キャンプ場に到着したら、ひとまずテント設営をしてからランチというパターンと、まずはサクッとランチタイムを取ってから設営というパターンがあると思います。どちらのパターンにしても、ソロキャンプ最初の食事は、その後の楽しい時間を優先して、カップラーメンやインスタントラーメン系でサクッと済ませてから、ゆっくりと時間を過ごし始める人が多いのではないでしょうか?。
せっかく頑張って時間をつくり、準備をして来たソロキャンプ。そんな大切なタイミングだからこそ、簡単・時短を犠牲にしないで、でも一食目から幸せな時間を過ごしてみるのはいかがでしょうか?
今回は、超簡単&短時間でつくれるのに、個人的には最高に美味しいトレイルフードだと思っているTHE SMALL TWIST TRAIL FOODSを紹介します。
THE SMALL TWIST TRAIL FOODS
スモールツイストトレイルフーズは、山梨県にあるレストラン「DILL eat,life」を営むアウトドアが大好きなご夫婦、山戸さんがつくられているトレイルフード。化学調味料や保存料を使わずに素材の味を大切にしたドライフードです。
化学調味料や保存料を使っていないと聞くと「味はどうなの?」と考えてしまいがちですが、僕は世界の色々なトレイルフードを現地で購入して食べましたが、これは圧倒的に美味しい! おそらく「フィールドでも毎日の食事のように美味しいご飯が食べたい」という発想のもと、八ヶ岳の食材をふんだんに使って作られたからだと思います。
ゲスト野菜が楽しい
このドライフードの楽しいところは、原材料に「季節のゲスト野菜」と記載されていること。山戸さん曰く、定番メニューでも飽きずに楽しめる様に季節の野菜も追加されています。今回は何がゲストだろう?とワクワクしながら表面に貼られているステッカーのゲスト名を見るのも楽しいです。
作るのが簡単
トレイルフードは、テント泊をしながら何日もトレイルを歩きながら食べる食事。それだけに、簡単で時間もかけずにつくることができます。手間を考えるとインスタントラーメンよりも簡単で、ゴミも少ないのがいいところ。
1:お湯を入れて数分煮込む
記載の作り方は、「水を入れて沸騰したら…」と記載がありますが、ソロキャンプの必需品である保温ボトルにお湯を入れて持ち込むのがおすすめ。お湯を規定の量入れたら火にかけると、すぐに沸騰してくれます。このタイミングでよくかき混ぜながら数分かき混ぜるのが美味しく作るコツになります(僕流)。
2:10分程度待つ
「1」の作業が終わったら、あとは10分程度待つだけ。個人的にはこのタイミングでコーヒーをゆっくり飲みながらフィールドに馴染んでいく時間が好きです。10分経っても食材に少し固さが残る場合は、もう少し待つか、一度温めてから待つと美味しくできあがります。
ソロキャンプ一食目から贅沢な時間にしよう
僕のお気に入りは写真にも載せたミートソース&ツイスト。その他にも、キーマカレー系やリゾット系、ミネストローネなど、様々な味があります。価格は税込み1,118円と、一般的なドライフードや山用のフリーズドライ食品などと比べると高価ですが、1袋1.5人前と大人ひとりだと満足の量で、ストーリーや味を考えるとソロキャンプのスターターとして楽しむのにはピッタリだと思います。
夕食のステーキ同様、ちょっとした贅沢を楽しんでみてはいかがでしょうか? ちなみに僕は虜になって、トレイルはもちろん様々なフィールドで楽しんでいます。