山ごはんのおともとして絶大な人気を誇る、マルタイ『棒ラーメン』。今回はマルタイ推しの料理家、蓮池陽子さんがアレンジレシピをご紹介。「かさばらないうえ、軽くて持ち運びに便利。お湯に入れればすぐに柔らかくなるので、小さなクッカーでも折らずに作れるのもポイント高し。アレンジも無限大なので、好みの具材と合わせていろいろ試してみるといいですよ!」
1 アサリとあおさラーメン
アサリは缶詰でもOK。野菜はフリーズドライにすれば、さらに携行が楽。山にはない磯の香りが、なんとも贅沢気分を味わえる。
材料
棒ラーメン…1束
付属の粉末スープ…1/2袋
付属の調味油…1袋
アサリ(砂抜き済)…100〜120g
塩、醤油…適量
あおさ…少々
青ネギ(小口切り)…適量
作り方
1.メスティンに水洗いしたアサリと水450mlを入れて火にかける。
2.アサリの口が開いたら、粉末スープを半分入れて麺を加える。
3.好みの硬さになったら付属の調味油を加え、塩、醤油で味を調える。あおさと青ネギを加えて完成。
2 台湾和え麺
ガッツリ食べ応えのあるひと皿。付属の調味油を絡ませることで、汁なしでもするりと食べやすい。カツオの風味で和風仕立てに。
材料
棒ラーメン…1束
付属の調味油…1袋
豚ひき肉…100g
ニラ、青ネギ…適量
カツオ削り節粉末…適量
刻み海苔…適量
卵黄…1個分
A 肉の下味とタレの調味料
・オイスターソース…大さじ1/2
・醤油…大さじ1/2
・付属の粉末スープ…少々
・砂糖…小さじ1
・ごま油…大さじ1/2
・ラー油…お好みで
作り方
1.Aの調味料は合わせておく。豚ひき肉をジッパー付き保存袋に入れ、合わせた調味料の大さじ1を入れてよくもみ込んでおく。ニラは1〜2cm幅で刻む、青ネギは小口切りにする。
2.フライパンに豚肉を入れて火にかける。そぼろ状になるよう常に混ぜながら加熱し火を止める。
3.沸騰した湯に麺を入れ、お好みの硬さに茹で水気を切り、調味油を絡ませる。
4.器に麺、ひき肉、刻んだ野菜、カツオ削り節粉末、刻み海苔を飾り、肉の上に黄身をのせる。Aのタレを適量かけ、よく混ぜて食べる。
3 えび入りすだち冷麺
すっきり食べやすく、登山でひと汗かいた後にはサイコー。すだちはたっぷり入れたほうが食欲増進。温かくしてもまた違った味わい。
材料
棒ラーメン…1束
A
・水…150ml
・付属の粉末スープ…小さじ1/2
・ナンプラー…小さじ1/2
・塩…少々
ゆでエビ…3〜5尾
スダチ…1個
青唐辛子(小口切り)…お好みで
作り方
1.器にAの材料とエビを入れクーラーボックスなどで冷やしておく。
2.鍋に湯を沸かし、麺を約4分茹で、水にさらしてよく洗い、水気をしっかり絞る。
3.スダチ2/3個分を輪切りにし、残りの絞り汁は1に入れる。
4.器に2を入れる。エビをのせ1のスープをかける。小口の青唐辛子、輪切りのスダチを盛り付ける。途中の味
変でブラックペッパーを入れても美味しい。
私がアレンジしました!
蓮池陽子さん
料理家であり、フードコーディネーター。採集から料理まで行なう、山菜きのこワークショップがライフワーク。
●協力/株式会社マルタイ
(BE-PAL 2022年11月号より)