テントで快適に眠れる人気コット10選。種類や選び方も紹介
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    道具・ギア

    2024.08.18

    テントで快適に眠れる人気コット10選。種類や選び方も紹介

    テントで快適に眠れる人気コット10選。種類や選び方も紹介
    キャンプの準備をしている人の中には、コットを使いたいと思っている人もいるでしょう。コットにもいくつか種類があります。選び方、おすすめのコットをピックアップして紹介するので、キャンプ中の睡眠を快適にしたい人はチェックしましょう。

    コットでキャンプ中の睡眠を快適に!

    (出典) pexels.com

    コットはキャンプ中の睡眠を快適にしてくれるアイテムですが、キャンプ初心者の中には本当に必要か迷う人もいるでしょう。キャンプで活躍するコットの魅力を解説します。

    地面からの冷気や熱気を防ぐ

    コットとは折りたたみ式の簡易的なベッドのことです。キャンプで気を付けなければならないのが、地面からの冷気や熱気、虫などです。コットは脚が付いているので地面から距離を取ることができ、底冷えや地面の凹凸、虫刺されなどを気にすることなく寝ることができます。

    さらにコットはベッド以外にも使い道があります。横長なので椅子として使ったり、荷物置き場として使ったりもできます。コットは持ち運びがしやすいよう設計されているので、キャンプなどのアウトドアシーンで活躍するアイテムの一つです。

    コットの種類

    コットにはロータイプとハイタイプ、テント一体型の大きく3種類があります。それぞれの特徴や向いている用途を解説します。

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    コットの種類

    軽量かつ安定感がある「ロータイプ」

    ロータイプは地面からの高さが20cm程度のコットのことです。軽量で安定感があり、重心が低くなるので寝返りを打っても倒れにくくなっています。

    高さが低い分、子どもでも使いやすいでしょう。安価に手に入るものが多いので、初めて買う人におすすめです。

    天井からの高さを確保できるので、テント内で寝ているときもある程度の開放感を得られます。ただし地面からの距離が比較的近いため、ハイタイプに比べると冷気の影響を受けやすい点に注意しましょう。

    ベンチや荷物置きにもなる「ハイタイプ」

    ハイタイプは地面から40cm程度の高さのコットです。高さがある分、地面からの冷気の影響を受けにくく、虫なども近寄りづらいことがメリットです。

    また椅子とほぼ同じ高さなので、ベンチや物置としての使い勝手も良いのがポイントです。荷物を収納するときは、ロータイプに比べてコット下のスペースを有効活用できます。

    ただしハイタイプは作りが複雑になっているものもあり、設営に労力が要る場合があります。またテント内で使用すると天井との距離が近くなるので、圧迫感を持ちやすいのもデメリットの一つです。

    テント内で使用する場合は、天井の高いテントを用意するなどの工夫が必要でしょう。

    屋根の付いた「テント一体型」

    テント一体型とは、その名の通りテントとコットが一体になったタイプです。両者の良いところを兼ね備えていることが特徴です。

    テントのように屋根が付いており、フルクローズにすれば目隠しもできます。コットの利点である高さもあるので、地面からの冷気の影響も受けにくく、地面のコンディションに左右されずどこでも設営が可能です。

    テントと一体になっているので、設営が難しいと感じる人もいるかもしれません。しかし一体型も折りたたみ式なので、テントのようにペグを打ち込む必要はなく、広げるだけで簡単に設営できます。

    コット選びのコツ

    コットのタイプを理解したところで、購入する際の選び方を押さえましょう。コットを選ぶときは、設営方法とサイズに注目することがポイントです。

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    コット選びのコツ

    設営方法は「展開式」と「はめこみ式」

    コットの設営方法には展開式とはめこみ式があります。展開式は脚が折りたたまれて収納されており、ワンタッチで簡単に設営できることが特徴です。力に自信のない女性でも組み立てやすいでしょう。ただし収納サイズは、はめこみ式と比べると少し大きくなります。

    はめこみ式は各パーツがバラバラに収納されており、一つずつはめこんで設営するタイプです。パーツをはめるときに少し力が要りますが、はめこみ式のメリットは収納時のサイズがコンパクトなことです。中にはバイクに積める大きさのものもあるので、ツーリングに持っていくこともできます。

    サイズはテントの大きさや体型を考慮

    コットがテントや体の大きさにマッチしているかも、重要なポイントです。コットにはそれぞれ耐荷重が設定されているので、自分の体重よりもひと回り大きいサイズを選びましょう。

    耐荷重はものが静止しているときに耐えられる重さのことです。睡眠中は寝返りなどで動く場面が多いため、一部に大きな負荷がかかることも考えられます。そのため、自分の体重とほぼ同じ耐荷重では少し不安が残るでしょう。

    また肩幅よりも少し広いサイズのものを選ぶと、寝返りを打ったときに落下する心配が少なくなります。自分が持っているテントに対して、コットが大きすぎないかも忘れずチェックしましょう。

    ロータイプのおすすめコット

    キャンプ場に置いてあるコット

    (出典) pexels.com

    ここからは、おすすめのコットをタイプ別に紹介します。まずは、ロータイプでおすすめのコットを4つ紹介します。

    ブランド・商品画像販売サイト詳細情報
    価格

    Helinox(ヘリノックス)

    コットワン コンバーチブル

    ¥49,500

    DOD

    バックインベッド

    ¥12,900

    Qualz(クオルツ)

    レバーロックベッドメッシュ

    ¥6,930

    THERMAREST(サーマレスト)

    ウルトラライトコット(レギュラー)

    ¥30,800

    Helinox「コットワン コンバーチブル」

    少ない力で組み立てられるロータイプのコットです。軽量で丈夫なアルミポールを使用しています。コットとしてはもちろん、車から荷物を降ろすときに荷物置きとして使うのも便利です。

    別売りのコットレッグを取り付ければハイタイプのコットとして使用することができます。スタッフバック入りで持ち運びに便利です。

    Helinox(ヘリノックス) コットワン コンバーチブル

    【使用時サイズ】長さ190×幅68×高さ16cm【収納サイズ】幅54×奥行き16×高さ16cm【重量】2.19kg(2.32kg) ※()内はスタッフバッグ込みの重量【耐荷重(静荷重)】145kg

    DOD「バッグインベッド」

    リュックに収納できるコンパクトさと軽量さが売りのコットです。耐荷重は約120kg、横72×縦183cmなので、男性でも安心して使えるでしょう。地面からの高さは15.5cmです。重さは2.6kgと比較的軽く持ち運びやすいため、好きな場所でコットを広げて昼寝をするといった使い方もできます。

    ツーリングバッグにも入りやすいので、バイク乗りにもおすすめです。カラーはベージュ・タン・カーキの3色が展開されています。設営方法ははめこみ式ですが、各ポールはワイヤーでつながれているので、さほど手間はかからないでしょう。

    DOD バックインベッド

    【サイズ】(約)W183×D72×H15.5cm【収納サイズ】(約)W51×D16×H12cm【重量(付属品含む)】(約)2.6kg【静止耐荷重】120kg

    クオルツ「レバーロックベッドメッシュ」

    はめこみ式ですが、レバーを留めるだけで簡単に設営できるコットです。レバーも少しの力ではめることができるので、女性でも安心して使えます。サイズは横66×長さ195.5×高さ18cm、耐荷重は80kgなので、大人が寝るには十分でしょう。

    丈夫な生地を使用しており、体重をかけても生地伸びが少なくなっています。寝るときもしっかりと支えられている感覚を味わうことができるでしょう。生地はメッシュになっているので、雨にぬれても水がたまらないところもポイントです。

    Qualz(クオルツ) レバーロックベッドメッシュ

    【サイズ】約長さ195.5×奥行66×高さ18cm【収納サイズ】約72×24×厚み7.5cm【重量】6.1kg(収納ケース含む)【耐荷重】80kg

    THERMAREST「ウルトラライトコット(レギュラー)」

    重さが約1.2㎏と軽量さが魅力のコットです。脚は三日月状になっており、収納時には分解すれば、収納時のサイズは長さ約41cm、直径約13cmとコンパクトに持ち運べることも魅力です。

    展開時のサイズは約長さ183×幅61×高さ10cmで、狭いスペースでも使えます。そのため、車中泊でも十分使える優れものです。生地にはリップストップ加工のポリエステルを採用しているため、耐久性も申し分ありません。

    THERMAREST(サーマレスト) ウルトラライトコット(レギュラー)

    【使用時サイズ】61×183cm【収納サイズ】41×13cm【重量】1,195g

    ハイタイプのおすすめコット

    キャンプ場のコット

    (出典) pexels.com

    ハイタイプでおすすめのコットを4つ紹介します。ハイタイプは、椅子や荷物置きとしても使えるかといった部分にも注目して選ぶと良いでしょう。高さが変えられるタイプもおすすめです。

    ブランド・商品画像販売サイト詳細情報
    価格

    GIMMICK(ギミック)

    コット

    ¥14,900

    ロゴス

    FDコット

    ¥15,950

    ユニフレーム

    リラックスコット オールブラック

    ¥14,960

    FIELDOOR

    アウトドアコット

    ¥5,830〜

    GIMMICK「コット」

    布の張りが強く、寝返りを打ってもギシギシしづらいコットです。レバーを使って組み立てるので、強い力は必要ありません。女性にもおすすめです。

    高さ調節用のパーツが付属しており、HIGH(約38cm)、LOW(約17.5cm)の2つの高さで使うことができます。収納時は16×13×52cmとコンパクトサイズになるのも魅力の1つです。付属の収納袋もゆとりをもって設計されています。

    GIMMICK(ギミック) コット

    【展開サイズ(High)】幅65×高さ38×長さ190cm【展開サイズ(Low)】幅65×高さ17.5×長さ190cm【収納サイズ】幅16×高さ13×長さ52cm【重量】2.79kg【シート生地素材】ファブリック600D(ポリエステル)【脚材質】アルミ合金A7075(超々ジュラルミン)

    ロゴス「Tradcanvas 抗菌防臭 FDコット」

    銀イオンによる抗菌防臭加工がされており、清潔な状態を保てるコットです。高さは約42cmで、地面からの冷気を遮断するには十分でしょう。キャンバス風の生地が使われているので、寝心地も抜群です。

    サイズは横76.5×縦190、耐荷重は120kgで、体の大きな男性でも安心して使えるでしょう。

    ハイタイプは重量が重くなりがちなのがデメリットですが、Tradcanvas 抗菌防臭 FDコットのフレームには軽量のアルミが使われており、持ち運びやすさにも配慮されています。総重量は約6kgで、収納ケースにしまえば背負って持ち運ぶことも可能です。

    設営方法は折りたたみ式ですが、サイドポールのみはめこみ式になっています。

    ロゴス FDコット

    【重量】(約)6.0kg【サイズ】(約)長さ190×幅76.5×高さ42cm【収納サイズ】(約)縦12×横95×高さ22cm【耐荷重目安(静止均等荷重)】(約)120kg

    ユニフレーム「リラックスコット オールブラック」

    サイズは横69×縦193cm、脚を広げるだけで簡単に設営できる展開式のコットです。本体が3つの『スパン』に分かれていることが特徴で、1スパンあたりの耐荷重は約80kgです。

    生地には斜めにカットするバイアスカットが施されています。生地全体が均一に伸びることで、包まれているような寝心地を実現しています。しっかりとした作りになっているため、ベンチとしてだけでなくベッドとしても活躍します。

    ユニフレーム リラックスコット オールブラック

    【サイズ】使用時 約193×69×(高さ)45cm 収納時 約77×32×18cm【材質】フレームフルハードスチールパイプ(約φ19mm 16mm)シート ポリエステルオックスフォード600D PVCラミネート加工樹脂部分 ハイデンスポリプロピレン【重量】約7.5kg【分散耐荷重】約80kg(1スパンあたり)

    FIELDOOR「アウトドアコット」

    豊富なカラーラインナップが特徴のコットです。ほかのキャンプギアとの組み合わせや好みに合わせて、好きな色を選べます。サイズはノーマルタイプとワイドタイプに分かれており、ワイドタイプの横幅は86cmなので、ベッド以外にもベンチや物置として活躍してくれるでしょう。

    ノーマルタイプの横幅は69cmなので、大人が寝るには十分な大きさです。さらに耐荷重はどちらのタイプも180kgもあるため、大人2〜3人で並んで腰掛けても問題ありません。用途に合わせてさまざまな役割を果たす優れものです。設営方法は折りたたみ式で、サイドポールのみはめこみが必要です。

    FIELDOOR アウトドアコット

    【サイズ】本体(約)190cm×69cm×40cm 座面(約)190cm×60cm 折りたたみ時(約)92cm×17cm×8cm【重量】(約)5.1kg【材質】生地:ポリエステル65%、コットン35% フレーム:アルミ合金(A6063)【耐荷重】180kg

    テント一体型のおすすめコット

    テント内のコット

    (出典) pexels.com

    テント一体型のおすすめコットを2つ紹介します。一体型は自分だけのスペースを作ることができるので、秘密基地のようなワクワク感を味わえます。

    ブランド・商品画像販売サイト詳細情報
    価格

    Kamp-Rite(キャンプライト)

    コンパクトテントコット ダブル 【CTC】

    ¥95,866〜

    Kamp-Rite(キャンプライト)

    オリジナルテントコット

    ¥76,955〜

    Kamp-Rite「コンパクトテントコット ダブル (CTC)」

    横140×縦216cm、耐荷重226kgと大人2人が並んで寝られるテント一体型のコットです。地面からの高さは50cmと高めなので、地面からの冷気や虫を避けるには十分です。1人でも簡単に設営できるのもうれしいポイントでしょう。

    テント内部には小物入れが付いているため、貴重品やちょっとしたアイテムを収納することもできます。脚を付けずにテントのみでも使えるので、別でテントを用意する必要もないでしょう。

    Kamp-Rite(キャンプライト) コンパクトテントコット ダブル 【CTC】

    【対象体重】約226kg【本体サイズ】テントコット 約L216cm×W140cm×H150cm【ベッド】約L216cm×W140cm【テント】約L216cm×W140cm×H105cm【収納時】約L115cm×W31cm×H31cm【本体重量】約19kg

     

    Kamp-Rite「オリジナル テントコット」

    テントコットとしてだけでなく、ラウンジチェアとしても使える便利なコットです。長さ214×幅71cmの1人用で、高さは28cmです。高さでいうと、ロータイプとハイタイプの中間に位置するでしょう。

    これが1台あれば、寝泊りやちょっとした休憩も全て対応できるので、ソロキャンパーに特におすすめです。持ち運びに便利なキャリーバッグも付属しています。

    Kamp-Rite(キャンプライト) オリジナルテントコット

    【ベッド寸法(長さ×幅×高さ)】84×28×35インチ【テント寸法 (長さ×幅×高さ)】84×28×24インチ【折りたたみ時寸法 (長さ×幅×高さ)】35×31×6インチ。

     

    まとめ

    キャンプで活躍するコットの魅力や選び方、おすすめの商品を紹介しました。コットの本来の役割は簡易ベッドですが、椅子や物置としても使える万能なアイテムです。テント一体型のように、それだけで寝床を作れるタイプもあります。

    コットを選ぶときは種類だけでなく、設営方法やサイズにも注目して選びましょう。コットを上手に使えば、ワンランク上のキャンプを楽しめます。

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