スバル/レガシィ アウトバック X-BREAK EX
¥4,147,000
問い合わせ先:スバル 0120‐052215
https://www.subaru.jp/
早:ワゴン好きにはたまらないレガシィ アウトバック。新型はこれまで以上に若々しく見えますね。
櫻:クロスカントリー的な要素を加えたレガシィ ツーリングワゴンは、1995年のグランドワゴンがルーツ。代を重ねるごとにゆとりのあるサイズとなり、デザインも大人っぽくなっていったけど、6代目に当たる新型は、SUV寄りのタフなイメージを強調している。
早:確かに、フォレスターを少し薄く長くした印象で、たくましいです。
櫻:具体的にはボディーラインがシャープになり、フェンダーのプロテクターも強調されて、スポーツギアの雰囲気があるね。
ゆったりサイズはそのままにアクティブ感を強調
早:今回テストしたのはオプション付きの「X-BREAK EX」グレードです。フロントグリルやホイール、しっかり積めるラダータイプの大型ルーフレールも、つや消し塗装でかっこいいっす!
櫻:インテリアもいいね。
早:すごいのが、カーナビなどを表示する縦型の大型モニター。画質はきれいだしタッチパネルの操作もしやすく、我々中年世代にも優しい設計ですよ〜。
櫻:安全装備も最新にアップデートされているよ。360度センサーにより、見えにくい場所で注意を喚起し、ブレーキ制御と合わせて衝突回避をサポートする。
早:高精度マップを活用した運転支援システム「アイサイトX」も標準装備されていますね。今回は試せませんでしたが、自動車専用道路で一定の条件を満たした場合、渋滞時のハンズオフアシストやカーブ前、料金所前での速度制御も行なうとか。心強いですね〜。
長尺物が積めて使い勝手抜群
大人数でもストレスフリーな親切設計
櫻:うん。遊びすぎて運転が辛いのは論外だけど、早起きで集中力を欠くことは多い。アウトドア向きのクルマを作るメーカーとして、安全対策はこれからもさらに強化されていくはず。
早:オフロードを安全、確実に走るための機能も充実しています。四輪の駆動力やブレーキなどを自動制御するX-MODEは、「X-BREAK EXX」のみ2モード設定。路面の状態でよりきめ細かな制御が選べて、ぬかるんだ林道も安定感は抜群でした。
櫻:荷室の使い勝手の良さは文句なしだし、アウトドアでの使用が前提なら、間違いのない選択肢だね。
大画面で使いやすく走破性も向上
SPECIFICATIONS
【駆動方式】 4WD
【ボディー寸法】
全長 4,870㎜
全幅 1,875㎜
全高 1,670㎜
最低地上高 213㎜
最小回転半径 5.5m
ホイールベース 2,745㎜
トレッド 前1,570㎜/後1,600㎜
タイヤサイズ 225/60R18
車両重量 1,680~1,710㎏
乗車定員 5名
【エンジン・燃料】
形式 水平対向4気筒DOHCターボ
排気量 1,795cc
最高出力 130kW(177PS)/
5,200~5,600rpm
最大トルク 300N・m/
1,600~3,600rpm
燃料タンク容量 63ℓ
燃料種類 無鉛レギュラーガソリン
燃費(WLTCモード) 13.0㎞/ℓ
【トランスミッション】 CVT
※構成/櫻井 香 撮影/小倉雄一郎
(BE-PAL 2022年3月号より)