SOTO「燻家(スモークハウス)」で諦めていた燻製にチャレンジ!
キャンプを始めて数年。筆者は様々なキャンプ飯を作ってきましたが、手を出していなかったのが「燻製」でした。
燻製は「玄人のキャンパーさんが作るもの」「手がかかって大変そう」というような印象があり、作ってみたいと思いながらも、チャレンジしたことがありませんでした。
燻製に憧れを持つ中で、ある時SOTO(ソト)から発売されている「燻家(スモークハウス)」を見つけました。
ダンボール製の箱を使用して燻製を作ることができる商品で、シンプルな構造。さらに、およそ1400円とリーズナブルな価格。諦めかけていた燻製ですが、これなら初の燻製でも安心してチャレンジできそうだと感じ、購入&使用してみました。
そこで今回は「燻家(スモークハウス)」の使用方法や、使用して感じたオススメポイントをご紹介します。燻製に興味はあるけど手が出せていない、という方はぜひこの記事を参考にしていただければと思います。
燻製食材は保存食として重宝されていた
燻家(スモークハウス)について解説していく前に、燻製について少しご紹介します。
燻製は昔から、食材の保存期間を長引かせるための手段として用いられてきました。食材は水分量が多いものほど早く腐ってしまうので、熱で水分を蒸発させる燻製を行なうことにより保存期間を伸ばしたというわけです。
燻製は主に、熱燻、温燻、冷燻と3種類に分かれています。温度設定や調理時間に違いがあり、食材により適した燻製方法が変わってきます。
古くから、生きるための知恵として用いられてきた「燻製」。現在では、保存食としては勿論のこと、食材をより美味しく食べるための手段としても広く浸透しています。
燻家(スモークハウス)を使ってみた!
実際に燻家(スモークハウス)を使った、燻製の様子をご紹介します。
今回は温燻に挑戦します。所要時間は30分〜1時間半ほど。
さっそく準備をしていきます。
セット内容は以下の通り。
- スモーカー本体
- スモークウッドミニ
- 金網
- アルミ皿
- 金棒2本
- フック4個
燻製に必要な道具は、全て揃っています。
ダンボール製のスモーカーは、簡単に組み立てることができます。初心者にはありがたい仕様です。
側面に手順が書いてあり、そちらを参考に組み立てましたが、筆者は5分とかからず終わりました。
次は燻製の要となるスモークウッドに火をつけていきます。
今回使用する食材はベーコン、チーズ、煮卵、ゆで卵。
燻製後、どのような仕上がりになるのか楽しみです!
スモークウッドをアルミ皿に乗せ、段ボールの底へ入れます。その上の空間に金棒を通し、食材を乗せた金網を設置して、準備完了です。
燻製開始後、試しに30分で一度様子をみてみました。チーズには色がつき始めてきたものの、まだ水分がかなり残っている様子。あと1時間ほどじっくり燻製することにしました。
この時は1時間半経ったところで、食材を取り出しました。燻製した食材を食べてみたところ、どの食材も香ばしく、ほど良く水分が飛んでいて、非常に美味しく食べることができました。
簡易的なキットだったので、どのような仕上がり具合になるのか多少の不安がありましたが、本格的な燻製が楽しめるアイテムであると実感しました。
燻家(スモークハウス)のオススメポイント
実際に使用して感じた燻家(スモークハウス)のオススメポイントをご紹介します。
片付けが簡単
金棒と網を洗い、ダンボールを畳むだけで片付けは終了。一般的な燻製器に比べると、非常に楽に片付けが済みます。
キャンプの撤収時は、多くのキャンプギアの片付けが必要になりますので、1つでも楽に片付けができるアイテムがあると助かりますよね。
複数回使用できる
アルミ皿とスモークウッドを買い足せば、複数回使用できます。
筆者は既に3回ほど使用しました。若干ダンボールの劣化などが見られますが、使用に大きな問題はありません。あと2〜3回は使用できそうですので、状態を確認しながら、使用していきたいと思います。
1400円で燻製に挑戦できる
最後のオススメポイントは、手が届きやすい価格で燻製に挑戦できるという点です。
およそ1400円という値段は、キャンプギアとしてはかなり安い価格です。
燻製に興味があるけどいきなり本格的な燻製の道具を揃えるのは不安、という方にとっては非常に嬉しい価格ではないでしょうか。
燻家(スモークハウス)を複数回使用した後、燻製をもっと楽しみたいと感じた方は、さらに長期間使用できる燻製器の購入を検討しても良いと思います。そのための入門として、まさにうってつけのアイテムだと思います。
使用にあたっての注意点
付属のスモークウッドは約1.5時間で燃焼が終了します。
食材によっては付属のスモークウッドでは足りなくなる場合もあると思いますので、予備のスモークウッドを購入しておくといいでしょう。
付属のスモークウッドとは違う種類のスモークウッドを買っておけば、もし付属のスモークウッドで足りた場合でも、次に燻製を作る際、風味も変わり、より燻製の魅力を味わえるのでオススメです。
燻製の入門編として!
手の届きやすい価格で本格的な燻製が行える燻家(スモークハウス)。
燻製に初挑戦の筆者が使用しても、十分美味しい燻製を作ることができましたので、入門編として強くオススメできる商品だと感じました。
燻製に挑戦してみたいと考えている方、初めての燻製に最適なアイテムです。
ぜひ燻家(スモークハウス)を使用して、燻製の楽しさを手軽に味わってみて下さい。
燻家(スモークハウス)
■寸法:幅230×奥行230×高さ520mm(使用時)■セット内容:スモーカー本体、ミニスモークウッド(さくら 1本)、アルミ皿(1枚)、金棒(2本)、金網(1枚)、フック(4本)
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