ナノテクを駆使した油吸着材「ベルサイユのわた」
キャンプで串揚げやアヒージョなど、油を多く使うメニューのあとに、困るのは残った油の処理ですね。
一見、まるで少女コミックのような見た目の箱ですが、中に入っているのは高性能な油吸着剤です。
キャンプ場周辺の自然環境を汚さない
自然の真っ只中にあるキャンプ場では、炊事場の流しから出た排水の浄化設備が整っていないところも。残り油を「ベルサイユのわた」に吸着させれば、キレイな川や海の水を廃油で汚さずに済みます。
20gの「ベルサイユのわた」で油500mlを吸着
ポリプロピレン製のわた1箱分、約20gで、なんと500mlもの油を吸着できるんだとか。早速、家で天ぷらを揚げるときの油を処理してみましょう。
「ベルサイユのわた」を揚げ油の処理に使ってみた
天ぷら油500mlを吸わせる
フライパンにサラダオイル500mlを入れ、かき揚げを作ったあとの油を吸わせます。
使用済みの揚げ油に「ベルサイユのわた」投入!
投入のタイミングは、油の温度が50℃以下に下がってから。手でわたをほぐしてから入れると、吸着力が上がるとのこと。
約5分後。わたがじわじわと油に馴染んでいきます。
バッチリ吸収!
箸で「ベルサイユのわた」を持ち上げてみると、フライパンの中のほぼ全ての油をキレイに吸収していました。吸収した油がボトボト垂れてくることもありません。
ちぎった「ベルサイユのわた」で、フライパンに少し残った油を拭き取ります。
こぼれた油滴を拭う
ガス台の上に垂れた油滴もスキッと拭き取れるので、このあとの清掃がとてもラクでした。
ポリ袋に入れて処理
油を吸った「ベルサイユのわた」は、燃えるゴミとして処理できます。なお、捨てるときは、お住まいの自治体の分別ルールに従ってください。
キャンプで「ベルサイユのわた」を使ってみた
油の始末に困るアヒージョ…
次に、実際にキャンプに持って行って、使い勝手を検証してみました。
簡単に作れて美味しいキャンプメニュー、アヒージョですが、具を食べたあとのオリーブオイルの処理に困ることも。
パンに染み込ませても限界がある
具から出たエキス分とスパイスで味がついたオイルは、パンに染み込ませて食べるようにしています。
残ったオイルの量が多いと、全部食べ切れないこともしばしば。
ここでヒロインの「ベルサイユのわた」登場
こんなときは、「ベルサイユのわた」が役に立ちます。早速使ってみましょう。
「ベルサイユのわた」を適量ちぎる
残り油の量を見計らい、「ベルサイユのわた」を適当にちぎります。
残った油に「ベルサイユのわた」投入!
ちぎったわたを軽くほぐしてから、スキレット全体をこするようにして、オイルを吸わせます。
おみごと、吸い切りました!
スキレットに残ったオイル全てを吸着しました。
「ベルサイユのわた」は、油分だけを吸着し、水分は弾きます。使用したスキレットは、シーズニングを重ねた鉄製。サッと水で洗って残った水分や塩分を取り除き、軽く炙って再びオイルアップすれば片付け完了です。
ついでにカトラリーもフキフキ
スプーンに残った油分も汚れと一緒に拭き取りました。こうしておけば、洗い物の手間も減らせますし、キャンプ場の流しに余計な油分を流さずに済みます。
便利に使えて、機能性も抜群な「ベルサイユのわた」
「ベルサイユのわた」は、製造元のエム・テックス開発の超極細繊維「マジックファイバー」製。ナノファイバーならではの細かい空間構造や、広い表面積により、大量の油を吸着します。
家庭用の調理油の他に、DIY向けの機械油などの処理にも使えます。
灯油やランプ用オイルの処理に
冬キャンプの暖房の定番となった石油ストーブ、給油や運搬時に灯油が漏れたときの備えに。
オイルランプのケースと一緒に入れておけば、垂れたオイルをサッと拭き取れます。
これからの油処理は「ベルサイユのわた」にお任せあれ!
「ベルサイユのわた」は、キャンプ中に案外多い、油を使うシーンの片付けに最適です。調理後に、暖房器具や照明の燃料処理に、そしてBBQで飛び散った油滴の清掃に。
便利に使える「ベルサイユのわた」を、いつものギアケースに入れておきませんか?
「ベルサイユのわた」商品情報
http://magic-fiber.jp/verwata/