キャンプのきっかけは小学生低学年から始めたボーイスカウト。
カブスカウトで小学生の高学年になった頃に、今は亡き父親が買ってくれたエバニュースポーツナイフNo12。
中学生になってからはプライベートでもキャンプに行くようになり、これ一本で木を削ったり、料理をしたり、時には藪こぎや、夜営地の草刈りもしていました。
大学生になって家から離れたせいもあり、暫くキャンプから離れていたことこともあったのですが、30歳になる頃には子供もできて、今度は子供を連れてキャンプを始めようと思い、実家に置き去りだったキャンプギアを探して見たら、殆どの物は無くなっていましたが、このナイフは父が油紙に繰るんで大切に保管してくれていました。
それから20年以上経って、手にしてから40年以上前の物ですが、ブッシュクラフト、フェザースティック、時には川魚を裁いたりと、今でも現役で使ってます。
オピネルなど、他にもいくつかの小型ナイフを持っていますが、長年使ったこのナイフがやっぱりしっくり来て、他のナイフは持っていかなくとも、このナイフは私のキャンプには欠かせない存在。
そして何よりも、子供の頃からキャンプに送り出してくれた父に感謝し、いつかキャンプから引退する日が来るまで、手入れをしながら大切に使って行こうと思ってます。
縫っている糸が切れて来たので、レザークラフト用の糸で補修したり、傷んだ部分を補強をしていますが、オリジナルのまま。
※こちらの記事は過去の読者投稿によるものです。
kazuさん