韓国発祥のインスタント麺、辛ラーメン。そのやみつきになる辛さともっちりした麺がおいしいと、今や日本でも大人気の商品となりました。
今回は、辛ラーメンを使った、キャンプで簡単に調理できるアレンジレシピをご紹介します。
辛さと魚介の旨味がやみつき「海鮮辛焼きそば」
辛ラーメンは、本来、麺をスープで煮込んで調理するラーメンです。しかし、このアレンジレシピでは、辛ラーメンを魚介入りの焼きそばに変身させます。
その名も、「海鮮辛焼きそば」。水分量を調整することで、あとひく辛さがクセになる、ピリ辛焼きそばができますよ。もちろん、あの辛ラーメンの麺のもっちり感はそのままです。
また、材料の少なさもポイント。アウトドアでも、包丁なしで手軽に料理を楽しめます!
スキレットで鉄板炒め風に仕上げる
焼きそばを炒めるときに、スキレットを使うことで、まるで鉄板焼きにしたようなカラッとした仕上がりになります。見た目もおしゃれに仕上がるのが嬉しいですね。
基本の材料(1人分)
- 辛ラーメン……1袋
- シーフードミックス(解凍したもの) ……50g
- 中濃ソース……大さじ1.5
- 水……150cc
- プロセスチーズ……20g
シーフードミックスは、いか・えび・あさりなどが入っているものがおすすめです。
必須ではありませんが、手元にあれば青のりをトッピングすると、より焼きそばらしくなります。
海鮮辛焼きそばの作り方
1.スキレットにお湯を沸かす
水150ccをスキレットに入れ、お湯を沸かします。
火加減の強い焚き火で調理する場合は、早めにお湯が蒸発してしまいます。心配な場合、やや多めに200ml程度の水を入れると良いでしょう。
スキレットの焦げ付きが気になる方は、事前に油(分量外)をスキレットに塗っておきましょう。
2.辛ラーメンの麺を加える
辛ラーメンの麺のみ、お湯の中に加えます。
麺を加えたときに、お湯が麺の高さの1/3程度になるぐらいが理想です。もし、お湯が足りない場合は、上から水を足してください。
麺を入れたら、一度麺をひっくり返して、両面に水分を軽く浸しましょう。
3.麺を蒸し焼きにし、ほぐす
アルミホイルを上からかぶせて、麺を中火で蒸し焼きにします。水分がなくなったタイミングで、アルミホイルを外しましょう。
アルミホイルを外して、水分がなくなっていたら、麺を箸でよくほぐします。
4.シーフードミックスを加えて中火で炒める
解凍したシーフードミックス50gを加えたら、中火で1分ほど炒めます。シーフードの水分を飛ばし、全体がカラッと乾いてくるまで炒め続けましょう。
5.かやくと粉末スープ、ソースで味つけをする
シーフードミックスに火が通ったら、味つけをします。粉末スープとかやくを、それぞれ1/3〜1/4袋ほど加え、よく混ぜましょう。中濃ソースを大さじ1.5加え、麺に絡ませながら炒めます。
水分がないため、粉末スープを入れすぎると非常に辛くなります。一気に全部入れてしまわないよう、注意してください。
6.チーズを溶かしたら、完成
麺を炒め終わったら、プロセスチーズ20gをトッピングします。チーズを加えることで、辛さが和らぎ、まろやかな味わいになります。
チーズがとろけたら、海鮮辛焼きそばの完成です!もし持っていれば、お好みで、青のりをふってください。
あまった粉末スープはチゲなどにして楽しんで
使わなかった分の粉末スープやかやくは、チゲスープにアレンジできます。
作り方は、きのこや卵を煮込んだものに、粉末スープを加えるだけ!肌寒くなる夜のおともや、夜食にぴったりです。辛さで体が温まりますよ。
辛いもの好きキャンパーのお昼にいかが?
海鮮辛焼きそばは、テント設営が終わった後の遅めのお昼や、軽食にぴったり。辛いもの好きのキャンパーさんは、ぜひ試してみてはいかがでしょう。
NONGSHIM 辛ラーメン 袋麺
内容(麺量):120g
発売地域:全国