初夏によく目にする新生姜は、清涼な香りとみずみずしさが特徴です。
今回は、そんな新生姜をふんだんに使った、ジンジャーエール(ジンジャーシロップ)の作り方を紹介します。甘さ控えめで、キリッと爽やかなジンジャーエールは、コッテリしたBBQとの相性も抜群!
基本のレシピと合わせてアレンジ方法もまとめているので、ぜひ作ってみてください。
唐辛子入り。辛口ジンジャーシロップのレシピ
今回のレシピでは唐辛子を入れて、大人味のジンジャーシロップに仕上げました。
鷹の爪は種が最も辛いため、程よい刺激になるように、今回は種を取り除いて作ります。ピリッと強い刺激を感じたい方は、種ごと使ってください。
材料(約10杯分)
- 水 200ml
- 新生姜 200g
- きび砂糖 170g
- 鷹の爪 1本
- レモン汁 大さじ1
作り方
1.新生姜の汚れを、しっかりと洗い落とします。
2.新生姜の水分を拭き取ったら、2/3は薄くスライスし、残りはすりおろします。
3.鷹の爪を半分にちぎり、ふるって種を取り除きます。
4.鍋に新生姜と砂糖を入れて1時間ほど置きます。
5.生姜から水分が出たら、水と鷹の爪も加えてよく混ぜ、中火にかけます。
6.沸騰したらごく弱火にし、25分ほどじっくり煮ます。
7.火を止めて粗熱が取れたら、レモン汁を入れます。
8.清潔な瓶に入れて、冷蔵庫で保存します。
基本のジンジャーエール。炭酸割り
最もスタンダードな炭酸割りは、夏の暑い日にピッタリ!
シロップと炭酸水の割合はお好みですが、まずは3対1程度でお試しください。
材料(1杯分)
- ジンジャーシロップ 45ml
- 炭酸水 135ml
- 氷
作り方
1.ジンジャーシロップをグラスに2割ほど入れます。
2.氷をグラスいっぱいに入れます。
3.炭酸水を注ぎます。
4.炭酸が抜けないように、軽く混ぜたら完成です。
ジンジャーエールのアレンジレシピ3つ
ジンジャーシロップは、さまざまなアレンジを楽しめます。
特におすすめなレシピを3つ紹介します。
お好みの紅茶で。ジンジャーティー
お好みの紅茶に、ジンジャーエールシロップを大さじ1程度加えます。生姜の風味に負けないように、紅茶はちょっと濃いめに煮出すのがポイント。
紅茶の種類はなんでもOKですが、セイロンが特におすすめです。セイロンはクセがないため、生姜の風味とケンカしません。
香りが激変!シナモンジンジャー
基本のジンジャーエールにシナモンパイダーを振りかけるだけで、香りがガラッと変わります。
シナモンはお肉との相性もいいので、シナモン入りのジンジャーエールは、BBQの時に飲むドリンクとしてもピッタリです。
甘党さんにおすすめ。カルピスジンジャー
カルピスで割ると、一気にジュース感が出ますね。
甘さ控えめのシロップなので、カルピスで割っても甘すぎず美味しいですよ。
リンゴジュースやレモン炭酸など、市販のジュースを使うと手軽に味変できます。
本格ジンジャエールを片手にBBQを楽しんで!
ジンジャーシロップは、少ない材料で簡単に作ることができます。手作りすると甘さや辛さなどを調節できるのが嬉しいポイント。
紅茶やカルピスで割って、アレンジを楽しむのもおすすめです。
辛味が少なく生姜の風味をダイレクトに感じられる新生姜なら、より美味しいジンジャーシロップに仕上がります。
ぜひ手作りのジンジャーエールを片手に、BBQを楽しんでください。