変速ギアもなく折り畳めるのはハンドルだけの割りきった意匠、軽量アルミ素材で持ち手が付いたフレームデザインなど全体のまとまりは、とても三万円で買えるとは思えない出来の良さが気に入ってます。長距離移動とかスピード感とは無縁ですが踏み出しの軽さ、歩道橋の昇り降りも片手で持って簡単にできる車体サイズはそのままでも軽自動車のリアシート足元スペースに載せられます。
アウトランクといっしょに買った専用の輪行バッグのしっかりした作りは移動時や保管用には安心ですが、軽くて便利な自転車なのに難点は輪行時にはかさ張る大きな収納袋を入れるバッグが別に必要になることです。移動に公共交通機関を利用するような使い方をするならサイズが合うロードバイク用の軽くて小さくなるナイロン地のキャリーバッグを探し、そちらを選ぶのも選択肢の一つですね。
写真だと小さく見えますがキャリングケースとして使わない時の、この状態が意外に重くて大きな荷物になります。電車やバスを乗り継ぐ移動ではこの収納袋が入るサイズの グレゴリー、マムート や カリマーのショルダー、カンケンリュック を使っていますが、あのグレゴリーのテールメイト S ( 8L ) でもいっぱいになり、レギュラーサイズのカンケンリュックでも容量の半分くらいはこの収納袋です。
朝から一日、電車やバスで移動して少し買い物もするようなら最低でもこの程度のバッグ容量 ( カンケンリュック 16L ) は必要ですね。
街乗りでサイクルバッグ代わりに使っているカリマーのショルダーはアウトランクの収納袋以外にもペットボトルと雑誌くらいは入ります。
モーターバイクツーリングでは容量 8L は余裕なのですが、アウトランクで使うとグレゴリーはパンパンになり、容量可変のマムートでもほんの少し他のものが入るだけで、ほとんど収納袋専用バッグになってしまいます。
すこし大袈裟になりますが、ふだんスーパーの買い物でトートバッグ代わりに使っているマーモットなら、重くてかさ張る専用輪行バッグも折り畳まないでそのまま放り込めるし、帰りに荷物が増えて入らなくなった時は収納袋をマーモットの一番上に載せて背負えるので取り扱いはいちばん楽なんですけど … 、
… 見た目が日帰り登山のザックくらいのボリューム感になりますね。
そのまま軽自動車のリアシートに載せられる小さな車体サイズは自宅での保管にも便利で、軽いので壁に掛けてエクステリア、インテリアの一部にもなるアメリカンな収納方法も楽しめると思います。
車は二人乗りになりますが遠出したあと、片付けるのが面倒な時はこのままカーポートで車内保管します。
なぜか妙に似合う (*^^*)♪… 丸くて黄色い National … これって物置の棚にあった数十年前のナショナル ( 松下電器産業 ) 製の豆電球のヘッドランプです。ナイロンベルトで固定した本体をライト代わりにリユースして遊んでいますが、たぶん誰も気がつかないでしょうね。
ふつうの自転車とは少し勝手が違う小径タイヤなりの乗り方や扱い方に慣れれば電車で移動しても、キャンプ場でも快適で楽しいアウトドアアイテムの一つになりますよ。