メキシコのB級グルメ「ドリロコス」を韓国風サラダに
「ドリロコス」とは、スナック菓子「ドリトス」で作るメキシコで人気の屋台飯。今回はドリトスのナチョ・チーズ味と鶏むね肉・玉ねぎ・キャベツを使用して、韓国料理であるチーズタッカルビ風のサラダに仕上げます。
材料は手に入りやすく、作るのも簡単でキャンプや登山にもオススメ。ジャンキーとヘルシーのバランスが絶妙で、やみつきになること間違いなしの一品です!
ドリロコスのチーズタッカルビのレシピ
材料(1人分)
- 鶏むね肉(皮なし) 120g
- ドリトス(ナチョ・チーズ味) 1袋
- キャベツ 50g
- 玉ねぎ 30g
☆鶏むね肉の下味
- 酒 小さじ2
- おろししょうが 小さじ1/3
- 片栗粉 小さじ2
★調味料
- コチュジャン 小さじ1
- 醤油 小さじ1
作り方
まずは玉ねぎを薄切りにして、サッと水にさらしましょう。玉ねぎ独特の辛みは「アリシン」という成分によるもの。アリシンは水溶性なので、水にさらすと辛み抜けて食べやすくなります。
このあとドリトスと混ぜるときにベチャベチャしないように、しっかり水気を切っておきましょう。ちなみに、玉ねぎを水にさらしている間に他の下ごしらえをしておくと、段取りがスムーズです。
続いてはキャベツ。本物のチーズタッカルビではざく切りにすることが多いですが、今回は混ぜやすくするため千切りに。
キャンプなどで作る場合は、カットキャベツを利用すれば便利ですね。
鶏むね肉はフォークで穴を空けて、酒・おろししょうが・片栗粉を揉み込みます。鶏むね肉は低脂質のため、レンジで加熱すると水分が抜けて臭みがでやすいですが、下味をつけておけばそれも防げます。
さらに、調味料やドリトスも絡みやすくなりますよ。
下味をつけたら耐熱ボウルに入れてふんわりとラップをし、600Wのレンジで2分半~3分ほど加熱しましょう。
加熱直後はボウルも鶏むね肉も熱くなっているので要注意。しばらくそのままにして、予熱で火を通しましょう。
粗熱が取れたらそぎ切りにし、さらに食べやすい大きさに切ります。このとき火の通り具合が甘く、赤身が残っているようであれば、再度レンジで加熱を。
食中毒を防ぐため、鶏肉は必ず中まで火を通して食べましょう。
具材の下ごしらえが終わったら調味料。コチュジャンには水飴や砂糖が加えられているので、直接ドリトスの袋に入れるとコテコテして混ざりづらいです。
そのため、コチュジャンと醤油を予め混ぜておきましょう。
さて、いよいよ具材をドリトスと混ぜていきます。
具材をたっぷり入れるので、口が大きくなるよう袋の横側をハサミで切りましょう。
あとは具材と調味料をドリトスの袋の中に入れて……
ドリトスを潰しながら、全体を絡めて混ぜる!ここでしっかり混ぜておくのが、おいしく仕上げるためのポイントです。
あとは袋のままフォークやお箸で食べるだけ。お皿を使わずに食べられるので、洗い物が少なく済むのも嬉しいですね。
ドリロコスのチーズタッカルビ、見た目はかなりこってりしているように見えますが、玉ねぎとキャベツのシャキシャキ食感のおかげで意外とさっぱりした後味。
コチュジャンの辛みもナチョ・チーズ味のおかげでまろやかな風味になっていて、一袋ペロッと食べられます。下味をつけた鶏むね肉に、しっとりながらも程よくサクサク感が残ったドリトスが絡んで食べごたえも十分。
キャンプや登山で作る場合は、サラダチキンやカット野菜を使えば調理の手間も省けますよ。ドリロコスのチーズタッカルビ、ぜひ作ってみてください!