BBQの味付けには、何を使っていますか?塩こしょうや焼肉のタレなどが定番ですが、毎回同じだと飽きてきますよね。
そんな方におすすめなのが、「BBQスパイス」です。市販もされていますが、自作すればより自分好みの味わいに仕上げられます。
そこでこの記事では、BBQスパイスの作り方や、活用レシピを紹介します。
そもそもBBQスパイスとは?
BBQスパイスは、塩をベースに砂糖やガーリック、ハーブなどの香辛料を混ぜ合わせて作ります。
お肉はもちろん、魚介類や野菜なども美味しく食べられる、オールマイティーな調味料です。
スパイスは、旨味の強いガーリックパウダーやパプリカパウダーを中心に、スパイシーなブラックペッパー、自然な甘みがあるシナモンやナツメグ、清涼感が魅力のカルダモンやパセリなどをブレンドします。
一段と美味しく仕上げるためには、ベースになる塩にこだわるのがポイントです。
例えば、ヒマラヤピンクソルトはまろやかな味でクセがないので、スパイスとケンカしません。お肉にかけるなら、スモークソルトもおすすめです。
お気に入りの塩で作ってみてください。
BBQスパイスのレシピ
このレシピをベースに、味見をしながら自分好みに仕上げてください。
材料
- 塩 20g
- 砂糖 5g
- パプリカパウダー 5g
- ガーリックパウダー 5g
- ジンジャーパウダー 2g
- シナモンパウダー 1g
- ナツメグパウダー 1g
- ドライパセリ 3g
- ブラックペッパー 2g
作り方
1.キッチンスケールに小さいボウルを置き、1つずつ計量しながら加えていきます。
2.材料を入れるたびに、しっかり混ぜ合わせます。
3.全部混ぜたら、清潔な瓶やボトルに入れて完成です。
ポイント
スパイスは湿気や熱により、香りや風味が劣化します。一度に大量に作らず、短期間で使い切れる量を調合しましょう。
また、残ったBBQスパイスは、冷蔵庫で保管してください。
炭火焼きステーキのレシピ
BBQといえば、牛肉がかかせません!
スパイスは焦げやすいので、ある程度火を通してから仕上げに振りかけるのが大切なポイントです。
材料
- ステーキ肉 1枚
- BBQスパイス 適量
作り方
1.ステーキ肉を常温に戻します。
2.赤身と脂肪の間にある筋を包丁で切り、焼き縮みを防ぎます。
3.全体をフォークで刺します。繊維が切れて柔らかくなり、味も染みやすくなります。
4.両面に軽く塩を振ります。
5.網にステーキを乗せたら、両面に焼き色をつけます。
5.7〜8割火が入ったら、両面にBBQスパイスをふりかけます。
6.アルミホイルで包み、5分ほど休ませます。すぐに切ると肉汁が溢れ出るので、休ませるのがポイントです。
7.食べやすい大きさにカットしたら完成です。
エビの串焼き
淡白なエビは、パフリカやガーリックなどの旨味系スパイスとの相性が抜群です。
有頭エビならより迫力がでますよ。
材料
- エビ 7尾
- BBQスパイス 小さじ1
- オリーブオイル 大さじ2
- 竹串 7本
作り方
1.オリーブオイルにBBQスパイスを入れ、よく混ぜ合わせて漬けダレを作ります。
2.エビの尻尾部分から背中に沿って、串を打ちます
3.ジッパー付きバックに漬けダレとエビを入れて入れ、30分ほど味をなじませます。
4.竹串でエビを刺します。
5.網に置いて、両面焼きます。
6.全体が赤っぽくなったら完成です。
フライドスパイシーポテトのレシピ
ビールのお供にぴったりな、ジャンキーなおつまみです。
じゃがいもは、ほくほくとした食感が特徴の男爵いもがおすすめです。
材料(2人前)
- じゃがいも(中) 3個
- サラミ 1本
- 薄力粉 大さじ2
- 揚げ油 適量
- BBQスパイス 適量
作り方
1.じゃがいもは皮がついたままくし切りにし、水にさらします。
2.サラミは薄くスライスし、ボウルに入れておきます。
3.じゃがいもの水分をしっかりと拭き取り、薄力粉をまぶします。
4.170度Cに熱した揚げ油で、5〜8分じっくり揚げます。
5.しっかりと油を切ったら、サラミが入ったボウルに入れます。
6.ミックススパイスを振りかけて、全体に行き渡るようにボウルを振りながら混ぜたら完成です。
手作りBBQスパイスでキャンプ飯がより美味しくなる
BBQスパイスは、塩とスパイスを混ぜるだけなので、誰でも簡単に作ることができます。
お肉はもちろん、魚介類や野菜など、さまざまな料理に活用できるのも魅力。好みや食材に合わせて、ベストな配合を探すのも楽しいですよ。
キャンプに行く前に、ぜひBBQスパイスを作ってみてくださいね。