グランピング試泊会へ
季節はお盆まっただなか。外房は一宮釣ヶ崎海岸に新しくできたグランピング施設「釣ヶ崎グランピングリゾート」で、メディア関係者に向けた試泊会が行なわれました。なんとペットもOKとのことで、ボストンテリアの豊を含めた家族総出でお邪魔してきました。
サーフィンの聖地「釣ヶ崎海岸」
「サーフィンの町」として知られる千葉県一宮町。私も波乗りをするのでよく知っているのですが、とりわけ釣ヶ崎海岸(サーファーの間では「志田下」と呼ばれています)は、「サーフィンの聖地」として有名な場所。波がある日はエキスパートだらけとなり、私みたいなヘタッピは見学に徹し、彼らの鮮やかな技を楽しませてもらっています。
そんなふうにサーファーなら馴染みのある釣ヶ崎海岸に、このたびグランピング施設ができたと聞いて、お邪魔するのを楽しみにしていました。せっかくなので一宮の一番北のビーチで軽くサーフィンしてからチェックイン。海から本当にスグでしたよー。
ドームテント
この日はうだるような暑さの一宮でした。部屋に入ってまず驚いたのは、そよそよと涼やかな室内! 「快適」という言葉を長男がずっと口にしていました(笑)。 トイレやバスルームはドームテントに直結しているので、雨のときは濡れず、寒さ暑さも関係なく、長男にいわせれば本当に「快適」に過ごすことができました。でも外を見ると海。一宮の自然もしっかり間近に感じることができるのです。
「痒いところに手が届く」設備や備品
よく効くエアコンのほか、冷蔵庫、電子レンジ、ウォーターサーバー、空気清浄機、サーキュレーター。目覚めの一杯にうれしいコーヒーセットも用意してありました。ドリップケトル、コーヒー豆にハンドミルが籐のバスケットにひとまとめ。しっかりした風力の(これ大事)ドライヤー。スキンケアグッズや洗面セットなどのアメニティが勢揃い。
また、荷物が多くなりがちな小さい子どもとの旅です。こちらの施設は身軽でOK。食事の際の椅子やベビーバス、ライフジャケット、浮き輪、調乳ポット、オムツ用ゴミ箱、DVDプレイヤーなどレンタル品が完璧に揃っています。「ないものはない!」あ、でもプールやサウナを楽しむなら「水着」は忘れずに。
愛犬とグランピング
ふだんわが家はキャンピングカーでボストンテリアの「豊」と一緒に旅しています。じつは愛犬OKの宿に泊まるのは今回が初めてだったのです。試泊させていただいた「ペット専用客室」では、ケージ、トイレ、換えのシート、食器、愛犬用タオルなどのアメニティ。また、玄関のたたきと同じ導線上にシャワールームがあるので、そこで足を洗うことができます。至れり尽くせりなシステムに感動しちゃいました。
部屋専用のドッグラン!
広々とした専用ドッグランも完備!まるでネコのように超インドア派の我が子なので、もちろんドッグがランしませんでした。なんと滞在時間20秒で部屋に入っていきました(笑)。大きめサイズのワンコや、活発な子でもじゅうぶん発散できそうですね。ここから見える海がまたきれいなんです。
ハートプール&サウナ
夕飯前にひと泳ぎしようと施設の一番上にある、見晴らしのとてもいい場所にやって来ました。ここには大きなハート型のプールとサウナがあります。柵で仕切られた浅い子ども用プールが2箇所あり、密を避けつつ楽しめそうです。
私は大変な暑がりなので今回は入りませんでしたが、サウナは宿泊のグループごとに楽しめる「完全貸し切り型」です。外に出ると潮風。極上のリラックスタイムが楽しめそうですね。
お待ちかねのBBQ
プールで遊んでお腹がぺこぺこ。部屋に戻ると食事の準備がセッティングされていました。あとはBBQ番長(わが家はいつも夫が焼きます)におまかせしましょう。
自然に恵まれた千葉県。「地産地消」の海の幸、山の幸が勢揃いしていました。
この日のメニューはスティックサラダ、チリチーズポテト、黒豚トマホークのハーブスパイス仕立て、ベーコンと野菜のアヒージョ、アサリのワイン蒸し、サザエの浜焼き、ホタテのバター焼き、エビのグリル、和牛赤身肉と野菜の串焼き、和牛のサーロインステーキでした。そりゃもうワインが進みます!
食事が終盤に近づいたころ、スタッフさんに声を掛けられ、私たちもキャンプファイヤーに参加しました。
夕方のプールでは、私たちと同じく試泊体験に参加している外国人男性がいました。長男が「学校で習っている英語をしゃべりたい」 と、話しかけたらとても喜んでくれました。その方とキャンプファイヤーで再会。彼はプロのミュージシャンだそうで、私もこのごろ夏休みでサボっていた英会話のいい勉強に。いやー、旅っていいなぁと思うひとときでした。
翌朝には、みごとなサンライズビューが
早起きの息子たちに叩き起こされて、おかげでご来光を拝むことができました。きれいだけど眠い…。
そんなキラキラな朝陽を望みながらいただく朝食はこれまた豪華でした。
もちろん大人も大変リフレッシュできたのですが、それ以上に子どもたちのはしゃぎ方がハンパなかったです。「また行きたーい!」の大合唱でした。ダイニングルームに迷い込んだセミを助けたり、トンボを素手で捕まえたり、家ではまず出てこない数種類ものフルーツに大喜びしたり(笑)。長男は学校から出された絵の宿題に「今回のグランピングのこと書くんだ」と張り切っています。どんな作品ができるのか楽しみですね~。
釣ヶ崎グランピングリゾート
- 所在地:千葉県長生郡一宮町東浪見36-1
- 電話:0475-44-5900
- URL:https://www.chiba-glampingresort.com