テントの中で寝る際には、寝袋を使うのが一般的です。
その時、地面に直接寝袋を敷くのではなく、コットかマットのいずれかを寝袋の下に敷いて使用している人が多いでしょう。
マットは、コットよりも柔らかく寝心地がいい反面、地面に大きな石があったり、木の根っこなどがあったりすると、快適に眠ることができません。
地面のデコボコを避けてテントの設営をできればいいのですが、夏場などの混雑する時期には、場所を選べないこともあります。
一方コットであれば、地面から完全に離れているため、たとえ障害物があってもその影響を受けずに安心して眠ることができます。
今回は、コットに興味があるという人に向けて筆者がおすすめする、コールマンの「コンバータコット」について解説していきます。
コールマンのコンバータコットのメリット
角度の調節が可能!
コットは、夜眠るときだけ使用するものだと思っていませんか。
コールマンのコンバータコットは、座面を起こして背もたれにすることができるので、日中座って休みたいときにも使えます。
チェアなどで休んでもいいのですが、コットを使えば靴を脱ぎ、足を伸ばして休むことができます。
タープの下でコットを広げ、背もたれの角度を調節すれば、ゆったり寄りかかりながら外の景色を楽しみ、くつろぐことができます。
また、このコールマンのコンバータコットは、角度を3段階に調節できます。
普通のコットは、水平にできるだけで角度の調節を行なうことはできません。
使用する用途によって角度を変えられるのは、このコールマンのコンバータコットの魅力です。
設営が簡単!
コールマンのコンバータコットは、三つ折りの折りたたみ式。
コットによっては、ポールを組み立てて設営するタイプのものもあります。
ポールを組み立てて設営するタイプのコットは、使用していないときにコンパクトにまとめられる点は魅力的ですが、設営に手間がかかってしまうことがあります。
その点、折りたたみ式のコールマンのコンバータコットは収納のコンパクトさは劣るものの、設営は三つ折りになったコットを広げるだけなので、誰でも簡単に素早く行なうことができます。
収納するときは、三つ折りにした後に、付属のマジックテープで固定します。
折りたたんだときの厚さは15cmほどなので、組み立て式のコットに比べれば大きいものの、車のちょっとした隙間に入れることができます。
コット下のスペースが広い!
筆者も経験がありますが、テントの中が狭いと、コットを置いただけで足の踏み場もなくなってしまうということがあります。
コットの下の空きスペースを利用して荷物を収めようにも、コットの高さが足りずに断念した経験がある方も、多いのではないでしょうか。
コールマンのコンバータコットなら、高さが約32cmあるので、靴やランタンはもちろんのこと、大きめのリュックでも横に倒せば収納することができます。
セキュリティー面でもなるべく荷物はテントの中に入れたいものです。
高さのあるコンバータコットであれば、収納スペースを下に確保することができるので、狭いテントをお使いの方でも活用しやすいです。
実は後片付けでも大活躍!
実はこのコールマンのコンバータコット、後片付けの際にも活躍します。
後片付けの際、適当に車に荷物を積んでいくとうまく積み込めない場合があります。
そんなとき、このコールマンのコンバータコットを荷物の仮置き場として利用すると便利です。
テントを最後に片付けることにして、テントの中を仮置き場としてもいいのですが、靴を脱いだり履いたりするのが面倒になりますし、テントの近くに車を持ってこれなければ仮置き場としては使えません。
しかし、このコールマンのコンバータコットなら広さ、耐荷重ともに十分なので、車の近くなどに設置し荷物を仮置きすることができます。
組み立て式のコットだとポールを組み立てたり、シートを巻いたりする必要がありコット自体の設置も片づけも大変です。
その点コンバータコットなら、広げるだけで設置ができ、折りたたむだけで片付けが完了するので、荷物の仮置き場としてぴったりなのです。
まとめ
コールマンのコンバータコットは、テントで寝るときだけでなく、日中にタープの下でくつろぎたいときにも活用することができます。
また、設営も簡単にできるため、準備や後片付けの時間を短縮することもできます。
コットに興味はあるけれど、どのようなコットを買えばいいか悩んでいる人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
コールマン
コンバータコット
使用時サイズ:約193.8×64×32.5cm
収納時サイズ:15.5cm×21.5×70cm
重量:約6kg
材質:シート/ポリエステル、フレーム/スチール
耐荷重:約102kg