3月までが旬!博多湾が誇る絶品名物「唐泊恵比寿牡蠣」を食べにいこう
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • アウトドアショップ・自然派の店

    2022.03.01

    3月までが旬!博多湾が誇る絶品名物「唐泊恵比寿牡蠣」を食べにいこう

    復活した漁協直売所

    「唐泊(からとまり)漁協ストアー」は、福岡市西区宮浦の唐泊漁港から歩いて2分ほどのところにある、牡蠣や農産物などを扱う直売所だ。

    以前は別のオーナーが運営していたが、お店を閉めて2年間休業となっていた。

    昨年10月、就労継続支援A型事業所と野菜の直売所を運営するフロンティア・アドバンス(福岡県糸島市飯原)が、漁協からの運営委託を受けて、「ファームパーク伊都国即売会出張所」(就労継続支援A型事業所)として営業を再開した。

     

    再オープン当初は、ストアーの一角の小さなスペースで「唐泊恵比寿牡蠣」のみを販売していた。

    ストアーの再開を喜ぶ地元の人たちが足を運んでくれるようになり、地元の人たちからの要望を受けて、次第に野菜、果物、弁当、調味料、菓子類など、商品の拡充が行なわれていった。

    毎日お店に並ぶ野菜や果物の種類は決まっていない。

    フロンティアアドバンス本社の近隣農家が栽培した旬の野菜や果物、また、業者の方が持ってきてくれる近隣県の野菜や果物が並んでいる。

    毎日、どんな商品が入っているかを楽しみに足を運んでくれるお客さんもいる。

    地元の方からの要望もあり、今では様々な商品がお店に並んでいる。

    近隣にスーパーなどのお店がない宮浦地区では、この唐泊漁協ストアーが、身近なコンビニエンスストアのような役割を果たしている。

    「唐泊漁協ストアー」の諸熊さん(左)と吉澤さん(右)。

    昔の八百屋さんみたいな「地域と人とをつなぐ場所」

    ストアーに立つ諸熊さんにとって、近所の方と挨拶や言葉を交わすことが日課となっている。

    お話を伺った日も諸熊さんは、牡蠣を買いに来た近所の常連さんのお宅まで、牡蠣を運んでいるところだった。

    その日お店に並んでいた”小ぶりの大根”について、大きさや味、育て方について、諸熊さんとお客さんが楽しく語り合っていた。

    お店を訪れるお客さんは、商品を買うだけではなく、ストアーで働く方との会話も楽しんでいるように感じた。

    ストアーで購入した牡蠣をキャンプで炭火焼きして食べる。

    私も「唐泊VILLAGE」でのキャンプの際にはこちらのストアーに寄らせていただくが、その日、お店に並ぶ食材からオススメのものを聞いて、キャンプ飯に追加することが楽しみの一つになっている。

    農家の方や近所の方がお店に置いてくれるという”南天の枝”や”橙(だいだい)の実”もサービスでいただいたことがある。

    今日も何かないかなと、近くに行くとついつい立ち寄ってしまう、そんなお店だ。

    きれいな海の砂地が育む絶品牡蠣

    唐泊で獲れる特産の「唐泊恵比寿牡蠣」について、諸熊さんと吉澤さんにお話を伺った。

    泥ではなく砂地で育てられる唐泊恵比寿牡蠣は、藻が付きにくく臭みがない。

    濃厚だけどあっさりしていて食べやすい。糸島の牡蠣ともまた味が違うという。

    牡蠣の海臭さが苦手という方も、この牡蠣なら食べられるという人がいる。

    東京銀座のオイスターバーからも注文が来るという唐泊恵比寿牡蠣、機会があったらぜひ一度味わってみて欲しい。

    毎日、漁協のトラックで牡蠣を運んできてくれる。

    「唐泊恵比寿牡蠣」。お店で購入する場合は1kg1200円(写真の1ケースが1kg)。

    唐泊恵比寿牡蠣は、唐泊漁協ストアーでの購入、発送が可能だ。

    ネットや電話でのお取り寄せ(通販)は、以下の、漁協サイトから申し込みができる。

    唐泊恵比寿牡蠣お取り寄せ

    https://karatomari.raku-uru.jp

    • 販売期間は毎年11月初旬〜3月末ころ(カキの生育状況により前後する)
    • 賞味期限は発送から3日間

    唐泊支所直営のかき小屋で唐泊恵比寿牡蠣を食べることができる。※在庫が無くなり次第、営業終了。

     

    唐泊漁協ストアー

    •  福岡県福岡市西区宮浦273−1
    •  月曜定休
    •  午前10時から午後4時まで営業

    ファームパーク伊都国(フロンティア・アドバンスが運営する直売店の本店)

    https://itokoku-official.net

     

    ふるやさおり
    私が書きました!
    寄り道ライター
    ふるや さおり
    福岡在住、1児の母。福岡をはじめ九州のローカル情報や自然、アウトドア、スローライフに関する情報をお届けし、皆さんの人生に「ワクワクの種」を撒くお手伝いができれば嬉しいです。18年半の会社員生活を経て、2021年10月からフリーランス。「正しい道より、楽しい道を。最短距離より、寄り道を楽しんで」がモットー。noteにて「寄り道な日々」を発信中! https://note.com/sao7878

    NEW ARTICLES

    『 アウトドアショップ・自然派の店 』新着編集部記事

    チャムスの2024秋冬新作モデル&新店舗情報!BE-PAL付録の焚き火台もかわいいぞ

    2024.11.16

    「ホグロフス」国内唯一のフラッグシップストアが原宿にオープン!

    2024.09.15

    パタゴニアがある三井アウトレットは?全国の直営店もチェック

    2024.08.28

    パタゴニアが循環型プロジェクト「Worn Wearプログラム」開始!実際に店舗で買取に出してみた

    2024.07.18

    雨の日のコーデ、どうしてる?アウトドアブランドのショップスタッフ10人に聞いてみた

    2024.06.22

    Helinox初の海外直営店「Helinox Creative Center Tokyo」で1周年イベント開催! 

    2024.06.02

    キャンプ用品買取店のおすすめ11選!高く売るコツも解説

    2024.05.22

    NANGA初となる布団専門の店舗「NANGA FUTON SHOP」がオープン!

    2024.05.04