BIKE&CAMPが生誕の地=三重県いなべ市で久しぶりの開催
自転車とキャンプをテーマにした旅イベント『BIKE&CAMP』の開催が発表された。新型コロナの影響により、約2年ぶりの開催となる。しかも、前回に続く関東・茨城県内の会場に加えて、BIKE&CAMPが初開催された東海・三重県いなべ市の青川峡キャンピングパークでも開催されるという。
2022年11月に三重と茨城で2週連続開催
2022年の開催スケジュールは以下の通り。
BIKE&CAMP TOUKAI22
2022年11月12~13日 三重県いなべ市 青川峡キャンピングパーク
BIKE&CAMP KANTOU22
2022年11月19~20日 茨城県土浦市 霞ヶ浦総合公園
なんと2週連続の開催だ。
BIKE&CAMPってどんなイベント?
BIKE&CAMPは、本誌でもお馴染みのモデルであり、アドベンチャーサイクリストとして世界を旅した経験を持つ山下晃和さんと仲間たちが、「旅人が集まる旅イベント」として、2017年にスタートさせた。
これまで、自転車キャンプで使いやすいULテントが、張られた状態でズラリと並び、参加者はネットでは伝わらない、生地の質感やサイズ感を確認できた会場もあった。
また、普段、なかなか乗れないようなファットバイクやツーリングバイク、Eバイクなどの試乗車も揃い、施設内の特設試乗コースでその性能を体感することができた。ほかにもペダルメーカーの組み立て体験ワークショップや、ツーリングとシングルバーナークッキングを組み合わせたツアーなども開催された。
回を重ねるごとに、自転車の量販メーカーや、フォールディングバイク専門ブランド、人気アウトドアブランド、ガレージブランド、バイクショップやアウトドアショップなど出展ブランドも増加の一致をたどった。また、開催エリアの特産物や食品を販売するテントも好評を博した。
キャンプしながらゆったり過ごすもよし、日帰りなら無料で入場できる
このイベントの魅力は、それだけではない。日帰り(なんと入場無料!)でブースをまわることもできれば、自転車に愛用の道具を積んで出かけ、キャンプしながらゆっくりと楽しむこともできる。ビールを飲んで焚き火を囲んで、仲間と話して。そんなユルい楽しみ方ができるのだ。ただし、例年、あっという間にキャンプ枠が埋まってしまうので、エントリーはお早めに。
ここ数年、グラベルバイク市場が急速に広がり、それに合わせるように自転車キャンプを楽しむユーザーも確実に増えている。関東では2年ぶり、東海では4年ぶりとなるBIKE&CAMP。どんな出展者がどんな新しいBIKE&CAMPスタイルを提案してくれるのか?今から楽しみでならない。
イベント・インフォメーション
BIKE&CAMP TOUKAI22
- 開催日:2022年11月12日(土)〜13日(日)
- 会場:青川峡キャンピングパーク(三重県いなべ市)
- 主催:(一社)自転車キャンプツーリズム協会
- 共催:青川峡キャンピングパーク
- 入場:無料
- 宿泊:12日のキャンプ料金(テントのみ。タープは使用禁止)
自転車 3,000円(ソロのみ)
※オートバイ、自動車での宿泊参加は決定次第、主催者より発表があります - イベント内容:トークショー、ワークショップ、チャリティオークション、最新自転車の試乗、地元名店によるキッチンカーなど
BIKE&CAMP KANTOU22
- 日程:2022年11月19日(土)〜20日(日)
- 会場:霞ヶ浦総合公園(茨城県土浦市)
- 主催:(一社)自転車キャンプツーリズム協会、株式会社アトレ
- 宿泊:19日のキャンプ料金(テントのみ。タープは使用禁止)
自転車 3,000円(ソロのみ)
バイク 4,000円(ソロのみ)
自動車 8,000円(テント1張り、5人まで)
ハンモック 2,000円(タープ可) - 入場:無料
- イベント内容:トークショー、ワークショップ、チャリティオークション、地元名店によるキッチンカー、旅マルシェ(世界各国の雑貨など)、最新自転車の試乗、地元産品の直売市など