「BBQ後の網の片付けが面倒」と感じる方は、多いのではないでしょうか。
特にキャンプ場だと、掃除道具が限られていたり、水温が低かったりして、汚れが落ちにくく網の掃除は大変ですよね。
しかし、網掃除が苦手だという方でも、ちょっとしたコツを覚えれば、簡単にこびりついた汚れを落とすことができます。
この記事では、BBQの焼き網の掃除方法や、汚れをつきにくくする方法などを紹介します。
キャンプ場でできるBBQ網の掃除方法
網につく汚れは、主に
- 食材から出た脂
- 食材の残りカスや調味料の焦げつき
の2種類です。
どちらもすぐに掃除すれば、そこまで落としにくい汚れではありません。しかし、時間が経てば経つほど、こびりついて落としにくくなります。
そのため、キャンプ場で汚れを落として帰るというのはマストにすると良いでしょう。
掃除に必要なもの
今回ご紹介する掃除方法で、使う道具は以下です。
- アルミホイル
- 食器用洗剤
- スポンジやブラシ
手順
具体的な掃除方法を、解説していきます。
1.アルミホイルを被せて、汚れを炭化させます。
汚れた網をいきなり水で洗うのはNG。油や焦げつきが冷えて固まり、掃除の効率が悪くなります。
そのため、BBQが終わったら、そのまま炭の上に置いて汚れを焼き切りましょう。
アルミホイルを被せると、短時間で炭化します。
焼き切る時間の目安は、10〜15分です。
必要以上に熱すると、網が劣化したり曲がったりすることがあります。時々チェックして、汚れが炭化したら、火からすぐにおろすようにしましょう。
2.炭を払い落とす
完全に炭化した炭は、少しの衝撃でポロッと剥がれてくれます。
地面にトントンと叩きつけたり、トングでこすったりして、ある程度汚れを落としましょう。
3.水洗いをする
仕上げに、台所用洗剤を使って汚れを落とします。
丸めたアルミホイルでこすると、こびりついた炭も落としやすいです。
キャンプ場によって、洗剤の使用不可、または使用できる洗剤が限定されている場合があります。
洗剤を使う前に、キャンプ場の規約を確認しましょう。
4.乾かす
サビないように、完全に乾かします。
軽く火にかけるか、風通しの良い場所に置いておくといいでしょう。
しつこい汚れを家でじっくり掃除する方法
続いては、キャンプ場で落としきれなかったしつこい汚れを家で掃除する方法です。
油汚れや焦げつきは、時間が経てば経つほど落としにくくなります。
遅くても翌日中には、洗い残しがないか確認し、もし汚れが落としきれてない場合には、家でじっくり掃除をするようにしましょう。
用意するもの
- 水 300ml
- セスキ炭酸ソーダ 3g
- スプレーボトル
- スポンジやアルミホイルのたわし
- 食器用洗剤
手順
1.スプレーボトルに、水とセスキ炭酸ソーダを入れてよく振ります。
2.網にスプレーを吹き付けます。
3.10分ほど放置します。
4.丸めたアルミホイルでこすります。
5.洗剤で洗って、しっかり乾かしたら完了です。
BBQ網の焦げつき予防方法
また、網の焦げつきを予防するのも大切です。
焦げつき予防のポイントは以下3つです。
- 網をコーティングする
- しっかり熱する
- 食材はキンキンに冷やさない
網を使う前に、お酢、または油を塗っておくと網がコーティングされて、食材がひっつきにくくなります。
キッチンペーパーなどに染み込ませて塗るか、調味料スプレーで吹きかけるといいでしょう。
また、網をしっかり熱してから、食材を乗せるのも焦げつき予防には大切です。
しかし、せっかく網を熱しておいても、食材がキンキンに冷えていると、一気に網の温度が下がってしまうため意味がなくなってしまいます。
食材は、焼く少し前にクーラーボックスなどから取り出しておくといいですね。
BBQ網の掃除はコツを覚えれば簡単!
BBQの網についた汚れは、時間が経つほど落としにくくなります。使い終わったら、ついた汚れを完全に炭化させて、ある程度の汚れを落としましょう。
また、しつこい焦げつきは、セスキ炭酸ソーダを使えば落としやすくなります。
後片付けが楽になる方法をチェックして、BBQを気軽に楽しんでくださいね。