めざせ、キャンプの片付け上手
楽しいキャンプもいつかは終わるもの。キャンプの終わりに苦労しがちなのが、片付けです。汚い生ゴミの処理や散乱したゴミの収集など面倒な作業が多く、憂鬱になってしまう人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、キャンプの片付けに役立ってくれる、ちょっと変わったゴミ袋を3つご紹介します。すべて100円ショップで買える、コスパに優れたアイテムだけを集めました。
ぜひ、アウトドアの跡片付けを快適にする参考にしてください。
1.ダイソー「ニオイを消す奇跡のポリ袋」
まずご紹介するのは、ダイソーで販売中の「ニオイを消す奇跡のポリ袋」です。見た目は変哲のない45リットルサイズのポリ袋ですが、その名のとおりゴミのニオイを消してくれます。
袋そのものに消臭加工が施されており、悪臭をしっかりカット。食べ残しや食材の余りといった生ゴミや、運動した後のシャツなど、さまざまな嫌なニオイに対応する優れものです。筆者も愛用していますが、生ゴミのニオイはバッチリ防いでくれる印象。抗菌加工が施されているので、清潔にゴミをまとめられるのもグッドですね。
キャンプで出た生ゴミをこのポリ袋で処理するのが、筆者おすすめの使い方。普通のポリ袋だと、帰り道で問題が発生しがちです。車にゴミのニオイがついてしまったり、電車内でニオイが漏れて周りの乗客に迷惑をかけたり、といった経験が読者の方々にもあるのではないしょうか。
こちらの「ニオイを消す奇跡のポリ袋」を使えば、ニオイ漏れのリスクをぐっと減らせます。「ニオイ漏れしないかなぁ」と帰り道でつい心配してしまう方は、ぜひ使ってみてください。
2.セリア「どこでもペタッとゴミ袋」
2つ目は、セリアで売りだされている「どこでもペタッとゴミ袋」。高さ23cm×横幅25cmの小さめなポリ袋が18枚入っています。
この商品の特徴は、持ち手の部分にシールがついているところ。接着防止カバーをはがしてから、テーブルなどの平らな面に貼りつけると、即席の設置型ゴミ袋として使えます。
貼りつけた様子は画像のとおりです。粘着力はなかなか強く、手でちょっと力をこめて引っ張らないと剥がれそうにありません。屋外で使用しても、風ぐらいではビクともしない頑丈さが頼もしいです。
アウトドアテーブルに設置しておけば、ちょっとしたゴミをすぐに捨てられます。最後のゴミ処理はこのポリ袋をまとめるだけですぐ終了。時短に一役買ってくれるでしょう。見た目が小さいので不安になるかもしれませんが、袋のマチが大きく広がる構造なので、ソロキャンプ程度のゴミなら1セットで十分間に合います。
また、ゴミがあっちこっちに散らからないのもメリット。キャンプ中に「せっかくのキャンプなのにゴミが邪魔だなぁ」と気分を削がれることなく、大自然に浸れますよ。
3.セリア「一枚ずつ取り出せるポケットタイプレジ袋」
最後にご紹介するのは、セリアの商品「一枚ずつ取り出せるポケットタイプレジ袋」。10枚で一束になったレジ袋が2つ入っており、ポケットティッシュのように1枚ずつ取り出して使えるのがウリです。
袋の大きさは高さ42cm×横幅23cmで、その名のとおり小さめなレジ袋に近いサイズ感。持ち手がついているので、持ち運びながらゴミを回収する際に活躍するゴミ袋です。この商品が特に活躍するのは、複数人でのキャンプです。跡片付けの際に1人1セットずつ持っておけば、ゴミをスムーズにしまえます。サイズが小さいので、小さいお子様に持たせられるのも嬉しいところ。
他にも、キャンプの散策中にポケットに忍ばせておくのもおすすめ。ゴミが出たらサッと広げて回収できます。
立つ鳥跡を濁さず、を徹底しよう
近年、キャンプ場のゴミ問題が各所で取りざたされています。ゴミを放置したまま帰ってしまう人が増えており、キャンパーのマナーが問われる時代といえるでしょう。
キャンプ場に迷惑をかけないため、そして自然を守るためにも、跡片付けはしっかりこなすべき。今回ご紹介したアイテムを駆使して、最後まで気持ちのいいキャンプを満喫してくださいね。