初心者の方が、いざショアジギングを始めたいと思ったときに、まず悩むポイントが、ロッド(竿)選び。
いろいろな釣り具メーカーから販売されているので、結局どれを選べば良いのか迷いがちです。
そこで、初心者の方にオススメしたいのが、メジャークラフトからリリースされている「クロスライド5G」。
扱いやすさと実用性は初心者だけではなく、中級者も納得できるロッドに仕上がっています。
今回は、クロスライド5Gの使用感と性能の高さについて、ご紹介します。
使用したロッドのスペック
今回ご紹介するロッドは、「クロスライド5G XR5-1002MH」というモデルです。
ロッドの長さは10フィート(約3メートル)、硬さはMHとなっています。
ルアー重量60グラム前後のものを使用するのに適しており、最大80グラムまでキャストすることができます。
軽くて強い!こんなロッドを待っていた!
圧倒的な軽さは釣果につながる
まず、最大の特徴とも言えるのが、圧倒的な軽さ。
他メーカーから販売されている、このクラスのロッドの重さは300g前後であることが多いのですが、クロスライド5G XR5-1002MHの標準自重はなんと214g!
ショアジギングは、青物の回遊があるまでルアーを投げ続けなければ、釣果に結びつかない釣りです。
言い換えれば、キャストした回数が多いほど、釣果を得やすくなります。
ロッドが軽ければ、長時間メタルジグを使用した釣りでも、疲労が少なくなり、キャストを続けることができるので、釣果面で大きなアドバンテージになります。
魚を掛けると強靭なパワーを発揮
クロスライド5G XR5-1002MHは魚を掛けると素晴らしいパワーを発揮します。
先日、初めてこのロッドで魚がヒット!
ヒットした瞬間、テトラポッドが積まれているところに走られそうになったので、魚が泳ぐ逆方向にロッドを立てて、強引にリール巻き上げることで、難なく岸際に寄せることができました。
釣り上げた魚は60cm弱のハマチです。
以前使っていたMHのロッドだと、もう少し強引なやり取りをしていたと思うので、実釣でロッドのパワーを実感することができました。
堤防でも磯でも使えるオールラウンダー
クロスライド5G XR5-1002MHは軽くて強いロッドであるため、堤防でも磯でも使用できるオールラウンダーなものになっています。
足場が広い堤防では、ロッドの軽さと操作性の良さが、体感できるでしょう。
根(海底)が荒く、岩場などの障害物が多い磯では、魚がヒットしたら強引に海面まで引き上げなければなりませんが、それも難なく対応できるパワーを兼ね備えています。
使用できるシチュエーションが幅広いので、長く愛用できるロッドとなっています。
高級ロッドに搭載されている技術が仕様されている
クロスライド5Gは実売価格2万円台にもかかわらず、3万円台後半以上の高級ロッドに用いられる素材が使用されています。
R360構造(多軸カーボン)
クロスライド5GのロッドはR360構造(多軸カーボン)という仕様で作られ、パワーと軽さを兼ね備えています。
カーボン繊維の向きを「縦」「右斜め」「左斜め」「横」の全方向に配置した、多軸カーボン構造はロッドのどの方向に力を加えても、均一にしっかりパワーを発揮することができます。
魚に大きく横に走られても、手前で深く突っ込まれても難なく海面まで引き上げることができるのは、この技術のたまものと言えます。
東レ(株)T1100Gカーボン
クロスライド5Gのロッドには、最新素材「東レ(株)T1100Gカーボン」が使用されています。
実売価格2万円台のロッドで、この素材が使われるのは業界初となります。
素材の特徴としては高強度と高弾性の両立を実現し、航空・宇宙分野の構造部材にも使用されている最新技術が詰まったカーボンとなっています。
クロスライド5Gは本当にオススメしたい!
軽さと強さを兼ね備えた、良いとこ取りを実現させたロッド、クロスライド5G。
一度手に取り、実際にメタルジグをかっ飛ばしてもらえると、身体でその良さを実感してもらえます。
初めてのショアジギングロッドに迷ったら、ぜひ、クロスライド5Gを選んでみてはいかがでしょうか?
最後に
初めての釣り場へ行くときは、釣り禁止の看板がないかを確認しましょう。
釣りをする際は、ライフジャケットを必ず着用しましょう。
ルールやマナーを守り、誰にも迷惑のかからないよう行ないましょう。
Googleマップを頼りに未開拓の釣り場を求めて沿岸を練り歩き、自然の美しさと過酷さに魅了された冒険家気質な釣り人。