夏のキャンプ飯に欠かせないのが、ギュッと冷えた麺類です。暑い日でもスルスルと箸がすすみますよね。
今回は、乾麺を使用した冷やしラーメンのレシピを2つご紹介いたします。
乾麺は持ち運びしやすく、自在にアレンジができるので、キャンプや登山におすすめです。ぜひ作ってみてください。
冷やしラーメンにはコシのある麺がおすすめ
冷やしラーメンを作る際にこだわりたいのは、麺の種類です。今回は乾麺を利用しますがおすすめは、コシの強い麺。キリッと冷えたスープとコシの強い硬めの麺のコンビネーションは、相性抜群です。
著者が冷やしラーメンによく使用するのは、日清のラ王の乾麺です。ラ王の乾麺は生麺と変わらないほどコシがあるので、冷やしラーメンには最適です。
美味しく仕上げるコツ
冷やしラーメンを美味しく仕上げるために、以下のコツを押させておきましょう。
茹でた麺は氷水でしっかりと締める
茹で上がった麺はざるに移して湯切りをした後、流水で流して熱とぬめりを取りましょう。
そのあと、ボウルに入れた氷水に30〜40秒潜らせて、麺を締めましょう。麵を締めることでコシが強くなります。
しっかりと水を切る
冷水で締めた麺は再度ざるに移し、上から手で軽く押して絞ります。この際、しっかりと水気を切りましょう。そうすることでスープが薄まってしまうことを防ぐことができます。
レモンでさっぱりエスニック冷麺
ここからは、レシピを紹介していきます。
まずご紹介するのは、さっぱりとしたレモンの風味にパクチーときゅうりのさわやかさが加わった、優しい味の冷やしラーメンです。
材料(1人分)
- しょうゆ味の乾麺 1袋
- 鶏肉 100gほど
- 砂糖 小さじ1杯
- ナンプラー 大さじ1杯
- 鶏がらスープの素 小さじ1杯
- レモン 1/2個
- きゅうり 1/2本
- パクチー 適量
- フライドオニオン お好みで
- 水 200ml
作り方
1.きゅうりは千切りに、パクチーはみじん切りに、レモンは半分に切り、飾り用に薄く1枚スライスしておきます。
2.良く冷やした水200mlに、乾麺のしょうゆダレ、砂糖、ナンプラー、鶏がらスープの素、しぼったレモンの果汁を加え、混ぜ合わせます。
3.鶏肉を包丁で1〜2cm角に細かく刻みます。刻んだ鶏肉を麺と一緒に沸騰したお湯に入れ、袋に記載されている時間(ラ王の場合は5分間)茹でましょう。
4.麺と鶏肉が茹で上がったら、氷水に30〜40秒潜らせて締めます。締まったらざるに上げ、麺と鶏肉をざるに軽く押し付けて水気をよく切りましょう。
5.皿に麺を入れてタレと絡め、鶏肉、パクチー、きゅうり、フライドオニオン、輪切りにしたレモンを上に盛り付けてできあがりです。
ラー油が決め手のやみつき冷麺
こちらの冷やしラーメンは、ラー油が決め手なので大人向きの味付けです。辛いものが苦手な方はラー油の量を控えめにして、辛さを調節しましょう。
材料(1人分)
- しょうゆ味の乾麺 1袋
- 小ねぎ
- 卵 1個
- 豚肉 100g
- 鶏がらスープの素 小さじ1杯
- 鰹節 1パック
- ブラックペッパー お好みで
- ラー油 お好みで
- 水 200ml
作り方
1.小ねぎを包丁で細かくカットします。
2.お鍋に卵を入れ、卵が被るぐらいの水をそそぎ、火にかけます。沸騰するまでは強火で、沸騰したら弱火にしましょう。弱火の状態で、6分ほど茹でましょう。白身は硬く、黄身はトロトロの半熟卵になります。
卵を火から下ろしたら流水で冷まし、殻をむいておきましょう。
3.水200mlに乾麺のしょうゆダレ、鶏がらスープの素、鰹節を加えてよく混ぜます。水はよく冷えたものを使用しましょう。
4.沸騰したお湯に麺と豚肉を入れ、袋に記載されている時間(ラ王の場合は5分間)茹でましょう。
記載の時間茹でたら、豚肉と麺を氷水に30〜40秒潜らせて締めます。
締まったらざるに上げ、麺と豚肉をざるに軽く押し付けて水気をよく切りましょう。
5.皿に麺を入れ、スープをかけます。卵、小ねぎ、豚肉を盛り付け、お好みでラー油とブラックペッパーを振りかければできあがりです。
鰹節と鶏がらスープを乾麺のたれに加えることでコクが増します。ラー油とブラックペッパーの辛みが、暑い時期でも食欲をそそります!
さいごに
今回は、乾麺を使用した手軽な冷やしラーメンをご紹介しました。暑い夏でも喉を通りやすいレシピなので、是非夏のキャンプでおためしくださいね。