こんにちは、子連れライター渡部郁子です。取材のときも、打ち合わせのときも、山に行くときも、フェスに行くときも、いつも子どもを連れています。
もちろんキャンプに行くときも、一緒。子どもは何歳からキャンプに連れて行って大丈夫? とよく質問されますが、何歳だって大丈夫。0歳だって連れて行けます。ただ、子どもが小さいうちは、たくさんの荷物を運ぶのが大変だし、子どもの相手をしながら作ったり片付けたりするのがひと苦労。だから私たち親子がキャンプをするときは、手ぶらで行けるキャンプ場を選びます。
赤ちゃんがいても、キャンプを楽しみたい!
キャンプは本来、不便を楽しむもの。確かに、子どもが小学生ぐらいになったら料理を手伝ってもらったり、テントの中で夜の暗闇を楽しんだりするといった、非日常体験をさせたいものです。でも、子どもがまだ乳幼児だったらそうはいきません。テントを立てるときも、料理を作るときも、誰かが子どもをつきっきりで見ていなければなりません。みんなで協力して作業すべきアウトドアの世界では、どうしても人手が不足します。まだ立てない赤ちゃんなら、寝かせておけるスペース作りが必要だし、火の置き場所やテーブルのセッティングにも気を使います。オムツやタオルなど、荷物もかさばります。アウトドアの定番料理は赤ちゃんには食べづらいし、汗をかきやすい赤ちゃんなら、できれば入浴もさせたいでしょう。
小さな赤ちゃんを連れて通常のキャンプをしようとすると、夫婦二人ではへとへとになってしまいます。だから初めてのキャンプなら、なるべく設備が整っていて、手ぶらで楽チンできるキャンプ場がおすすめです。
初めての親子キャンプにおすすめのキャンプ場とは?
山梨県にある「森と湖の楽園」内、2015年4月にオープンした「THE THIRD PARK KAWAGUCHI-LAKE」に行ってきました。何もかも手ぶらでOK、しかもテントはすでに設営済み、後片付けもほとんど必要ないので、子どもと一緒にのんびり自然を満喫できます。キャンプを楽しみたいなら「フォレストキャンプ」、自然を満喫したいなら「ブリーズドーム」と、どちらも豪華で快適な二つのプランが用意されています。