【ニワカ発言は時代錯誤!?】誰でも最初はキャンプ初心者です![読者投稿記事]
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    2021.02.24

    【ニワカ発言は時代錯誤!?】誰でも最初はキャンプ初心者です![読者投稿記事]

    現在、巷では「キャンプブーム」と言われ、2020年末の流行語大賞には「ソロキャンプ」がノミネートされるなど、ブームの波はとどまることを知りません。

    そんな中、心無い人の悲しい言動が目につくことがあります。
    今も昔もマナーの悪い人の割合はそう変わっていません。
    そのため、キャンプブームでキャンプ人口が増えると、マナーが悪い人の数も増えるというのは残念ながら事実としてあると思います。

    ただ、キャンパーでありながら、それを自分でどうにかしようと行動するのではなく、一部SNSなどでキャンプ初心者の方を「ニワカ」と呼んで揶揄し、
    「マナーが悪いのはニワカが増えたからだ」と決めつける風潮があります。

    当然、初心者なので、知らずにマナー違反してしまうことや、失敗してしまうことは多少あるでしょう。
    それは学ぶ気がなくてやったことではなく、人なら誰でもある失敗です。ベテランを自称する方々も最初は誰でも初心者であった訳です。ノーミスで生きてこられた人はこの世に存在しません。
    また、ベテランを自称する方の中にも、一部では古い考えを固持している人が見受けられ、焚き火後の炭ゴミを埋めて帰るなど、重大な違反をしたり、それを推奨している人すらいます。

    つまり、マナーが悪いのは、純粋にマナーが悪い人だけが悪い訳で、初心者全体が悪いわけでもベテラン全員が悪いわけでもありません。

    日本単独野営協会では、キャンプブームはデメリットよりもメリットの方が圧倒的に多いと考えています。
    キャンプブームにより、キャンプ道具を販売するメーカーは潤い、それによって開発費も捻出できているため、日々良いものが開発され、安価に、手軽に手に入れられるようになっています。
    そして、キャンプブームだと、キャンプ道具にニーズがしっかりあるので、ネット通販や、小売店でもキャンプ道具やキャンプに使う消耗品などを多数取り揃えるようになり、結果いつでもどこでも必要なものを手に入れることができるようになっています。

    また、テレビやインターネット、新聞、雑誌などのメディアでも連日キャンプの話題が掲載され、簡単に情報も入手出来るようになっています。
    もはや、キャンパーでありながらこの恩恵を全く受けていない人はいないと言っても過言ではないと思います。

    これらは誰もが普通に考えればわかるような簡単な社会や経済の仕組みです。
    ベテランを自称する人だけでこの経済を支えることはできず、一部の人が「ニワカ」と揶揄している人が少なからずこの社会の仕組みに貢献してくれているからこそ成立しています。
    「ニワカ」と揶揄されている人が作り出した恩恵を、揶揄している側も受けているという滑稽な状況があります。

    そして、それだけではなく、キャンプブームについて、ベテランを自称する一部の人から、ネガティブな意見もうかがえます。
    それは「キャンプブームでニワカが増えて、キャンプ場や野営地が混むから、早くブームが終わってほしい」というものです。

    前記した事を踏まえると、キャンプブームが終わると、新しいキャンプ道具の開発も滞り、キャンプの市場規模自体が縮小するため、ネット通販でも販売店でも極端にキャンプ道具や消耗品の取り扱いが減ってしまいます。
    インターネットや雑誌でも、ニーズのない記事は淘汰され、情報も手に入りづらくなります。
    実際そういう状況になった時、あれほどキャンプブームが終われと願っていた人たちも、それはそれで不満に思うことでしょう。

    では一体どうしたら良いのでしょうか。

    ベテランを自称する人は、今一度自らのスキルを磨くことが必要だと考えています。スキル不足のままだから、わざわざ混んでいるキャンプ場に行かなければならず、
    余裕がなく、世の中を俯瞰で見ることができないためキャンプブームの恩恵を受けていることにすら気が付かないのです。
    スキルが上がれば、自ら野営地を探して使用許可を取り付けることもできるようになりますし、普通の人があまり行かないような場所でも静かに快適に過ごすことができるようになります。
    ベテランを自称する人のスキルが上がれば、初心者の方を鬱陶しく思うこともなくなります。そうなった時に、はじめてベテランを自称している人が本物のベテランになるものと考えています。

    日本単独野営協会の理念は「ソロキャンプの健全な普及」です。
    健全であるためには、物事を偏った目で見るのではなく、純粋に捉えて、自ら率先して行動していく必要があります。
    また、普及を目指すためには、キャンプブームを終わらせなことは勿論、更に盛り上げ、キャンプに関わる業界全てに潤いを与えていく必要があります。

    現在日本単独野営協会の会員は全国に13,000人以上が所属して清掃活動を中心とした野営地の保全活動しています。
    これから当面の間、会員数10万人を目指していきます。

    キャンプブームでのキャンプ人口増加に比例してキャプマナーが悪い人が増えるのが現状なのであれば、日本単独野営協会はキャンプマナーの高い会員の数を増やし、キャンプ人口が増えれば増えるほど、全体的なマナーが向上するという反比例のサイクルを作っていきます。
    そして、圧倒的多数派の立場をとることで、キャンプマナーの悪い人を注意したり、教育したりするのではなく、その必要が無いほど、マナー違反などすることができない世の中に変えていきます。

    和製英語で「ビッグマウス」という言葉がありますが、時々我々も「できもしないのに大口を叩いている」と勘違いされることがあります。
    ただ、私が1人で日本単独野営協会を始めた頃は、私以外、誰もが計画通りに賛同者を集めて活動することなどできると思っていませんでした。

    そのため、最初は沢山の人に「出来るわけがない」と心無い言葉をかけられましたが、実際は今、13,000人を超える賛同者が集まり、心を一つに活動をすることができています。
    また、清掃活動を中心とした野営地の保全活動により、日本単独野営協会が本拠地としている野営地は見違えるほど綺麗に整備され、近隣住民や企業の方、地元議員の方、役場の方などにご評価頂き、大きなご協力を頂いて活動が続けられているという実績もあります。
    現在は、神奈川にある本部だけではなく、大阪支部、山口支部も設置し、徐々に全国規模での活動の準備段階に入っています。

    今まで日本単独野営協会と同じ考えで同じ活動をしてきた人はいません。
    我々より前に、同じ考えで同じ活動をしている先人がいたとしたら、とっくに全国のキャンプ地は綺麗に保たれ、閉鎖などという事態は発生していないからです。
    今までやってきたやり方では、今までと同じ結果しか生みません。

    日本単独野営協会は今までにない、全く新しい考え方で活動をしています。
    活動と言っても、ただ闇雲に頑張っているわけではありません。理事会で綿密に計画を立てて、計画通りに進めて来ました。

    今まで誰もやったことがない事を実践し、そして実績がある以上、その事実は誰も否定することはできません。

    これからも、「ソロキャンプの健全な普及」の理念のもと、誰もがいつまでも綺麗で安全な野営地で、偏見や抵抗なく、ソロキャンプを楽しむことができるよう粛々と活動を続けてまいります。

    ※こちらの記事は過去の読者投稿によるものです。

    日本単独野営協会さん

    日本単独野営協会はソロキャンプの健全な普及を目的として設立されました。
    ソロキャンプに興味があれば、経験の有無に関わらずどなたでも入会できます。
    入会金、年会費、月謝等、一切かかりませんのでお気軽にご入会ください。
    <日本単独野営協会公式サイト>
    https://tandokuyaei.com/
    <会員登録はコチラ>
    https://tandokuyaei.com/?page_id=490

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