女性にも人気の「ヒューガルデン」の0,0が、いよいよ日本上陸
世の中、健康のためというより、「酔いたくない」ためにアルコールフリーを選ぶ人が増えている。これは欧米で先行する現象だが、飲めるけどあえて飲まない「ソーバーキュリアス」というライフスタイルが若者を中心に広がっている。日本でもコロナ禍を通じて着々と増えているようだ。
BE-PAL読者にしても、酔わずにおいしいノンアルコールは常にウエルカムではないだろうか。先日、白ビール界では屈指の人気を誇るベルギーの「Hoegaarden(ヒューガルデン)」のノンアルコール製品「Hoegaarden0,0(ヒューガルデン ゼロ)」の日本販売が始まった。
「ヒューガルデン」はベルギーの首都ブリュッセルからクルマで1時間ほど東のヒューガルデン村で生まれたビール。現在の販売元、アンハイザー・ブッシュ・インベブ・ジャパンによると、1445年に村の修道士たちがつくり始めた。修道士たちはさまざまなレシピを試行錯誤し、オレンジピールとコリアンダーシードの組み合わせを発見。それが現在に至るヒューガルデンの原型になっている。さわやかでフルーティー。オレンジビールの柑橘の香りと、コリアンダーのスパイシーな香り。自然なほろ苦さと甘みの絶妙なバランスに喉が鳴る白濁のビールだ。
「ヒューガルデン ゼロ」は、元の白ビール「ヒューガルデン ホワイト」からアルコールを抜く脱アルコール製法でつくられている。グラスから立つ香りはヒューガルデンに近く、元のヒューガルデンよりさらに飲みやすく、甘めに仕上がっている。これなら、キャンプやハイキングに車で出かける人も安心。よく冷やして飲むのがおすすめだ。できればクーラーボックスにグラスも冷やして持っていこう。
青空が似合う「ヒューガルデン ゼロ」で食欲の秋を始めよう
「ヒューガルデン ゼロ」の日本発売と合わせて、東京渋谷の渋谷キャストで、10月16日(日)まで、ビアガーデン「Hoegaarden BEER GAARDEN」(ヒューガルデン ビア・ガルデン)がオープンしている。
ドリンクメニューには「ヒューガルデン ゼロ」や「ヒューガルデン ホワイト」「ヒューガルデン ロゼ」をはじめ、アンハイザー・ブッシュ・インベブの取り扱いブランドの「バドワイザー」や「コロナ エキストラ」「グースアイランドIPA」、さらにはヒューガルデンを使ったカクテルがラインナップされている。ヒューガルデンのホワイトとロゼはドラフトだ。
さわやかでフルーティーな味わいは食中酒にもおすすめ。フードメニューは、定番のソーセーゾ盛り合わせやフレンチフライ、ベルギー名物の蒸したムール貝から、コリアンダー焼きそば、バスクチーズケーキと、前菜からデザートまでカバー。ヒューガルデンの懐の深さを感じさせる。特にオレンジピールの柑橘系の酸味はトマトソースの酸味とよく合うとのこと。
平日の12時〜15時のランチタイムには、「ヒューガルデン ゼロ」を先着100杯、無料サービスの「フリーアワー」を開催している。秋空の下、白ビールのノンアルコールの味と料理の相性を一度、こちらのビアガーデンでチェックしてみてはいかが? アウトドアに出かけたときも、コレが1本あるとグッと雰囲気が華やぎそうだ。
【ヒューガルデン ビア・ガルデン】
開催時期 2022年10月16日(日)まで
開催場所 渋谷キャスト ガーデン(東京都渋谷区渋谷1丁目23−21)
営業時間 12時〜21時45分(平日) 13時〜21時45分(土日祝)
取材・文/佐藤恵菜