ニンニクがっつりの万能ダレ=「LoG SAUCE」
アウトドア料理の定番といえば、炭火と網で肉と野菜をじっくり焼いたバーベキューだ。本来、炭や薪を使ってじっくり焼いた料理を「バーベキュー」と呼ぶが、日本ではもう少し広くとらえ、直火の短時間焼きでもバーベキューと呼んでいる。
使う肉の部位や大きさ、ソースも国や文化圏によってさまざまだが、日本では短い調理時間で気軽に楽しめるよう、スライスした肉と焼肉のタレを使うのが一般的。
そんな日本式バーベキューをとことん楽しむために、こだわりの素材を使って生み出された「焼肉のタレ」をみつけた。それが「LoG SAUCE(ログソース)」という製品だ。
コロナ禍で行き詰まったタレ工場をスポーツ選手が救った
「LoG SAUCE」はニンニクをふんだんに使った、いわば焼肉のタレ。原材料には、老舗の胡麻油工場と醤油工場の看板製品が惜しげもなく使われ、上質な旨味と香りを生み出している。実際に食べてみると、ニンニクの主張だけでなく、全体のバランスが胡麻油と醤油で、きれいに整えられている印象だ。
この素晴らしいコラボレーションはどうやって実現したのだろう?気になったので開発の由来を調べてみた。
品質表示を見ると、販売元が「TeamZenko 辻善光」となっていた。辻善光(つじよしみつ)さんは、国体でも2度の優勝など日本のトップレーサーとして活躍した元プロ自転車選手だ。引退後は、トレーナーとしてゼンリン陸上部のサポートや、よしもとふるさとアスリートとして、イベント出演など幅広く活動している。とにかく明るく、人と人を繋ぐことに長けたキャラクターのアスリートとして知られ、彼を中心にさまざまな縁が繋がりこの商品が完成したという。
大手企業同士のコラボによって完成した高級焼肉タレ
このプロジェクトは、辻さんの自宅前が「焼肉のタレ屋」さんだったことが縁でスタートした。コロナ禍で、このタレ屋さんの生産量が落ちたことを知った辻さん。「なにか自分にできることはないか?」と考え、自身のコネクションも駆使して自ら製品化に動き出した。
タレのベースとなったのは、辻さんをアスリートとしてサポートしている「マルホン胡麻油」ブランドの”太香胡麻油”。享保10年創業の「竹本油脂」が製造する深みのある胡麻油で、上品な香りが特徴の高級品だ。対して旨味と香ばしさを担当するのは、明治20年創業 “寺岡家のたまごにかけるお醤油” で知られる「寺岡有機醸造」の “本醸造醤油”。辻さんの尽力もあり、ふたつの有名ブランドの商品をベースに使った高級タレが実現した。
ニンニクガッツリだが、全体のバランスが良い不思議なタレ
さっそくこのタレを肉料理に合わせてみた。まずはアウトドア料理でも人気のラムチョップ。ふれこみ通りニンニクたっぷりのガツンとした味だが、ベースがまろやかでバランスが絶妙にとられていた。最初は量を加減しながら食べてみたが、次にたっぷり上からかけて食べてもくどくない。これなら「薄め」「濃いめ」とかける量を調整して好きに味わえる。
そのほか、ジャーキーの浸けダレや、野菜炒めなどにもオススメ。アスリートとタレ屋さんという異色のコラボレーションで生まれた焼肉のタレ。この春からのバーベキューなど、ぜひ豪快なアウトドアレシピと組み合わせて、楽しんでいただきたい。
商品情報
LoG SAUCE(ログソース)
原材料:本醸造醤油、砂糖、ニンニク、大根おろし、胡麻油、みそ、ガーリックミンス、生姜、香辛料、フライドオニオン、いりゴマ / 加工でん粉、調味料(アミノ酸) ※一部に大豆・小麦・ゴマを含む
価格:2本入り、2,160円〜
Instagram:https://www.instagram.com/log_sauce_official/