キャンプ始めて、わりとすぐに興味本位で買った二次燃焼ストーブなんですが、基本強火オンリーなので調理にはチト使いづらい。おまけに、しっかり燃やそうと思うとマキは小さく割って短くしてとか、下にある燃料に上から火をつけるから点火が難しかったりで、面倒くさくなってハイお蔵入り。
ところが最近、直火とかで使う ゴツい鉄製のフライパンゴトク兼ランタンハンガーみたいなやつを見て、(カッコイイからちょっと欲しいんですが、重くて大きそうなので、やや躊躇)これみたいな感じでコンパクトなやつがあれば、二次燃焼ストーブでも遠火が出来て、調理向けにならないかな〜と思い、高さ調整式ゴトクみたいなのを作ってみました。
写真見れば、遠火になってるのが分かりますよね。構造も察しがつきますね。作ってみたら、コレが調理にバッチリだったんです(はあ?火加減とかならガスコンロ使ったら一発やん)。
グラグラするのを防止するためにL字金具を取り付けました。その下に見える輪っかは16mmのドリル用ストッパーで、これを上下させることで高さ調整が出来ます。ストッパーの固定用の小さなイモネジも見えます。とりあえず、パラコードでグラグラ補強してありますが、この辺りはもう少しスマートに改良したいです。工作好きの方なら、なーんだレベルですね。
約1分で写真の感じ、二次燃焼がガンガン始まるまで5分くらいかかるので、適当に火加減イケそうなら調理開始です。二次燃焼ストーブは火力が落ちたのに気づいてから燃料を追加しても、なかなかうまくいきません。大抵は消えちゃって、モクモクとすごい白煙を噴きあげます。火吹き棒で思いっきり吹くとラッキーな場合は再着火しますが…、あまり嬉しくないので、燃やしきれる燃料投入がコツかなと思います(えー、なんか面倒くさそうやん)。
ガンガン燃えてる時に早めに燃料追加すればガンガン燃え続けますね。
横にちょっとしたトングやヘラも置けるので使い勝手も良しです。
今まで出来なかった調理用に二次燃焼ストーブが活躍出来るようになりました。ところで、使ってるスキレットは、以前投稿した450gのコーナンアルミスキレット改です。とても軽量なので、こんな華奢でオーバーハングの長いゴトクでも使えているのだと思います。鉄スキレットの重いやつはおそらくダメかもしれません。
小さく割ったマキを傍に用意して、火力ブーストUPもOKです。うーん、この火加減が欲しかったんよ!(おっ、チャーハン? オヤジキャンプメシやん)
持って行ったペレットは1kg程で6回の調理やコーヒーのお湯などに使ってピタリでした。ペレットは持ち運びも楽勝で、バイクでマキまで運んでた今までが嘘みたい。自作ゴトクは薄くて軽いので、バイクソロキャンにはピタリです。
夜は落ち着いて綺麗な二次燃焼を見ながらまったりです。二次燃焼ストーブは燃え残りもほとんど出ないので撤収も楽ですね(一軍復帰や〜ん)。
※こちらの記事は過去の読者投稿によるものです。
mabiさん
50歳頃からハーレー仲間とグルキャンを始め、その後ソロキャンに転向して7年目、還暦越えのバイカージジイです。荷物満載のハーレーで、最近は近場のキャンプ場メインに出撃を繰り返しています。バイクだけどお気に入りの雰囲気は我慢しないキャンプスタイルを目指しています。