春に食べたい翡翠色(ひすいいろ)のパスタ=『えんどう豆のショートパスタ』
春は、フレッシュな豆が美味しい季節です。サヤと豆が食べられる「スナップえんどう」に、豆(実)を食べる「うすい豆」、この2種類のえんどう豆を使って、春にぴったりのパスタを作ってみました。色鮮やかなグリーンの豆と黄色いパスタの色合いが春らしい一品に仕上がりました。もちろん、グリーンピースやほかの豆でも美味しく作ることができますのでお好みで。
【えんどう豆のショートパスタのレシピ】
【材料】ロッジ/スキレット8インチを使用 (2人分)
- うすい豆(さやから出したもの) 60g
- スナップえんどう 140g
- ニンニク 2片
- ショートパスタ(フジッリ) 120g
- 塩(自然塩) 小さじ1
- オリーブオイル 大さじ1
- 水 400ml
<下準備>
- うすい豆は、さやから取り出しておきます。豆は1種類だけでもOK。豆の量は、200gを目安にしてください。
- ニンニクは縦半分にカットし、中央の芽を取り除いておきます。
<作り方>
(1)スキレットに、うすい豆、ニンニク、塩、水、オリーブオイル数滴を入れて中火で沸騰するまで煮ます。
(2)(1)が煮立ったら、ショートパスタ(フジッリ)を加えショートパスタが好みのやわらかさになるまで茹でていきます。
(3)スキレット内は、ふつふつと軽く沸騰している状態をキープします。蓋をして、パスタの袋に表示してある茹で時間を目安に茹でていきます。途中、蓋を開けてパスタ同士がくっつかないようにほぐします。茹で上がる3分ほど前になったら、蓋を開け、スナップえんどうを入れてから軽く混ぜ合わせ、再度、蓋をして茹であげます。
(4)蓋を外し、水分を飛ばしながらパスタを好みのやわらかさにし、仕上げにオリーブオイルを軽くかけ、混ぜ合わせればできあがりです。
今回使用したのは直径20.3cm(8インチ)サイズのロッジのスキレットです。この大きさのスキレットを使う場合、パスタは最大120gが美味しく作れる量かな、と思います。ソロキャンの主食として、グループキャンプならサイドディッシュとしておすすめの量です。
失敗なく美味しく作るポイント
- オイル茹でする。オイルを入れて茹でることで、豆は色鮮やかに仕上がり、パスタのくっつきを防ぐことができます。オイルの量は数滴でOKです。
- 蓋をして茹でる。蓋をすることで、スキレット内がほどよく蒸されておいしく仕上がります。
茹で時間は、鍋の大きさ、材質によっても変わると思いますが、スキレットで作る場合は、表示されている茹で時間よりも長くなることが多いようです。
旬の豆を食べて春の疲れを解消しよう!
汗ばむほどの陽気だったかと思えば、急に肌寒くなったり、気圧のせいか眠かったり、だるかったりと春の疲れを感じるのもこの時季。春の豆にはそんな疲れを緩和する働きがあるといわれています。以前にも、春の豆をたっぷり使った「ターメリックライス」のレシピを紹介しています。ご興味があればこちらからご覧ください。