DODでもっとも小さなソフトクーラー
ウサギがトレードマークのDODでは、容量違いのソフトクーラーをいくつか取り扱っています。
“ソフト家”とDODが呼んでいる同シリーズのなかで、新たに登場したのが「ソフトくらら(4)」。
「くらら」という末っ子らしいチャーミングな名前と、容量が4Lであることを年齢のように表現した「(4)」の文字がとってもユニークです。
見た目も名前もユーモアたっぷりのこのアイテム。可愛らしい見た目から受ける印象を、よい意味で裏切るほどすぐれた実力をもっています。
遊び心あふれる印象的なデザイン
全体的にオシャレな雰囲気をまとっているだけでなく、随所に用いられた工夫により強い個性をもつソフトくらら(4)。
とりわけ目立つのが、4つの角に備わったループです。各所に3つづつあり、ひとつひとつのループは小さめですがきちんと使えます。
肩がけ用のベルトは着脱可能で、簡易的なベルトではなく、幅広で丈夫。取り付けられているパーツもしっかりした印象です。
価格が3,520円と手頃ながら、全体を通して安っぽさを微塵も感じさせないのが素晴らしいところ。
カラーは「ブラック」「タン」「カーキ」「ブルーグレー」の4色。いずれも男女問わず愛用できるデザインが魅力的です。
350ml缶6本と保冷剤がピッタリ入る容量!ペットボトルも可
内部は350mlの缶を6本と、21×14cm程度の保冷剤を入れてジャストな設計。500mlのペットボトルも、寝かせた状態で4本ほど入ります。
1泊2日のキャンプで使うとすれば、ほぼ完全に1人用といった印象です。それほど豪勢な食事をする気がなければ、缶を3、4本と、1〜2食分程度の食材も入れられます。
そのように使う場合は、要冷蔵の食材を可能な限り減らすこと、そしてかさばるものを排除することが重要です。
たとえば焼肉用の肉を入れるとすれば、トレーに入ったままではなく、ビニール袋に移し替えれば十分な量を収納できるでしょう。
ドライブに持っていくのにも便利です。助手席や後部座席にでも置いておけば、よく冷えた飲み物にいつでも手が届きます。
会社のオフィスに持ち込んでも邪魔にならず、個人ロッカーや、デスクに備わった大きな引き出しにも入るサイズです。
アイスも保存可能!コンパクトでも徹底された保冷力
ソフトくらら(4)のとくにすごいところは、クラスを超えた保冷力です。6面すべてに、極厚の断熱材が入っています。
DODの公表によると“第三者機関での保冷性試験では、14時間氷を残存させることが可能という試験結果が出ています”とのこと。
あまり長い時間でなければ、保冷剤の数を増やしてアイスを保存することもできます。また、断熱材が分厚いだけに、クーラー自体がガッシリとしているのも特徴です。
折りたためないのは人によってはデメリットと感じられるかもしれませんが、ヘナヘナと形が崩れることがなく、使い勝手は非常に良好です。
水を通さないターポリン製で防水性もバッチリ
外装の素材は、水を通さないターポリン。開口部には止水ジッパーを採用し、防水性をよりいっそう高めています。
多少の雨にさらされたり、水しぶきがかかっても問題ありません。もちろん、内部からの水漏れもなし。
黒いインナーを採用している点も、汚れが目立ちにくいという大きなメリットを生み出しています。長期的に使用しても、新品のときと変わらない姿を保ってくれることでしょう。
「もう1つ欲しい!」と思える使い勝手のよさ
ハードクーラーより圧倒的に軽く、同サイズの一般的なソフトクーラーよりガッシリとしたボディ。
全体的に作りがよく、保冷力にもすぐれ、容量にあった使い方さえできれば非常に大きな満足感を得られる。
それが、ソフトくらら(4)を実際に使ってみての感想です。それとともに湧き起こったのが、色違いのモデルがもう1個欲しいという願望。
コンパクトなソフトクーラーは日帰りのレジャーや普段使いに最適ですが、1泊以上のキャンプにはすこし心もとないのが現実です。
となればより大容量のモデルを、となるのが普通でしょう。しかしソフトくらら(4)を2個所有し、ひとつを飲み物専用に、もうひとつを食材専用に、と使い分けるのもよさそうです。
本気でそう思えるほど、見た目も機能性も、そして肝心の保冷力も満足の逸品でした。
DOD ソフトくらら(4)
サイズ:幅24×奥行き17×高さ20cm
インナーサイズ:幅21×奥行き14×高さ17cm
重量:450g
素材:ポリエステル、発泡ポリエチレン、PEVA
価格:3,520円
DOD
ソフトくらら(4)
サイズ:(約)W25×D20×H20cm
インナーサイズ:(約)W21×D14×H17cm
重量(付属品含む):(約)350g
容量:(約)4L