 ㏄程度
右はボトル缶コーヒー、高さ5㎝、重さ40g、燃焼穴15個、内壁穴3個、最大燃料量100 ㏄
沸騰時間7分30秒、使用燃料量32 ㏄程度
アルストはガスバーナーと違い、炎が噴き出す勢いが弱く周囲の状況に影響を受けやすい。
強い横風を受けると炎が横に大きく流される。その影響で燃焼時間が長くなる。ということは、使用燃料量も増えることになるようだ。
アルストを使用するうえで最重要は燃料使用量だと思います。どれだけ燃焼効率を上げるかを工夫すること意識したいです。
現在、エバーニューの組立式五徳を使っていますが本体との間隔が少し広いので少し削ってみようと思っています。風防や五徳もアルストに合ったものを作ってみたいとアイデアを練っています。
日帰り登山でなら、アルストは軽量で楽しめます。
次回作るなら、高さ4.5㎝、燃焼穴20個、内部にナイロンたわしを入れて左の方式で作りたいと思っています。
蓋をした状態で、沸騰時間は7分50秒で燃料使用量は45㏄程度でした。
燃料の使用量が少ないように思われますが、蓋をしたことや容器形状などが影響していると思います。検証途中、風で炎が流れてもクッカーに炎が当たっていました。
※こちらの記事は過去の読者投稿によるものです。
秀岳さん