冬に温泉に浸かりながらキャンプが出来たら最高ですよね?
そんなわけで、ソロキャンプでも荷物が嵩張らず軽量で
コンパクトな足湯が楽しめる道具を考えました!
銅菅やフレキシブルパイプを使った
湯沸かし器はSNSで見かけますが、
ある程度のDYIスキルも必要になりますし、
どうしても大きくなりがちで嵩張るので、
荷物を少なくしたいソロキャンパーには不向きで
導入するにはハードルが高い…。
そこで思いついたのが水冷PCに使われている熱交換器。
焚き火に投入可能な水冷ブロックを使ったシステムを
ご紹介します。
(1)熱交換器
(2)熱源
(3)ウォーターポンプ&チューブ
(4)バケツ等(浴槽)
基本的には以上です。
✳︎水場から遠い場所では
ポリタンクを持って行くと便利です。
熱交換器はPCの水冷システムに使われる
水冷ブロックは20cmの物を使用。
ウォーターポンプは釣りに使われているもので
三脚を付けるネジと背面にフックもついています。
水中ポンプなども使えますが流量が少なそうな
こちらのウォーターポンプの方が熱を拾いやすそう。
ホースは熱に強くて柔らかいシリコンチューブ。
接続する器具の外径が6mm、8mm、9mmと
バラバラだったので間を取って7mmのチューブを使用。
バケツのサイズは
約28.5(長さ)×28.5(幅)×16.5(高さ)cm。
容量13ℓの折りたたみタイプ。
私の足のサイズが26cmなので
大きすぎず小さすぎずのサイズ感で、
折り畳みができてコンパクトになる安いものを
選びました。
ポリタンクの水温は23.2度C。
それでは過熱していきましょう!
過熱してから3分ほどで31.9度Cまで
水温が上がりました
ここで注意したいのは、焚き火の炎は
風の影響を受けやすい上に、
広範囲に広がってチューブを溶かしてしまうので、
水冷ブロックは炎にあてるのではなく下に置いて、
チューブを焚き火台の外側へ出し、
炎等の熱源に触れないようにして下さい。
炭火を使うと炎も出ませんし、長時間燃焼するので
おすすめです。
ポイントは熱源で熱交換器を包むようにする事。
そうする事で効率よく熱交換がされやすくなります
✳︎焚き火に投入する際は必ずポンプを稼動してから火に入れてください。
水が循環していないと、加熱し過ぎてチューブが溶けてしまう可能性があります。
バケツに変えて水を循環させていけば足湯の完成です!
熱交換器の種類、熱源、
気温や水温によりお湯になるまでの時間は変わってきますが、
時間さえかければお湯にすることは可能です。
今回は水冷ブロックと焚き火を使って、
約25分程で足湯に適温とされる38度Cまで沸かす事が出来ました。
お好みで浴槽をヒノキなどの木製にしてみたり、
足湯専用のバケツにするのもいいかもしれませんし
手持ちのギアボックス等で代用すれば
荷物も減らせます。
DIYいらずで、誰でも簡単に湯沸しができるので
みなさんもキャンプで足湯は如何ですか?
※こちらの記事は過去の読者投稿によるものです。
jeanlucさん