
ハロウィンの日はキャンプ場が墓地に早変わり…光や音の演出もあって怖い。
秋の一大イベントと言えば「ハロウィン」。特にアメリカでは、子供だけでなく大人も全力で楽しむ風習があります。そしてクリスマス以上にデコレーションに気合いを入れる人が多いとか。そのデコレーションに対する意気込みはキャンプ場でも見ることができるのです。そこで今回は、アメリカのキャンプ場で見かけた本格的なハロウィンデコレーションをレポート。日本でも取り入れられる!? 本場デコレーションのコツもお教えしましょう。
家から持ってきたの!? 夜は怖すぎる本場ハロウィンデコレーション
アメリカの家庭のハロウィンデコレーションがすごいということはご存じの方も多いはず。でもまさかキャンプ場にまでこのデコレーションを運んできているとは! しかも墓地だったり、お化けや気持ち悪い魔女など、どちらかというと怖いデコレーションばかり。夜になると本当に怖い…トイレに行けなくなります(笑)。

夜は目が光り、腕が動き…夜は前を通りたくないほど怖い魔女達。

簡素なデコレーションと思いきや、近づくと不気味な声が…。タープの天井からつり下がっているのは血だらけナイフ!

もはやアミューズメントパーク並にこだわったデコレーションをする人も。
キャンプサイト内の一角が墓地に…この墓地デコレーションは意外と簡単!?
段ボールや発泡スチロール製の墓石を立て、骸骨やミイラを地面に散らばせるだけで立派な演出に。アメリカでは、スーパーマーケットや1ドルショップのような小さなお店にも、この墓石デコレーションが売られています。軽くてかさばらないので、キャンプ場でも大活躍のデコレーション。中には段ボール等で自作している人も。これなら日本でも作れますね。木に引っかけた蜘蛛の巣デコレーションはコットン。日本でもAmazon等で購入できるようです。

ハロウィンの時期はキャンプ場全体が墓地に早変わり!?

墓場アレンジはアメリカの定番デコレーションの一つ。
公園スタッフもキャンパー達もトリックオアトリートを待っていた!
ハロウィン当日にキャンプ場に行くと、周辺のキャンパー達が子供たちのトリックオアトリートを歓迎してくれます。夕方になったら遊びに来るように、わざわざ子供たちを誘いにきてくれる人も。またキャンプ場のスタッフが子供たちにキャンディを配りに来てくれる場所も多いようです。

公園を見回るスタッフ達もキャンディを配ってくれます。
テーブルデコレーションだけでもハロウィン気分が盛り上がる!
もちろんテーブルのデコレーションだけでも十分気分は盛り上がります。家でも飾れる小さなデコレーションならキャンプ場に持ち運ぶのも簡単!紙皿やコップ、紙ナプキンだけをハロウィン仕様にしても一気に雰囲気が出るはずです。

ちょっと大人なスプーキー(不気味)テーブルコーディネート。

子供も喜ぶ、ジャック・オー・ランタンメインのデコレーション。

即席ゴミ袋アレンジ。黒ペンで顔を描くだけでハロウィン風に。
ジャック・オー・ランタン作りはアウトドアで行なうのが最適
日本でも最近手に入れられるようになった、大きなデコレーション用パンプキン。ジャック・オー・ランタン作りは、種を取り出したり、皮をくりぬいたりするので、思った以上に汚れます。だからアウトドアで行なうのがベスト。あらかじめ自分で決めた絵柄を書いた紙をパンプキンに張り付け、ていねいにくりぬいていけば完成。かぼちゃの皮は思ったより柔らかいので子供でも簡単にくりぬけます。

アメリカでは、畑でパンプキンパッチをするのが定番。もちろんお店でも買えます。

最初に頭の部分をくりぬき、中の種を取り除いたら、周りの皮をナイフなどで掘ります。

パンプキンはそのまま置いておいてもOK。掘るのが大変なら、ペンを使って顔を描いても。

中にキャンドルを入れて、夜はライトアップを楽しんで!
アメリカのキャンプ場のハロウィンデコレーション、いかがでしたか? 1年に1度のキャンプ場の楽しみ方。ぜひこの秋はいつもと違ったハロウィンキャンプを楽しんでみてはいかが!?
