古きよき昭和の味わいが楽しめ、地域に愛される「町中華」。読者の皆さんの町にも、そんな中華料理屋さんが1つや2つあるのではないでしょうか。
シンプルながらも奥深く、こってりボリューミー。そんな町中華の味わいは、じつはキャンプめしにもピッタリなんです。
しかし、たくさん調味料が必要だったり、調理手順が複雑だったり……と、その味わいをアウトドアシーンで再現するのは難しいもの。
そこで今回は、エスビー食品から発売されているシーズニングミックスを使用して作る、町中華ならぬ「キャンプ中華」のレシピをご紹介します。
町中華シーズニング「やみつき旨ニラ」
今回使用するのは、町中華シーズニング「やみつき旨ニラ」。こちらは東京谷中にある中華料理店「一寸亭」監修の調味料。
じつはメイン料理ではなく、通のみぞ知る「裏おつまみメニュー」を再現できるという一品で、豚のうま味に、しょうゆ、赤唐辛子などが配合されています。
商品自体がポケットに入るくらいにコンパクトで携帯しやすく、またおつまみ用ということもあり、これだけでしっかり味付けができます。
という訳で、今回はこちらの町中華シーズニング「やみつき旨ニラ」で、キャンプめしにもピッタリの「キャンプ中華の野菜炒め」を作ります。
町中華シーズニング「やみつき旨ニラ」で作る「キャンプ中華の野菜炒め」のレシピ
キャンプ中華の野菜炒めの材料(2人分)
- ウインナー 150g
- キャベツ 150g
- にんじん 1/2本(約70g)
- ピーマン 2個
- エスビー町中華シーズニング「やみつき旨ニラ」 1袋
- ごま油 大さじ1
- 塩コショウ 少々
ウインナーの塩気を利用して、調味料はほぼ「やみつき旨ニラ」のみ。キャンプにも利用しやすい野菜を使って、ボリュームたっぷりに仕上げます。
では、作り方をご紹介します!
キャンプ中華の野菜炒めの作り方
キャベツはざく切りにしましょう。少し大きめに切っておくと、炒めてもみずみずしい食感をキープできます。
ピーマンはヘタを取り乱切りにしましょう。こちらは火を通しても形が残りやすいので、キャベツより小さめに切っておきましょう。
ちなみに、種とワタには血液サラサラ成分が含まれているので、ぜひ調理に利用してください。
にんじんは短冊切りにしましょう。こちらは他に比べ、やや火が通りにくいので薄めに切っておきます。
ウインナーは斜め半分に切りましょう。塩気と油を、そのまま野菜炒めの風味に利用します。
今回はやや小さめのものを使用しているので、お使いの商品によって切るサイズは調節してくださいね。
材料を切り終えたらフライパンにごま油を熱し、キャベツ、ピーマン、にんじんを加えて、強めの中火で混ぜ炒めましょう。
やや強めの火力で手早く炒めることで、野菜の食感を残したまま仕上げることができます。
2~3分混ぜ炒めて全体に油がなじんだら、ウインナーを加えて混ぜ炒めましょう。1~2分ほど炒めるとウインナーから油が出てくるので……
ここでシーズニングミックス「やみつき旨ニラ」を加えましょう。粉末になっているので、野菜の水分とウインナーの油になじませるイメージで炒め合わせます。
最後に塩コショウで味を調えて完成。アッという間にボリュームたっぷりに仕上がりました!
食べてみると、町中華っぽい「やみつき旨ニラ」の豚のうま味とにんにくの風味が野菜のシャキシャキ食感に絡んで、こってりながらも奥深い味わい。
ウインナーの塩気と食感がどこか懐かしく、まるで会ったこともない町中華のご主人の顔が浮かんでくるようです。
程よいピリ辛で食べやすいので、キャンプめしにはもちろん、お子様のお弁当のおかずにもおすすめの一品。
また、今回は材料を切ってから炒めていますが、カット野菜を利用すれば調理時間は5分ほど。簡単にボリューミーなキャンプめしを楽しむことができます。
という訳で、シーズニングミックスを使って作る「町中華」ならぬ「キャンプ中華」の野菜炒め、ぜひお試しください!