当時の山靴の最新型は耳が付いていて、これが恰好良いと思った。用途は今もって分からない。その後耳を取って作り直した人も居たが、私はそのまま履いていた。
日本アルプス南中北、日本三千メートル峰全山走破。日本百名山など縦走登山にのめりこんだ。そして靴底も二度張り替えた。
片方で1.4キログラムもある重い靴で40年くらい歩いただろうか。
ここ20年くらいはこの重い靴も出番が無くなり、今は軽い靴で年相応の手ごろな山を小屋泊りで歩いている。
久しぶりに古靴の手入れをし、磨いてみたらまだまだしっかりとしていて、昔仲間と行った、縦走登山が思い出されとても懐かしかった。
※こちらの記事は過去の読者投稿によるものです。
山遥さん