食べ物で夏バテ対策!夏のキャンプに必須の薬膳食材とは
強い日差しの中、大量の汗をかきながら長時間屋外にいることが多い夏のキャンプ。水分は取ったはずなのに、夜になったら激しい疲労感におそわれた、と言う経験をしたことはないですか?
薬膳では、汗をかくと身体のエネルギーも一緒に体外に流れ出ていくと考えられています。エネルギー不足は、疲労感や倦怠感という身体症状として現れます。
夏のキャンプでは失った水分を補給することも大事ですが、身体の熱を冷ますこと、疲労回復させる食材を一緒に食べることも大事ですよ。
焼き茄子の薬膳サラダ
今回は、茄子やトマト、トウモロコシを使ったサラダをご紹介します。これらの野菜には、身体の熱を冷ます効果があります。疲労回復の効果がある豚肉を一緒に調理することで、夏バテ防止にもなりますよ。
材料(4人前)
- 茄子 2本
- トウモロコシ 1本
- トマト 1個
- 焼肉用豚肉 5枚
- 大葉 3枚
- 塩胡椒 適量
- オリーブオイル 小さじ1
- ポン酢 小さじ1
- 醤油 大さじ1ほど
味付けはお好みでかまいません。ごまダレを利用したり、冷やし中華のタレで和えたりしても美味しくできます。アウトドア用のミックススパイスも、パンチのある仕上がりになるのでおすすめです。
作り方
火起こしをして、茄子と皮をむいたトウモロコシを炭焼きにします。
茄子はときどき裏表を返しながら、全面に焼き色をつけていきます。トングで持った時に潰れるくらいの柔らかさになったら、中まで火が入った証拠です。
茄子の皮は、ヘタの部分から手で持ち上げるようにしながらむいていきます。
茄子の皮は、ヘタの部分を残して全てむきます。
トウモロコシは、表面にハケで醤油を何度か塗りながら焼きます。コロコロと転がしながら、全面しっかり焼きましょう。
全体にこんがりと焦げ目がついたら焼き上がりです。
実と軸の間に包丁を入れて、実をそぎ落とします。
豚肉は、塩胡椒をして炭で両面を焼きます。
トマトは角切り、大葉は千切りにします。
ボウルに棒状に切った豚肉、トマト、大葉を入れます。
包丁でそぎ取ったトウモロコシの実と茄子を入れ、塩胡椒、オリーブオイル、ポン酢で味を整えます。
器に盛り付けて完成です。
焼きトウモロコシの香ばしい味と、とろりとした茄子の食感が味わえるサラダです。炭火で加熱するだけで作れるので、BBQの残り火で作ってもいいですね。
なお、冷やすとさっぱりと食べられて、さらに美味しさがアップします!
キャンプ飯で元気をチャージしてアウトドアを楽しもう!
暑い夏を思いっきり楽しむには、その日の疲れを翌日に持ち越さないこともポイント!一日の大半を屋外で過ごすアウトドアでは、体力の消耗も激しいので注意が必要です。
日中の暑さが残る体を食べ物で冷まして元気をチャージし、夏のアウトドアを満喫しましょう。