ピーナッツ畑で実りある収穫を願って、みんなで種まき!「野積祭2022春」が5月7日開催
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    2022.03.03

    ピーナッツ畑で実りある収穫を願って、みんなで種まき!「野積祭2022春」が5月7日開催

    ピーナッツといえば、ローストされたタイプや殻つきのもの、さらにピーナッツバターなど、どんな形で食べてもおいしいだけでなく、タンパク質や炭水化物、ビタミンやミネラルなどもバランスよく含んだヘルシーな食品です。おやつやお酒のお供にもピッタリで、子どもから大人まで多くの人に好まれています。そんなピーナッツの国産の約8割が千葉県産。ただ、年々生産者の数が減り、収穫量も不安定に。すばらしい千葉県の産業を終わらせたくないと立ち上がったのが、ピーナッツブランド「Bocchi(ぼっち)」です。おいしく、安全なピーナッツを栽培するのはもちろん、栽培に誇りを持てるきっかけとなるイベントや商品開発を行なっています。そんなイベントのひとつが「野積祭2022春」。現在、参加申し込み受付け中の野積祭とは、どんなイベントなのか伺いました。

    ピーナッツ(落花生)の新しいカタチを作る「Bocchi」とは

    国産のピーナッツの8割が千葉県産。

    畑からテーブルまで。千葉の落花生産業を未来へとつなげていこうと2015年スタートしたのが「Bocchi(ぼっち)」です。九十九里浜の陽ざしと潮風、砂交じりのミネラル豊富で肥沃な土壌を活かし、農薬や化学肥料を使わず、有機資材の力で落花生の栽培を行なっています。農地は、借地以外に耕作放棄地を購入して開拓したそう。自ら農地の開拓を行なうことで、栽培ノウハウが蓄積でき、土地によって適した種子の保存が可能になるとのこと。それらのノウハウは、新規就農者や既存の農家さんたちの落花生栽培支援にも役立てることを目指しているそうです。

    また、Bocchiの商品は、自社圃場で農薬や化学肥料に頼らずに育てたピーナッツと、千葉県内の契約農家さんが丹精込めて栽培したピーナッツを素材として本来の味を引き出すため、熟練職人さんたちの手で丁寧に加工されています。さらに食品添加物は極力使用せず、おいしさと同時に、安心できることも意識して作られています。筆者は、「畑で採れたピーナッツペースト」の3種類(砂糖不使用/加糖・つぶなし/加糖・つぶ入り)を食べ比べしてみました。いつも食べていたピーナッツペーストとは別物と言いたくなるくらい、ピーナッツの香りが豊かで、砂糖不使用でもピーナッツ本来の甘さが感じられました。ペーストのほか、「からつきゆで落花生」もラインナップされています。ローストされているタイプが多いので、これは珍しいですね。

    ユーザーのみなさんとの交流イベント「野積祭」

    参加者みんなで種まき。

    Bocchiが、畑をスタートして8年目。はじめの5年間は、畑のご近所のご家族や、Bocchiを使用しているシェフの方々と共に、ピーナッツの種まき体験や畑での食事を楽しんでいたそうです。

    「都内のベーカリーシェフたちから支持はいただいていましたが、Bocchiの取り組みを身近な人たちに知ってもらうために、ご近所のかたたちをお誘いし、種まきを始めたのが野積祭のスタートです。1時間ほどの種まきですが、うっすらと汗ばむ5月の陽気と、心地よい浜風が疲れを飛ばしてくれ、九十九里の温暖な自然に癒されましたと、参加者のみなさんからのお声をいただきました」(Bocchi:加瀬宏行さん)

    ほかにも、自然と触れあっている子どもたちの普段とは違う表情が見られてよかった、スタッフのみなさんが炊きだしてくれたカラダにやさしいご飯とピーナッツのスイーツがおいしすぎて心身ともに癒されたなど、とても好評だったそう。そこで、さらにオープンにして、一般のみなさんにも楽しんでもらいたいと、現在参加者を募集しているのです。

    ピーナッツを使った特別スイーツも。

    「野積祭2022春」の参加募集人数は、大人の代表者30人とその友人や家族です。ピーナッツの種まきを体験し、Bocchiならではのおいしいお昼ご飯をいただきます。さらに、ピーナッツのスイーツも。ピーナッツのペーストのおいしさを知っていると、よりスイーツへの期待感が高まります。さらに、子どもたちには、お楽しみの宝探しもあるそうです。もちろん、Bocchi商品の即売会もあり、お買い得商品も登場します。

    大人も思わず熱くなる紙飛行機チャレンジ。

    さらに、ユニークなのが紙飛行機チャレンジ。遠くに飛ばせるかどうか、子どもたちだけでなく、大人も真剣になって、かなり盛り上がるそうですよ。すてきな景品もあるそうなので、これは夢中になりそう。

    おうちでゆでる からつきゆで落花生キットが8月中旬に届きます。

    種まきを体験した後にピーナッツを使った食事やスイーツを食べることで、最高の食育の時間になったと参加者からの声もあるこのイベント。

    「現在は関東近郊の参加者が中心だそうですが、今後全国からご参加いただくことで、スタッフや地域のみなさんに自分たちの食文化に誇りをもっていただければ。そしてファンのみなさんがつながることによって、Bocchi独自のファンコミュニティが生まれるようなことも行なっていきたいと考えています」(Bocchi:加瀬さん)

    参加申し込みの代表の方のみ料金が違うのですが、これは「おうちでゆでる からつきゆで落花生キット」が、収穫後の8月中旬ごろ指定の住所に送っていただけるからです。届いたときに、参加したメンバーでピーナッツを食べながら、野積祭の思い出話に花を咲かせるのもよさそうです。

    野積祭2022春
    日時:202257日(土)10:00集合 10:30スタート(15:00終了予定)
    ※前日が雨の場合及び雨天時、中止。中止の場合、当日朝6:00連絡あり。小雨決行
    集合場所:畑隣接 駐車場 千葉県旭市仁玉623-1
    参加人数:30人まで(代表)
    参加費:代表大人 5800円「おうちでゆでる からつきゆで落花生キット2022ver.」送料込み/追加:大人 2000/小中学生 1000/未就学児 無料
    服装・持ち物:畑作業のできる服装・帽子・長ズボン・長ぐつ・タオル・飲み物(必ず各自持参)・お箸・お皿・お椀(資源削減のためできれば持参)・休憩用ビニールシート(念のため)

    Bocchi
    https://bocchi-peanut.jp/

     

    私が書きました!
    ロハスジャーナリスト。フリーアナウンサー。
    林ゆり
    関西を中心にテレビ、ラジオ、舞台などで活動後、東京に拠点を移し、執筆も始める。幼いころからオーガニックに囲まれて育ち、MYLOHASに創刊から携わる。LOHASを実践しながら、食べ物、コスメ、ファッションなど、地球にやさしく、私たちにもやさしいものについてWeb媒体やブログで発信中。

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