夜空の下で焚き火を眺めながらくつろぐ時間は、キャンプの醍醐味です。
しかし、焚き火中は風向きによって、自分の方に煙が向かってきたり、火の粉が飛んできたりすることがあります。
そうなると、目が痛くなって開けられなくなったり、火の粉で服に穴が空いてしまったりすることがあります。
最悪の場合、やけどなどのけがを負ってしまう可能性もあります。
そんなときに活躍するのが、焚き火陣幕です。
焚き火陣幕があれば、煙や火の粉が自分の方へ飛んでくるのを防ぐことができます。
ここでは、そんな焚き火陣幕のメリットや、活用できる場面について解説していきます。
焚き火陣幕のメリット!
煙や火の粉が飛んでこない!
冒頭に書いたとおり、焚き火陣幕があることで、自分の方向に煙が向かってきたり、火の粉が飛んできたりするのを防ぐことができます。
また、焚き火が後半になるにつれて、灰の量も増えてきます。大量の灰が自分の方向へ飛んでくるのを防ぐことができるのも、大きなメリットです。
落ち着いた空間が作れる!
焚き火の時間は、人目を気にせず、ゆっくり落ち着いて楽しみたいものです。
そんなときに焚き火陣幕を使えば、陣幕が人目を遮ってくれるため、自分だけの落ち着いた空間を作りだすことができます。
テントのようにプライバシーの守られた空間にすることはできませんが、ひらけた場所で焚き火をするよりは、落ち着ける場所になります。
キャンプ場によっては、サイト間の距離が非常に近い場所もあるので、そのような場所ではより有効的に焚き火陣幕が活用できます。
本来の焚き火の風よけの役割に加えて、落ち着いた空間を作れるのは、焚き火陣幕の大きな魅力です。
強い風から火を守る!
焚き火陣幕は、風よけとしての役割があるため、風が吹いて簡単に倒れるようではいけません。
焚き火陣幕はロープとペグがセットになって販売されている商品が多いため、ロープにペグ打ちをすればタープやテントのように安定させることができます。
しっかりとバランスを取ることができるため、強い風が吹いても倒れることはありません。
その結果、強い風で焚き火が弱まってしまう、ということが少なくなります。
ちなみに、多くの焚き火陣幕は、幕を畳んでからポールを折り畳むだけで、コンパクトに収納することができます。
ペグを打ち込む際のハンマーなどは、テントやタープに使っているものをそのまま使えばいいので、このセットに入れておく必要はありません。
専用の収納袋が付属でついていることもあります。
専用の収納袋に入れれば、荷物のちょっとした隙間に入るほどの薄さになるので、移動の際もラクです。
こんな場面では使えないかも
焚き火陣幕は、ソロキャンプや2人でのキャンプでは大活躍するのですが、残念ながらグループキャンプでは、活用しづらいかもしれません。
グループキャンプになると、みんなで輪になって焚き火台を囲んで、焚き火を楽しむという場面があるでしょう。
焚き火を囲み、お酒を飲みながら語り合う時間はグループキャンプの醍醐味ですが、陣幕を使うと一方向を遮ることになります。
グループキャンプに行く機会が多い人にとっては、焚き火陣幕を活用できる場面が少ないかもしれません。
まとめ
このように、焚き火陣幕を設置することで、風向きが悪いときでも快適に焚き火を楽しむことができます。
ソロキャンプや2人でのキャンプが中心の人にとっては、焚き火の際に大活躍するキャンプギアになると思います。
しかし、グループキャンプでは活用することが難しいので、自分のキャンプスタイルを振り返って購入を検討してみるといいでしょう。
普段のキャンプで焚き火の煙や火の粉に悩んでいる人は、ぜひ焚き火陣幕の購入を検討してみてはいかがでしょうか。
Ribitek
焚き火陣幕
●陣幕展開サイズ:(約)190cm×69cm
●収納サイズ:(約)42cm×10cm×8cm
●重量:(約)1.1kg
●素材:ポリコットン(ポリエステル65% コットン35%)、アルミニウム合金