フィールドで拾ったちょっと味のある枝を加工したら、じつに個性的なフレームに変身! 何を飾っても絵になるのは、フレーム自体に魅力がある証です。
前編後編に分けて、作り方をご紹介します。
まずは枠の作り方から。
角度をきれいに出す秘密道具
ソーガイドは木材を正確に切断するためののこぎりの補正道具。45度切りや90度切りが可能だ。手前は¥1,000以下の安価なタイプでガイド用の溝にノコギリを挟み込んで使う。奥はのこぎりが付属されているので、手元がぶれる心配がない(¥6,000〜7,000)。どちらもテーブルに釘で打って固定して使用する。
のこぎり付きのものは木材もネジ式レバーで固定できる、かなり精密。刃は上下にも動くようになっている。
安価なタイプは切れる木の直径が限られるが、扱いも楽で初心者向き。ただし木の固定に工夫が必要。
材料
枠用の丸太(丸太は好みの太さ。仕上がりサイズが幅32×高さ25㎝の場合、長野さんは直径6×60㎝を用意)。桟さん用の角材、支柱用の枝、板材、厚紙、アクリル板。枝タイプは板材と厚紙の代わりに枝数本、アクリル板は2枚用意。
道具
右から丸太整形用ののこぎり、鉈なた、木き 槌づち。木材カット用のソーガイド、サンドペーパー(2種)、ビニールたわし、金槌、小さめののこぎり(ダ※ボ切断用)、電動ドリル(刃は細太4種類)、木工用接着剤、木ねじ、ダボ、トンボ(留め具)、釘、指さし金がね、クルミ油、ぼろ布、カッター。