土曜日の昼下がり、突然の母親からのメール。うん、唐突過ぎて意味わからないな。まずトウガラシって花が咲くものなのか?送られてきた写メ(古語)に白い花が写っているけど…。ここで「だから何?」と返信するのも親不孝。トウガラシをご拝見しに実家に寄ってみる。
む、色が抜けたトウガラシの実の下に白い花がポツポツついている。1cmほどの小さい白い花弁がトウガラシの茎から生えている。へぇ、トウガラシって花が咲くんですね。つぼみがたくさんついているから、1,2週間後には満開になるかもしれない。今年は見られなかった満開の桜が、満開のトウガラシの花見になりそうです。
ところで、このトウガラシは母親が神楽坂で買ってきた「内藤とうがらし」という品種だそうで。かつて江戸時代、内藤新宿と呼ばれた新宿界隈で栽培され、そばの薬味として人気の伝統野菜だった。しかし、市街化と鷹の爪の登場で新宿からは消えてしまう。その内藤とうがらしを市民グループのプロジェクトにより現代に復活させたというストーリーがありました。
その話を聞いたところで、では花が咲いた次は実を収穫して、江戸っ子が食べていたそばの味を試してみたいと思いました。
さて最後にアウトドア要素とは?う~む、母親のプランター群が俺のチャリンコ倉庫に所狭しと置かれていることくらいですね。苦しい。
トウガラシの実はすっかり色が抜けている。
※こちらの記事は過去の読者投稿によるものです。
ホースケさん
サイクリング、登山、散歩、スノーボード。
毎週末はたいていどっか行ってる独身男性三十代。いろいろヤバい。
日本の滝百選を制覇したことだけが自慢。