サラダやお肉、ワインとよく合う『新にんにくとグリーンオリーブのごはん』
先日、小粒の新にんにくがお得に手に入ったので、早速、にんにくをぜいたくに使ったメニューを作ってみました。みずみずしく新鮮な新にんにくが食べられる期間は限られていますが、にんにく自体の旬は、これから夏にかけて。暑い時季のパワーフードとして、どんどん摂り入れていきたい食材のひとつです。
「新にんにくとグリーンオリーブのごはん」は、そのまま食べるのはもちろん、生野菜でライスサラダにしたり、ステーキと合わせたり、ラップで小さく丸めてひと口サイズのおむすびにしたり、そんな食べ方がこれから暑くなる時季にはおすすめです。新にんにくのフレッシュな風味にグリーンオリーブの塩けがおいしい爽やかなメニューです。
【新にんにくとグリーンオリーブのごはんのレシピ】
【材料】2人分
- 新ニンニク 大1個分 小粒だったのでここでは2個分
- グリーンオリーブの塩漬け 10粒~
- 米 1.5合
- 塩 小さじ1弱
- オリーブオイル 小さじ1/2
- 粗びきブラックペッパー(あればホールを刻む)
- パセリ
<下準備>
- にんにくは、皮を取り除きます。皮が剥きづらい時には、水に10分ほどつけておくと剥きやすくなります。
- 米は洗って30分ほど浸水しておきます。
- ホールのブラックペッパーを使う場合は、包丁などで粗く刻みます。
- パセリはきれいに洗って水けを切り、みじん切りにします。
【作り方】
(1)鍋に浸水しておいた米に塩を入れ混ぜ、新にんにくとグリーンオリーブの塩漬け、オリーブオイルを入れたら蓋をして中火にかけます。
(2)蓋がコトコトし始めたら、火を弱火にして10分炊きます。
(3)10分経ったら火を止め、蓋を開け、しゃもじを使ってさっくりと全体を混ぜ合わせ、再び蓋をして10分ほど蒸らします。
(4)10分経ったら蓋を開け、味をみて塩気が足りなければ塩を足します。
(5)器に盛り、粗く刻んだブラックペッパーとパセリのみじん切りを散らせばできあがりです。
オリーブについて
『新にんにくとグリーンオリーブのごはん』には、塩漬けされたグリーンオリーブを使用しました。オリーブの実は、生のままでは渋みが強いので、塩漬けやオイル漬けにして売られています。その種類はグリーンオリーブの他に、ブラックオリーブで作られたものもあります。ブラックオリーブは、完熟してから収穫されたオリーブで、グリーンオリーブは完熟される前に収穫されたものです。
グリーンオリーブは、弾力のある食感で酸味があるのに対し、完熟したブラックオリーブは食感はやわらかく、味もまろやかです。そのほかにも、スタッフドオリーブは、種を抜いた穴にアンチョビやガーリック、赤ピーマンを詰めたものがあります。
塩は食べ方で加減します
材料に記載している塩の分量は、そのまま食べておいしい、と感じるくらいの(おにぎりとして食べるような)塩加減にしています。肉料理など、しっかりとした味つけのものと合わせる場合は、塩の量を加減してください。グリーンオリーブの塩漬けも使用するものによって味に違いがあると思います。味をみながら調整してください。オリーブの実は、まるごとの他にも、みじん切りにしたり、半分にカットしたり、切り方を変えるだけでも見栄えや食感が変わります。グリーンオリーブとブラックオリーブを混ぜたり、いろいろ試して楽しんでみてください。