大工道具のイメージが強いかんな。ちょっと難易度が高そうだけど、簡単な工作になら素人だって活用できる。シューッとうまく削れたときの快感は、絶対くせになります!
今回は、かんなで削り出す、持ち手付きまな板です。
前編では、下準備を紹介します。
まずはオーソドックスなかんなの紹介
刃を出したいときは、刃の頭(写真上)を金槌で叩く。刃が出過ぎたときや刃を抜きたいときは、台頭の端(写真下)を叩いて調整する。
刃はなるべく薄く出す。上写真のように刃先を見ながら、刃先が偏りなく出るように調整。刃の出は、0.05mm~0.2mmぐらいが適当。
道具
材料
整形&下書き
反りやざらつきを整える。作業台の端に横木を打ち、板が泊まるようにすると作業しやすい。
整形したら、まな板のデザインを鉛筆で下書きし、不要な部分は斜線を入れておく。
後編で、作っていきます!
教えてくれた人
長野修平さん
自然素材にこだわったものづくりを得意とするネイチャークラフト作家。まだまだかんながけは修行中の身と話す。