ジェットボイルのおすすめの選び方は?全6モデルと周辺アイテムも紹介
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    2024.11.11

    ジェットボイルのおすすめの選び方は?全6モデルと周辺アイテムも紹介

    ジェットボイルのおすすめの選び方は?全6モデルと周辺アイテムも紹介
    ジェットボイルは、キャンプをより楽しみたい人におすすめのバーナーです。ジェットボイルの魅力やおすすめの選び方と、全6モデルの特徴を解説します。ジェットボイルをより使いやすくする周辺ギアも紹介するので、バーナーを探している人は参考にしましょう。

    調理時間が短縮できる「ジェットボイル」とは?

    ジェットボイルは、一般的なバーナーにはない優れた特徴を持っています。まずは、ジェットボイルの魅力を解説します。

    数分でお湯を沸かすパワーとコンパクトさが魅力

    ジェットボイルの一番の魅力は、優れた熱効率により通常のバーナーよりも素早くお湯を沸かせることです。

    0.5Lの水なら、最速約100秒で沸騰します。コーヒーやカップ麺を作りたいと思ったら、すぐに調理できるので、便利でしょう。

    また、クッカーと一体になっていることで、コンパクトにまとまっており持ち運びがしやすいことも特徴の一つです。カートリッジやゴトクはすべて本体に収納できるので、バッグの中に入れてもかさばりにくくなっています。

    さらに、通常のバーナーに比べて低燃費なので、カートリッジの消費量も少なく省エネでもあります。

    ジェットボイルの選び方

    ジェットボイルは、『スタッシュ・フラッシュ・ジップ・マイクロモ・ミニモ・スモー』の全部で6種類あります。それぞれ特徴が異なり、向いている人も変わります。

    自分に合ったジェットボイルの選び方を解説するので、押さえておきましょう。

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    押さえておきたいジェットボイルの選び方

    用途に合わせて選ぶ

    ジェットボイルはモデルによって容量や火力、機能が異なるので、用途に合ったものを選ぶのがポイントです。

    沸かしまでの時間を重視するなら『フラッシュ』がおすすめです。0.5Lの水を、シリーズ最速の約100秒で沸かせることができます。

    コスパ重視なら『ジップ』か『スタッシュ』がおすすめです。ジップは最低限の機能を搭載したモデルで、スタッシュは約200gと軽量化を図ったソロキャンプにおすすめのモデルです。

    調理のしやすさを重視するなら『マイクロモ』や『ミニモ』『スモー』を選びましょう。火力調節機能を搭載しており、強火からとろ火まで繊細な調節ができます。複数人でのキャンプで使うなら、大容量のスモーが最適です。

    「サーモレギュレーター」の有無で選ぶ

    『サーモレギュレーター』とは、低温下でも安定して火力を供給するための機能です。一般的なバーナーは、低温下では内部の圧力が低下するため、能力を十分に発揮できません。

    しかし、ジェットボイルのサーモレギュレーターは、氷点下6℃までなら表示通りの性能を発揮できるようになっています。サーモレギュレーターを搭載しているのは『マイクロモ・ミニモ・スモー』の3種類です。

    自動点火装置の有無で選ぶ

    自動点火装置とは、ライターやマッチで火をつけなくても着火できる装置のことです。

    自動点火装置がないモデルでは、着火にライターを使う必要があるので、やけどのリスクがあります。ジップなどコスパ重視のモデルには搭載されていないので、利便性と機能性のバランスを見て選ぶようにしましょう。

    ただし、気温が低いときや風が強いときは、自動着火装置で着火できないケースもあるため、念のためライターやマッチを持っていくと安心です。

    自動点火装置を搭載しているのは『フラッシュ・マイクロモ・ミニモ・スモー』です。

    ジェットボイルの6つのモデル

    ジェットボイルの各モデルの特徴やメリットを解説します。先の選び方に照らし合わせ、自分に合ったモデルを探してみましょう。

    なお、いずれもガスカートリッジは付属していません。ガスカートリッジは、必ず専用の「ジェットパワー」を使用しましょう。

    ブランド・商品画像販売サイト詳細情報
    沸騰到達時間サーモレギュレーター自動点火装置

    JETBOIL(ジェットボイル)

    スタッシュ

    約2分30秒(0.5L)

    JETBOIL(ジェットボイル)

    フラッシュ

    約1分40秒(0.5L)

    JETBOIL(ジェットボイル)

    ジップ

    約2分30秒(0.5L)

    JETBOIL(ジェットボイル)

    マイクロモ

    約2分20秒(0.5L)

    JETBOIL(ジェットボイル)

    ミニモ

    約2分20秒(0.5L)

    JETBOIL(ジェットボイル)

    スモー

    約4分45秒(1.0L)

    スタッシュ

    重量200gとシリーズの中でも最軽量を誇るモデルです。軽量ながら、使いやすさはほかのモデルに劣りません。

    ほかのモデル同様、パーツをすべてスタッキングできるオールインワン構造で、容量は0.8Lとソロキャンプに最適です。

    0.5Lの水なら、約2分30秒で沸騰可能です。パワーの秘密は、ジェットボイル独自のフラックスリングです。フィン上のリングが熱を逃がさないことで、通常のバーナーよりも約2倍の熱効率を実現しています。

    他社のクッカーやゴトクが使えるので、汎用性も高いでしょう。

    JETBOIL(ジェットボイル) スタッシュ

    収納時サイズ:Φ13×高さ11.2cm 重量:約200g (バーナー:約60g、クッカー約140g、付属スタビライザー除く) 容量:0.8L(調理容量0.5L) 沸騰到達時間:約2分30秒(0.5L) 出力:1,134kcal/h ガス消費量:約65g/h

    フラッシュ

    0.5Lの水を、シリーズ最速の100秒で沸騰させるモデルがフラッシュです。従来のモデルからパワーアップし、最大火力は約2倍、沸騰時間は約50秒の短縮に成功しています。

    全てのパーツをクッカーに収納できるオールインワン設計なので、バックパックにも詰めやすいでしょう。

    クッカーには、温度が上昇すると色が黒から緑に変わるインジケーターを搭載しています。付属のゴトクを使えば、鍋やフライパンでの調理も可能です。

    自慢の高火力を生かしたスピーディーな料理を叶えます。カラーバリエーションが豊富な点も魅力の一つです。

    JETBOIL(ジェットボイル) フラッシュ

    収納時サイズ:Φ10.4×高さ18cm 重量:約371g (付属スタビライザー27g、ゴトク35g除く) 容量:1.0L 沸騰到達時間:約1分40秒 (0.5L) 出力:2,269kcal/h ガス消費量:約139g/h

    ジップ

    必要最低限の機能を搭載した、コスパに優れたモデルです。

    ジェットボイルならではの高い熱効率はそのままにしているので、まずはジェットモデルの性能を実感したい場合の入門モデルとしておすすめです。0.5Lの水を約2分30秒で沸騰させます。

    ただし、自動点火機能は付いていないので、点火にはライターかマッチが必要です。容量は0.8L、重量は約340gとコンパクトな設計です。

    別売りのアクセサリーを装着することで、クッカーのデザインをカスタマイズできます。

    JETBOIL(ジェットボイル) ジップ

    収納時サイズ:Φ10.4×高さ16.5cm 重量:約340g (付属スタビライザー27g、ゴトク35g除く) 容量:0.8L 沸騰到達時間:約2分30秒(0.5L) 出力:1,134kcal/h ガス消費量:約65g/h

    マイクロモ

    強火からとろ火まで自由自在に調整できる繊細さと、氷点下6℃でも安定した火力を保つサーモレギュレーターを搭載したモデルです。

    容量0.8L、重量340gとソロキャンプに最適なコンパクト設計です。

    一般的なバーナーは、低温下や長時間使用したときに圧力が低下し、火力が落ちてしまう傾向にあります。しかし、サーモレギュレーターにより、ボンベ内の圧力が下がったときも自動で圧力を調整するので、安定した火力を発揮します。

    クッカーには取っ手が付いており、手に持ちやすい点も便利です。本格的な料理を楽しみたい上級者におすすめです。

    JETBOIL(ジェットボイル) マイクロモ

    収納時サイズ:Φ10.4×高さ16.5cm 重量:約340g (付属スタビライザー27g、ゴトク35g除く) 容量:0.8L 沸騰到達時間:約2分20秒(0.5L) 出力:1,404kcal/h ガス消費量:約120g/h

    ミニモ

    ほかのモデルよりもクッカーの口を大きく、高さを低くすることで、調理をしやすくしたモデルです。調理や食事時に、カトラリーがクッカーに触れにくく、より安全に、ストレスなく使えるでしょう。

    強火からとろ火まで火加減を調節できるだけでなく、サーモレギュレーター搭載で低温下でも安定して調理ができます。

    クッカーには折りたたみ式のハンドルが付いており、使うときも収納するときも便利です。本体は4つのカラーバリエーションから選べます。本格的に調理をしたい人におすすめのモデルです。

    JETBOIL(ジェットボイル) ミニモ

    収納時サイズ:Φ12.7×高さ15.2cm 重量:約415g (付属スタビライザー27g、ゴトク35g除く) 容量:1.0L 沸騰到達時間:約2分20秒(0.5L) 出力:1,404kcal/h ガス消費量:約120g/h

    スモー

    大容量1.8Lの、大人数でのキャンプに適したモデルです。繊細な火力調整機能とサーモレギュレーター搭載で、凝った料理も可能にしてくれます。

    火力もほかモデルに引けを取らず、1.0Lの水を約4分45秒で沸騰可能です。

    他のモデル同様全てのパーツがクッカーの中に収納できるオールインワン設計なので、サイズは大きくても持ち運びはしやすくなっています。

    人数が増えるほど、調理時間は長くなりやすいですが、スモーなら短時間での調理を可能にしてくれます。ほかのアクティビティにも時間を割きやすいでしょう。

    JETBOIL(ジェットボイル) スモー

    収納時サイズ:Φ12.5×高さ21cm 重量:約453g(付属スタビライザー27g、ゴトク35g除く) 容量:1.8L 沸騰到達時間:約4分45秒(1.0L) 出力:1,404kcal/h ガス消費量:約120g/h

    おすすめのジェットボイル周辺ギア

    ジェットボイルの周辺ギアで、おすすめの商品を3つ紹介します。ジェットボイルと併せて使うことで、よりキャンプを便利にしてくれるアイテムばかりです。

    ブランド・商品画像販売サイト詳細情報
    価格

    JETBOIL(ジェットボイル)

    ジェットゲージ

    ¥2,750

    JETBOIL(ジェットボイル)

    1.5Lセラミック フラックスリング クックポット

    ¥9,350

    JETBOIL(ジェットボイル)

    ハンギングキット

    ¥6,380

    ジェットゲージ

    カートリッジの残量を正確に計測できるアイテムです。

    ジェットゲージで残量を把握することで、調理中の燃料切れや、無駄にカートリッジを持ち運ぶといったことが防げるでしょう。ディスプレイはデジタルで、%表示でわかりやすくなっています。

    残量だけでなく、重量(g)を計測する機能も搭載しています。

    使い方は、スイッチを入れてカートリッジの容量にモードを合わせ、差し込むだけです。電源は長押しするか、使用されないまま30秒たつと自動で切れるので、簡単に使える点も魅力です。

    JETBOIL(ジェットボイル) ジェットゲージ

    サイズ:7.6×11.5×2.7cm 重量:85g

    1.5Lセラミック フラックスリング クックポット

    ジェットボイル専用のオプショナルクッカーです。ジェットボイル付属のゴトクの上に置いて使えます。1.5Lの大容量なので、複数人でのキャンプにもおすすめです。

    本体には焦げが付きにくいセラミック加工を施しているので、手入れもしやすいでしょう。口も広く設計されているので、調理や食事もしやすい点も魅力です。

    スタッシュ以外のモデルになら使えるので、ソロキャンプのときは持って行かず、グループでのキャンプでは持っていくといった使い分けができます。

    JETBOIL(ジェットボイル) 1.5Lセラミック フラックスリング クックポット

    収納時サイズ:Φ16×高さ12.2cm 重量:345g 容量:1.5L

    ハンギングキット

    ジェットボイルを吊り下げて使うためのアイテムです。上から吊り下げ、3本のフレームでクッカーを支える設計です。

    主に、ヒルクライミングや冬場のキャンプで使うのにおすすめです。地面が安定していない場合や、冷たすぎてジェットボイルが性能を十分に発揮できないときに活躍するでしょう。

    フレームは軽量なアルミ製で、重量はわずか55gなので荷物になりにくいのもメリットです。持っておくと、いざというときに助けてくれる心強いアイテムです。

    JETBOIL(ジェットボイル) ハンギングキット

    使用時サイズ:50cm 収納時サイズ:18cm 重量:55g

    まとめ

    ジェットボイルは優れた熱効率により、一般的なバーナーよりも素早い調理を可能にしてくれます。高い熱効率の秘密は、独自のフラックスリングです。フィン上のリングが熱を逃がさず、通常のバーナーの約2倍の熱効率を誇ります。

    ジェットボイルには6つの種類があるため、用途に合ったものを選ぶことがポイントです。自動点火装置やサーモレギュレータを搭載したハイスペックなモデルもあれば、機能は最小限に抑え、高いコスパを実現したモデルもあります。

    自分に合ったジェットボイルを手に入れ、よりキャンプを快適にしましょう。

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