ついに、というか、とうとう、というか、パタゴニアからダウンシュラフが発売された。
それがコイツ。見てのとおりの仰天デザインで、下半身にはたっぷりとダウンが封入されているが、上半身は薄手のカバーだけだ。
この独特なデザインは同時発売された「グレードⅦ・ダウン・パーカ」などのダウンウェアとの併用を前提としたもの。上半身に強力な保温着を着込めばシュラフは半身で済み、重量を半減できる。徹底的に装備を削りたい高所クライマーのために考案されたアイデアなのだ。
冷えやすい足元は独立したバッフルと立体的なディファレンシャルカットで保温性を向上させてある。