キャンプで手作りおやつはハードルが高いと思っていませんか。ほっこり甘いスイートポテトは、キャンプでも意外と簡単にできる魅力的なスイーツ。
そこで今回は、焚き火を使って作るスイートポテトの作り方をご紹介します。手軽なので、ぜひお子さんと一緒に作ってみてくださいね。
ちなみに、焚き火で作るスイートポテトはダッチオーブンを使うのがおすすめです。ダッチオーブンは、蓋の上に炭をのせれば上からも火が入り、その名の通りオーブン機能として使える優れもの。
焚き火を使うので、スイートポテトを作り始める約30分〜1時間前に焚き火を作っておいてください。
自分で起こした火でお料理するのは、ワクワクしますよ。
材料(スイートポテト約6個分)
- さつまいも 1〜2本 400g(皮をむき正味350g)
- 砂糖 30g
- バター 20g
- 牛乳大さじ 1〜2
- 水 100g
- 塩 ひとつまみ
- 卵黄(つや出し用) 1/2個
- アルミカップ
今回使った道具
- ダッチオーブン
- 底上げ用ネット
底上げネットがない場合は、アルミホイルを敷いて代用しましょう。
そうすることで焦げ付き防止になります。
スイートポテトの作り方
1.さつまいもを茹でる
さつまいもの皮を剥き、火が通りやすいサイズにカット。
5分程度水にさらしたら、少量の水とともに鍋に入れます。
2.鍋を火にかける
焚き火が赤い炎になっている状態で、鍋を火にかけます。強火で炎がメラメラしていても大丈夫です。
時々蓋を開けて確認し、水が干上がっていないかチェックします。
さつまいもに竹串が通るくらい柔らかくなったら、火からおろします。
3.スイートポテトのタネを作る
柔らかくなったさつまいもをジップロックに入れ、砂糖、バター、塩を入れ、よく混ぜます。
この時、さつまいもが熱くなっているので火傷しないよう気をつけてくださいね。我が家では、子どもたちが夢中になってギュウギュウ押してくれました。
しっかり混ざったら、牛乳を少しずつ入れていきます。
目安は、さつまいもが粘土のように形が作れるくらいの硬さ。さつまいもによっては水分が多いものもあるので、牛乳の加えすぎには注意しましょう。
4.成形する
ダッチオーブンに底上げネットを入れ、アルミカップを敷きます。
そこに、6等分したスイートポテトのタネを好きな形に成形して置きます。
そして、表面に卵黄を塗ります。
5.火にかける
炎が上がっていない熾火の状態になっている焚き火の上に鍋を置きます。
その後、たっぷりの炭をダッチオーブンの蓋の上にのせ、約15分待てば完成です。
蓋の上に炭をのせることで上からも火が入り、こんがりとしたつやつやに輝くスイートポテトが焼き上がります。焦げないように、時々蓋を開けて確認するといいでしょう。
炭の量が少なくて熱量が足りないと、なかなか焼き色がつきません。
焚き火を起こす段階で、通常より多めの薪を入れて熾火をたくさんキープしておくのがおすすめですよ。
のせる炭の量は、上の写真くらい山盛りにのせると上手くいきます。
アウトドアでスイーツクッキングを楽しもう!
今回は、少ない材料で簡単にできるスイートポテトの作り方をご紹介しました。
「キャンプでご飯は作るけど、スイーツまで手が回らない」という時は、デイキャンプでスイーツ作りを楽しんでみるのも一つの手。
親子で一緒に料理すれば、素敵な思い出になりそうですね。