富士山に近い場所や富士山が見える場所でのキャンプは清々しいものです。装備がなくても手軽に泊まれるコテージ付きのキャンプ場を13か所紹介します。近隣に温泉や観光地があるキャンプ場なら、キャンプがより楽しくなりますよ。
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富士山周辺のコテージ付きキャンプ場
富士山周辺には、多くのキャンプ場があります。数が多すぎて、どこに泊まったら良いかよくわからないと思っている人は多いのではないでしょうか。そんな人に向けて、富士山周辺にあるコテージ付きキャンプ場を厳選しました。
コテージとは、キャンプ場にある宿泊施設の中でも、お風呂やトイレなどの設備がそろったものを指します。似たものにバンガローがありますが、バンガローの中には特に設備がなく、基本的に調理道具や寝具などを持参しなければなりません。
まずは、富士山周辺でおすすめのキャンプ場を紹介します。
PICA富士ぐりんぱ
人気リゾートブランド『PICA』が運営し、富士山の目の前という好立地にあるキャンプ場です。一般的なコテージからトレーラーコテージ、シルバニアファミリーの実物大コテージまで幅広い選択肢があります。
宿泊プランやオプション、連泊割引などのプランがあるので、自分たちのスケジュールにぴったりのプランが見つかるでしょう。
近くには『遊園地ぐりんぱ』が併設されており、子ども連れにはぴったりのキャンプ場です。宿泊プランの中には、ぐりんぱのワンデーパスポートがセットになったものも用意されています。子どもたちも喜ぶでしょう。
リトリートキャンプまほろば
シャワーやキッチンが備わったトレーラーハウスに泊まることができる、数少ないキャンプ場です。リトリートとは、日々の生活から離れ、自分だけの時間を持つことをいいます。
トレーラーハウスの他には、リトリートハウスやパオ、ドームテントが用意されています。それぞれ1~2棟ずつしかないので、泊まりたい場合は早めの予約がおすすめです。
また、マインドフルネスを活用するアクティビティや、1人2,000円でテントサウナも体験できます。共用施設も清潔に管理されているので、衛生面も安心して利用できるでしょう。
桃沢野外活動センター
キャンプだけでなく、サウナ・滝行・写経などユニークなアクティビティも楽しめるキャンプ場です。コテージのデザインはオシャレで、まきストーブを完備したものもあります。
2階部分はガラス張りになっており、景色を一望できます。コテージにはWi-Fiが完備されているのもうれしいポイントです。
また、アクティビティも豊富に用意されており、上記に加え、ニジマス釣りやキャンドル作りなどの製作体験ができます。グラウンドも併設されているので、野球をはじめとしたスポーツを楽しみたい人にもおすすめです。
体験できることが多岐にわたるので、事前にどのアクティビティをするか決めてから行くとスムーズでしょう。
富士山が見えるコテージ付きキャンプ場
富士山が見えるコテージ付きキャンプ場を3つ紹介します。少し遠くで見る富士山も、味があって良いでしょう。
雲見オートキャンプ場
伊豆半島にあり、駿河湾越しに富士山を望めるキャンプ場です。ログハウスが2棟、ログケビンが11棟用意されています。ログケビンにはマットレス付きのベッドが用意されていますが、寝具は持参する必要があります。
シュラフや毛布は管理棟にてレンタルが可能です。トイレと炊事場は共用の点も留意しておきましょう。
キャンプ場には展望台が設けられており、夕方には駿河湾に沈む夕日を眺められます。周辺には海水浴場もあり、夏は海で遊ぶのにも最適です。西伊豆観光の拠点にもなるため、旅行も兼ねたい人におすすめです。
本栖湖キャンプ場
本栖湖の湖畔にあるキャンプ場です。バンガローが6棟、コテージが1棟用意されており、電話での予約を受け付けています。
キャンプ場は本栖湖からすぐ近くのところにあるため、水遊びをしたい人にはぴったりです。カヌーやSUP、釣りを楽しんでいる人もいるので、本格的なウォータースポーツを楽しみたい人はぜひ挑戦してみましょう。
また、遊具も設置されており、子ども連れにもおすすめです。富士山のふもとにあるため、富士山もばっちり見えるでしょう。
PICA表富士
富士山2合目にあり、目の前で見ることのできるPICAのキャンプ場です。標高は1,200mで、冬は寒さが厳しいことから閉鎖されるほどです。夏なら暑さを忘れて涼しく過ごせるでしょう。
豊富な種類のコテージが用意されており、本格的なコテージ泊をしたい人にはおすすめです。初めてキャンプするファミリー向けの宿泊プランもあり、各キャンプ道具のレンタルをプラン料金でできる点もうれしいでしょう。
車を30分走らせれば、遊園地ぐりんぱや富士サファリパーク、名瀑として名高い白糸の滝にもアクセスが可能で、周辺の観光スポットにも恵まれています。
ペット連れに優しいコテージ付きキャンプ場
ペット連れOKの宿泊施設を探している人もいるでしょう。ただし、施設内までペットOKのキャンプ場は数が少ないのが現状です。キャンプ場ごとにルールがあるので、状況に合わせて選びましょう。
富士ワイルドアドベンチャー
敷地14,000坪、東京ドーム1個分のスペースを持ったキャンプサイトです。アスレチックや動物とのふれあいコーナーなど豊富に用意されているので、アクティビティには困らないでしょう。
キャンプ場の大半はフリーサイトなので、自由に自然を満喫できます。部屋を借りるという形でゲストハウスが完備されており、コテージのように宿泊が可能です。
ゲストハウスやロッジ内はペット不可ですが、パオなら連れ込みができます。パオとは遊牧民の住居のことです。パオにペット連れで宿泊する場合、リードやケージが必要です。
富士ミルクランド
引き馬体験やえさやり体験など、動物とのふれあいが盛んにできるキャンプ場です。バターやバウムクーヘン作りといった体験も多数用意されています。
高原ロッジの1階部分には、ペットと一緒に泊まれる部屋が用意されています。ペットがロッジ内に連れ込めるところは多くないため、ペットとできるだけ一緒にいたい人には特におすすめです。
広大な芝生広場やKIDS広場、レンタサイクルも用意されており、遊びには困らないでしょう。
アーバンキャンピング朝霧宝山
富士山のふもとにあり、富士山が大きく見えるキャンプ場です。グランピングテントが用意されており、豪華なキャンプが楽しめるでしょう。
高級キャンピングカー『エアストリーム』に宿泊も可能で、完全なプライベート空間が用意されています。
他には、大きなログハウスを1棟まるまる貸切りが可能です。また、『ちびログ』と呼ばれるコテージが付いているサイトもあります。『ちび』と付いていますが、十分に宿泊できるスペースがあります。
ペットについては、オートサイトには連れ込むことが可能ですが、コテージをはじめとする宿泊施設内は不可です。
温泉が近いおすすめのコテージ付きキャンプ場
近くに温泉がある、おすすめのキャンプ場を紹介します。キャンプで思い切り遊んだあと、温泉で汗を流したい人は要チェックです。
乙女森林公園第2キャンプ場
夜景が美しいことで評判のキャンプ場です。コテージが豊富に用意されており、トイレやお風呂、電化製品が完備されています。晴れている日には、サイトやコテージから富士山が一望できます。
隣接しているフォレスト乙女には、峠までのハイキングコースが設けられており、自然を全身で感じたい人におすすめです。
数分歩いた距離に、日帰り温泉施設があります。コテージにもお風呂がありますが、やはり温泉は別格でしょう。
ほったらかしキャンプ場
『ほったらかし温泉』から徒歩3~4分のところにある、手作りのキャンプ場です。標高約700mのところに位置し、夏でも涼しく過ごせるでしょう。
ほったらかし温泉の泉質はpH10.1のアルカリ性温泉で、お肌がすべすべになり湯冷めしにくくなっています。昼には富士山が、夜には山梨市の夜景が一望できます。
冷暖房・トイレ・シャワーが完備された小屋にも宿泊が可能です。
湖に近いおすすめのコテージ付きキャンプ場
水遊びをしたい人は、湖に近いキャンプ場を選んでみてはいかがでしょうか。富士五大湖の近くにある、おすすめのキャンプ場を紹介します。
小田急山中湖フォレストコテージ
山中湖の湖畔にあるキャンプ場です。ぜいたくに過ごせる貸別荘タイプから、手軽に泊まれるバンガローまで幅広いタイプの宿泊施設が用意されています。
中にはペットOKのドッグラン付きのコテージもあります。ペットを連れ込む際は、最低限のしつけや事前にシャンプーをするなどのルールがあるので、確認しておきましょう。
公式サイトには四季それぞれの楽しみ方が解説されており、どの季節に行っても楽しめるキャンプ場です。
精進湖キャンピングコテージ
精進湖の湖畔にあるキャンプ場です。グランピングコテージが新設オープンし、少人数での貸切りができます。
コテージもきれいで、家具全般に加えテレビも完備されています。部屋は分かれており、男女別で泊まることも可能です。
また、コテージだけでなく、グランピングテントも用意されています。ベル型のコットンテントに泊まり、優雅なひと時を過ごせるでしょう。
釣りやカヌーなどのウォーターアクティビティも体験できます。プロのガイドと一緒に、精進湖周辺のツアーに参加するのもおすすめです。
まとめ
富士山の周辺には多くのキャンプサイトがあるので、どれを選べば良いかわからない人も多いでしょう。富士山周辺には、ペットOKのところや温泉が近くにあるところ、湖の近くでウォーターアクティビティができるところなどキャンプ場の種類は豊富です。
ペットを同伴させる場合は、各キャンプ場の指示に従い、他のキャンパーの迷惑にならないように配慮が必要です。ぜひお気に入りのキャンプサイトを見つけ、富士山を間近に感じながら優雅な休日を過ごしましょう。