キャンプの思い出作りに、現地で工作をしてみませんか?
この記事では、どこのキャンプ場でも手に入るような自然素材を使った工作を2つ紹介します。
「夏休みの自由研究は何にしよう?」と悩んでいる方は、ぜひ作ってみてくださいね。
小石の福笑いの作り方

パーツに厚みがあり、目隠しをしていても掴みやすいです。
石にペイントをほどこすための絵の具は、アクリル絵の具がおすすめです。アクリル絵の具は付着力が強く、耐水性と速乾性にも優れています。
水彩絵の具でもできますが、石の色が透けやすいので、重ね塗りするのがおすすめです。
必要なもの

アクリル絵の具は、ダイソーで1つ110円で購入しました。 小石は平べったい方がペイントしやすいです。
- 石 6個
- 絵の具セット
- 画用紙
- ハサミ
- のり
作り方
1.ペイントする模様を想像し、その模様に合うかたちの石を探します。
2.石の汚れを洗い流し、雑巾で水気を拭き取ります。

アクリル絵の具は一度乾くと落としにくいです。汚れ防止のために、新聞紙や画用紙を下に敷きましょう。 スモックを着て作業をすると、服を汚す心配もありません。
3.ある程度乾いたら、それぞれの石に目、鼻、口、眉を描きます。
早ければ10分ほどで完全に乾燥します。厚く塗った場合や湿度が高い日は、30分程度かかることも。
4.完全に乾くまで、風通しの良い場所で乾燥させます。

切り絵にすると、手が込んでいるように見えます。
5.乾かしている間に、顔の輪郭を作りましょう。画用紙にマジックや絵の具で描いたり、切り絵で作ったりしたら完成です。
遊び方
1.机や床に、顔の輪郭を描いた画用紙と、ペイントした石を置きます。
2.アイマスクなどで目隠しをします。

福笑いはルールが簡単。小さい子どもでも1人で遊べるのが嬉しい!
3.石を手探りで探して、画用紙の輪郭の上に並べます。
4.目隠しを取って、完成した顔を確認します。
小枝のドリームキャッチャーの作り方

サイト内の目立つところに飾れば、目印にもなります。
ドリームキャッチャーとは、北アメリカ大陸北部発祥の魔除けの飾りのことです。主に子どもを悪夢から守る目的で使われるため、寝室に飾るのがいいとされています。
今回は、小枝を使って作りました。小枝をカットするのにノコギリなどの刃物を使う場合は、大人がサポートしてあげてください。
必要なもの

生木の小枝を折るのはNG。必ず落ちているものを拾って使いましょう。
- 小枝 3〜6本
- 麻糸や毛糸
- 木工用ボンド
- はさみ
- 羽やビーズなどの飾り
作り方

7cmほどの長さにカットすると、大人の手のひらサイズになります。
1.小枝を探し、大体同じ長さになるように折るか、ノコギリでカットします。

太い糸の方が、簡単に巻き付けることができます。
2.小枝に糸を巻き付けます。

今回は小枝を6本用意したので、六角形にしました。 3本で三角形、4本でひし型にしてもOKです。
3.小枝の端同士をバッテンになるように合わせて、木工用ボンドで仮止めします。

ちょっと難しいので、大人が支えてサポートしてあげてください。
4.糸を巻き付けて固定します。

ドリームキャッチャーでよく見られる編み方は、小さい子どもにはちょっと難しいかも。 そこで今回は、星形をえがくように巻きつけました。 糸にビーズを通しても可愛いですよ。
5.糸を巻き付けます。

今回は、スパンコールがついた糸を結びました。 太陽の光を浴びるとキラキラして綺麗です。
6.ドリームキャッチャーの下側に、飾りを結びます。
7.吊るす用の輪っかを作ったら完成です。
キャンプで世界でたった一つの作品を作ろう!
小石や枝は一つとして同じもものがなく、世界にたったひとつの作品ができます。
キャンプ場で拾った自然素材で作れば、出来上がった工作を目にするたびに楽しかったキャンプのことが思い出されるでしょう。
今回紹介した小石の福笑いと小枝のドリームキャッチャーは、小学校低学年のお子さんでも作れると思います。
夏休みの自由研究にもおすすめです。ぜひ挑戦してみてくださいね。
