暑い時期のキャンプにおいて、最も注意すべきなのは食材の保管方法。
せっかく準備した食材が傷んでしまい、結果食中毒になってしまう、なんてこともあり得ます。
キャンプで食材を保管するのにうってつけな道具が、クーラーボックス。
最近はさまざまな性能があるクーラーボックスが多く販売されていますが、食材が傷みやすい季節は保冷力で選ぶのがいいでしょう。
なかでも、筆者がおすすめするのが、イエティ「ローディ24」。
最強のスペックとの呼び声が高いこのクーラーボックスについて、愛用者目線で徹底レビューします。
抜群の保冷力
まずはなんと言っても、ローディ24は高い保冷力が最大の特徴であり、魅力です。
その実力は、中に入れた氷を最大7日間溶かさず保つレベル、と言われるほど。
その保冷力の秘密は、断熱材にあります。
一般的なクーラーボックスの断熱材は1cm程度ですが、このローディ24は5cmもの厚さがあります。
その断熱材も隙間なく圧力注入されていることにより、外気との絶縁効果が期待できます。
また、ローテーショナルモールド(回転成形工法)を採用し、つなぎ目のないワンピース構造のため、保冷力だけでなく耐久性もアップしています。
長期間にわたって使い続けられるところも、嬉しいですね。
縦長のデザイン
ローディ24は、縦長のデザインが特徴的。
実は、この縦長のデザインはあるメリットをもたらしています。
それは、2Lのペットボトルやワイン、日本酒などの瓶が縦に入れられるという点です。
横長のクーラーボックスが主流のため、このような背が高い飲み物が縦に入れられるものはあまり見かけません。
特にお酒好きのキャンパーには、嬉しいポイントではないでしょうか!
スタイリッシュな印象を受けるこのデザインは、サイトになじみやすいのも好印象。
高い性能とデザイン性を兼ね備えたクーラーボックスは、貴重であると言えるでしょう。
開閉がしやすい構造
ローディ24の開閉のしやすさも、魅力の一つです。
ローディ24を製造するイエティ社の従来のクーラーボックスから、開閉のパーツが改良され、扱いやすいラッチ構造になっています。
これにより、開閉がよりスムーズになり、力があまり無い方でも片手で扱えるようになっています。
ローディ24の気になる保冷力を検証してみた
実際に筆者が、ローディ24の保冷力を検証してみました。
500mlのペットボトルの氷を準備し、ローディ24と一般的なクーラーボックスそれぞれに8時間ほど入れてみました。
クーラーの設置場所はベランダの日陰にしています。
結果は、ご覧のとおり。
一般的なクーラーボックスに対して、ローディ24の氷の方が多く残っていることがわかります。
簡単な実験でも差がでるほどの保冷力。さすがはイエティのローディ24といったところです。
なお、実際に使用する際には、
- クーラーボックス内を予冷しておく
- 蓋の開け閉めは最小限にする
- 日陰に置く
- 中に入れた食材の隙間を少なくする
などを実施すれば、さらに保冷力を高めることができますので、でひ試してみてください。
ローディ24で安心、快適な夏キャンプを!
気温が上がってくる季節。キャンプでの食材の保管には、一層の注意を払いたいところ。
ローディ24が、心強い存在となってくれることは間違いありません。
安心で快適な夏キャンプを楽しみましょう!
なお、ローディ24を製造するイエティ社の正規輸入代理店はA&F COUNTRY社です。
A&F COUNTRY社のオンラインストアでは、ローディ24は入荷されてもすぐに売り切れとなってしまいます。
そのため、どうしても早く手に入れたい場合には、アマゾンや楽天などのネットショップか、並行輸入品の購入を検討することになるでしょう。
ただし、正規輸入代理店以外で購入する場合には、販売元をよく調べるなど、ご自身でしっかり調査をした上で購入することをおすすめします。
イエティ/ローディ24
サイズ:外寸41.91×35.56×44.45cm、内寸31.75×24.13×33.66cm
重量:5.81kg
シェル素材:ポリエチレン
フォーム素材:ポリウレタン
エイアンドエフYETI公式サイト
https://aandf.co.jp/brands/yeti_coolers