最近大人気のレシピ・ホットサンド。パンの中に具を挟み、サクサクに焼いたトーストメニューです。具がサンドされていることによって、ワクワク感も楽しめるのがポイント!
ホットサンドは、通常ホットサンドメーカーを使用します。しかし、今回ご紹介するのは、ホットサンドメーカーを持っていない方でも作れるホットサンドのレシピ。
特別な道具は一切必要ありませんので、ぜひ一度試してみていただければと思います。
スキレット一つで!ホットサンドの作り方
今回は、スキレットを使ってホットサンドを焼きます。スキレットは、鉄製で厚みがあるのが特徴。そのため、パンが焦げにくく、トーストの具合を調整しやすくなります。スキレットをお持ちでない場合は、フライパンにアルミホイルを敷くなどして、焦げにくくする工夫をしましょう。
材料(1人分)
- 食パン…2枚
- ハム…2枚
- バター…ひとかけ
- チーズ…適量
- マヨネーズ…適量
今回は、定番で材料をそろえやすい、ハムチーズのホットサンドを作ります。ハムチーズは、調理に包丁を使用しないので、手軽に作りたいキャンプの朝ごはんにおすすめです。もちろん、お好きな具材を挟んでも大丈夫ですよ。
作り方
1.パンにバターを塗る
まずは、2枚のパンの内側にバターを塗ります。バターが固い状態だと塗りにくいため、時間があれば、バターを室温に戻しましょう。
2.具材をのせる
ハム、チーズの順で具材をのせます。今回は、モッツアレラチーズを使用しましたが、一般的なとろけるチーズを使ってもおいしくできますよ。お好みで、チェダーチーズやクリームチーズを使うのもおすすめです!
このあと、食パンの耳をカットするため、具材は中央寄りに配置するようにしましょう。
チーズの上に、2枚目のハムをのせます。ハムを2枚使うことで、ボリュームがでて、ホットサンドをカットしたときの断面もきれいになります。
ハムの上からマヨネーズをかけます。
3.食パンを重ね、耳をカット
ここからがホットサンド風に仕上げるポイントです。まず、食パンの耳を切り落とします。次に、パンを接着させるために、包丁の背で食パンの四辺を押さえます。写真のように、食パンの内側に四角形を描くイメージです。
これを、ホットサンドの両面に行いましょう。
4.スキレットで焼く
ホットサンドの準備ができたら、中火に熱したスキレットで両面を焼きましょう。ほんのり焦げ目がついてきたら、スキレットから取り出します。
5.半分にカットする
最後に、中央でカットします。断面を見せるようにお皿に盛り付けたら、完成です!サクサクのパンと、とろけるチーズが食欲をそそります。
ひと手間かけることで、少し贅沢な朝食を味わうことができます。コーヒーと組み合わせれば、まるで喫茶店のような優雅なひとときになること間違いありません。
切り落とした耳はラスクに
切り落とした耳は、ラスクにしましょう。食後のおやつになりますよ。
作り方は、とても簡単。トーストした後、そのままスキレットを使って作れます。
材料
- パンの耳…適量
- 砂糖…大さじ1
- バター…ひとかけ
作り方
- スキレットにパンの耳を入れ、軽く焦げ目がつくまで焼く。
- 砂糖、バターを加え、全体になじむまで炒める。
- パンの耳がカリッとしてきたら、器に移し、完成。
バターと砂糖の甘く香ばしい味は、きっとみんなが好きな味です。
ホットサンドの後には、シュガーラスクをおともに、自然の中でほっと一息つくのはいかがでしょうか。子どもはもちろん、どこか懐かしいおやつの登場に、大人まで喜びますよ。
具材のアレンジも楽しんで
今回ご紹介したハムチーズのホットサンドのほかにも、お好きな具材で楽しむことができます。いくつか、おすすめの具材をご紹介します。
・たまご
定番の卵サンド。潰したゆで卵・マヨネーズ・塩を混ぜ合わせ、トーストにサンドしましょう。こどもや年配の方に人気の具材です。
・アボカド&ツナ
スライスしたアボカド、水切りしたツナ缶とマヨネーズを混ぜたものをサンドしたホットサンド。水煮のツナ缶を使えばヘルシーになり、女性に人気の具材です。
・カツサンド
お惣菜のカツサンドとタルタルソースをサンドすれば、男性に好評なホットサンドに。ボリュームがあるため、軽食にももってこいです。
サンド系は、具材のアレンジも楽しみの一つです。ぜひ、ご自分やゲストにぴったりなサンドを模索してみてください。
手軽なホットサンドでキャンプの朝食を贅沢に
キャンプの朝食は、簡単に済ませる方も多いはず。しかし、少しの工夫で、道具なしでも見栄えのする朝食を作ることができますよ。複数の具材を用意して、みんなでわいわい挟むのも盛り上がります!
次回のキャンプの朝食に、ホットサンドメーカーなしで作れるお手軽ホットサンドを取り入れてみてはいかがでしょうか。